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Winny うぃにー

3件 の用語解説(Winnyの意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

Winny

ファイル交換ソフトウェアのひとつ。個人によって開発され、2002年に第1バージョンが公開、2003年に第2バージョンが公開された。中央サーバーを介さずにデータを交換するP2P(人対人)タイプの交換ソフトウェアである。高い匿名性と、交換できるデータの豊富さから、利用者は爆発的に増加した。しかし、著作権に違反した悪質なファイル交換がWinnyを利用して大量に行なわれているという実情が次第に明らかになり、2004年、利用者2人が逮捕され、続いて、Winnyの作者も著作権侵害をほう助した疑いで逮捕された。ファイル交換ソフトウェアの開発者が逮捕されたというのは世界でも珍しい事例である。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵2015の解説

Winny

2002年に公開された国産のファイル交換ソフト。完全にP2P化されており、ファイル転送は所有者と受信者で直接、もしくは複数利用者のパソコンを経由してバケツリレー式に行う。経由地となったパソコンにコピーを置くことで、他者が同じファイルを受信する際には、経由するパソコン数が減る。匿名性が高く、元ファイルの提供者を見つけにくいこともあり、デジタル・コンテンツ不正コピーに悪用されるようになった。03年、映画などのファイルを公開していた利用者の逮捕に続き、04年には開発者も著作権法違反幇助(ほうじょ)容疑で逮捕(06年に有罪判決。開発者は控訴)された。しかしウィニー自体の利用は禁止されておらず、現在も利用者は多い。なお、03年にはウィニーの動作しているパソコンを標的にしたコンピューターウイルス「アンティニー」が作られ、ウイルスの機能によって、感染したパソコンから意図しないファイルが勝手にウィニーで公開されてしまうようになった。警察等の内部情報がウィニーで流出した事件の大半は、利用者の対策不足によるこうしたウイルスへの感染が原因である。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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パソコンで困ったときに開く本の解説

Winny

ピア・ツー・ピアを利用した国産のファイル交換ソフトです。これを利用して映像や音楽などを不法に交換する人があとを絶たず、実際にデータを不法に公開した人物が何人も逮捕されています。また、Winnyを標的にしたウイルスが作られており、利用者が指定していないファイルを勝手にネット上に公開してしまって情報が漏洩する事件も多く発生しています。
⇨ピア・ツー・ピア、ファイル交換ソフト

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本
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