コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

DNA修復 ディーエヌエーしゅうふくDNA repair

世界大百科事典 第2版の解説

ディーエヌエーしゅうふく【DNA修復 DNA repair】

遺伝情報を担う物質であるDNAが,その機能を正しく遂行するためには,DNA分子内に納められている情報が誤りなく維持され,正確に複製されなければならない。しかし,生物をとりまく環境中にはDNAの構造損傷を与えるような物理的,化学的因子が数多く存在している(突然変異や癌を引き起こす物質の多くがこれに含まれる)。これらの因子により引き起こされるDNAの異常な構造としては,塩基修飾(アルキル化剤放射線などによる),DNA鎖の切断(紫外線X線などによる),DNA鎖間の架橋形成(マイトマイシンCなどによる)などがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

デジタル大辞泉の解説

ディーエヌエー‐しゅうふく〔‐シウフク〕【DNA修復】

DNAに生じた損傷や異常な部分を修復すること。放射線紫外線活性酸素などによる損傷や、DNA複製の過程で生じた誤りを、特定の酵素が認識して修復したり、除去して再合成したりする機構が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

DNA修復の関連キーワードリンダール(Tomas Lindahl)がん発生のメカニズムDNAポリメラーゼDNA修復酵素フォトリアーゼ色素性乾皮症ワイグル効果サンジャールサンジャルゲノム編集ユビキチンモドリッチリンダール光回復酵素老化現象光回復胃癌

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

DNA修復の関連情報