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kobo touch こぼ たっち kobo touch

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知恵蔵2015の解説

kobo touch

楽天傘下のカナダKobo社が提供する電子書籍端末2012年7月19日に楽天から国内販売が開始された。電子ペーパーを採用した16諧調グレースケールのタッチ式6インチディスプレイは、眼に優しく、約1カ月連続駆動が可能な省電力性も備えている。他にも、microSDカードの利用ができる。モノクロではあるものの、Wi-Fi経由でインターネットの利用ができる。以上のような特徴を持つが、同様の機能を持つSony Reader等が1万円以上であるのに対し、7980円という低価格も大きな魅力の一つとなっている。
kobo touchを購入したユーザーは、別途、設定用のソフトインストールしたパソコンを用意して、パソコンにkobo touchを接続し、アクティベーション(端末認証)を行わなければならない。アクティベーションが完了しないとkobo touchの利用ができないのだが、発売当日、設定用のソフトに不具合があり、2000~3000人ものユーザーがアクティベーションできないというトラブルが発生した。さらに、無事アクティベーションができたユーザーも、サーバーの混雑によってコンテンツが利用できないというトラブルが重なり、販売サイトは炎上、ユーザーレビューは最低評価ばかりといった、苦々しいスタートとなった。
楽天三木谷社長は、この問題に対し陳謝するとともに、ソフトの再配布や、サーバーやサポートセンターのスタッフを増強するなどの対応を行い、「問題は48時間以内に解決した」「端末に欠陥はないと」などと述べたが、三木谷社長の独断で、最低評価ばかりのレビュー欄を削除したことが、一部ユーザーのさらなる怒りを買うことになった。
しかし、楽天は、随時日本語書籍を増やし、8月27日には、初期設定でパソコンが不要な簡単設定を導入するなど、引き続き改善、改良を行っており、発売から1カ月で、販売台数も10万台を突破した。なお、2012年は、世界で最も売れている電子書籍リーダーAmazon社のkindleが国内販売の予定となっており、日本における今後の電子書籍の普及と、各社のシェア争いが見ものである。

(横田一輝  ICTディレクター / 2012年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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知恵蔵miniの解説

kobo touch

楽天が子会社のカナダKobo社を通じて提供する、日本市場向けの電子書籍端末。価格は7980円。最大約1000冊の保存が可能で、1回の充電で最長1カ月使用できる。2012年7月19日より、端末の販売と「Kobo イーブックストア」でのコンテンツ配信を開始。コンテンツは小説、エッセイビジネス書、コミックなど幅広く、日本語で約3万冊、外国語も含めると240万冊超が用意されており、順次拡充される。

(2012-07-03)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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