コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

DNA修復 ディーエヌエーしゅうふく DNA repair

2件 の用語解説(DNA修復の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ディーエヌエーしゅうふく【DNA修復 DNA repair】

遺伝情報を担う物質であるDNAが,その機能を正しく遂行するためには,DNA分子内に納められている情報が誤りなく維持され,正確に複製されなければならない。しかし,生物をとりまく環境中にはDNAの構造に損傷を与えるような物理的,化学的因子が数多く存在している(突然変異や癌を引き起こす物質の多くがこれに含まれる)。これらの因子により引き起こされるDNAの異常な構造としては,塩基の修飾(アルキル化剤放射線などによる),DNA鎖の切断(紫外線,X線などによる),DNA鎖間の架橋形成(マイトマイシンCなどによる)などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

デジタル大辞泉の解説

ディーエヌエー‐しゅうふく〔‐シウフク〕【DNA修復】

DNAに生じた損傷や異常な部分を修復すること。放射線紫外線活性酸素などによる損傷や、DNA複製の過程で生じた誤りを、特定の酵素が認識して修復したり、除去して再合成したりする機構が知られる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

DNA修復の関連キーワードRNA遺伝遺伝情報形質転換コドン伝令RNAリボ核酸逆転写酵素遺伝子暗号説DNAとRNA

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

DNA修復の関連情報