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PND PND/ぴーえぬでぃーPersonal Navigation Device

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知恵蔵の解説

PND

画面に現在位置と周囲の地図を表示し、目的地を入力すると最適な経路を提示する機能を持つなど、移動を助ける携帯型の情報機器。車体位置の測定にはGPSを使用するのが基本だが、別途重力センサー等を内蔵して情報を補正する機能を持つ製品もある。カーナビゲーション機器、いわゆる「カーナビ」の簡易タイプと位置付けられている。車体側にセンサーの取り付けや配線を行う必要がないなど設置が容易で、据え置き型ではないため1台のPNDを複数の自動車で利用できる。情報表示用の液晶画面のサイズが小さく、地図情報はフラッシュメモリーやメモリーカードに記憶するため本体はコンパクトで、オートバイ自転車でも利用可能な製品もある。国内では2005年ごろから製品が販売されるようになり、06年末以降に国内のカーナビメーカー各社がPNDを発売して認知が進んだ。詳細な道路地図情報を持たず、車体の情報を利用した現在位置の正確な補正もできないが、コストパフォーマンスが高いため市場は拡大している。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

PND

PSなどを利用した、小型なナビゲーション機器のこと。正式な定義があるわけではないが、カーナビに比べ小さく、片手で持てる程度のもののことを指す場合が多い。
従来のカーナビは、GPSの精度を高めるために外部アンテナを利用していた他、地図データをCDやDVDから読み込むことが多かったため、ボディが大型にならざるを得なかった。だが、高性能半導体を使い、演算によって位置測位精度を補正することが可能になったこと、そして、大容量のフラッシュメモリーの採用により、CDやDVD、ハードディスクを使わなくても大容量の地図データを保持しておくことが可能になったことから、手の平大の機器でも、精度の高いナビゲーションが可能となった。
小さくなったため、車から取り外し、持ち歩きながら使えるようになったことから、「カーナビ」でなく、「パーソナル・ナビゲーション・デバイス」と呼ばれるようになった。とはいえ、この名称は主に海外市場で使われているもので、日本では「ポータブル・カーナビ」などと呼ばれることも多い。
車の中以外でも使えること、取り付け・取り外しが簡単なことがメリットだが、その小ささゆえ、地図の表示画面は4インチから5インチ程度と小さめ自動車運転中のナビゲーションは、音声を中心としたものと考えた方が良い。また、精度が上がっているとはいえ、外部アンテナを使うナビゲーション・システムに比べると、誤差は大きくなる傾向にある。

(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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