デジタル大辞泉 「さよなら」の意味・読み・例文・類語 さよ‐なら 《「さようなら」の音変化》[名](スル)1 別れること。「独身生活にさよならする」2 (多く複合語の形で用いて)㋐野球で、後攻のチームが最終回に勝ち越しの得点をあげ、スリーアウトを待たずに試合を終わりにすること。「サヨナラ」と書くことが多い。「延長12回、サヨナラで決着がつく」「サヨナラ勝ち」「サヨナラヒット」㋑それで物事を終わりにすること。それが最後であること。「さよなら公演」「さよならセール」[感]別れのあいさつに用いる語。「さよなら、ごきげんよう」[接]それなら。「―百両の内二十両引きまはしてお渡し申しますさかい」〈滑・膝栗毛・八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「さよなら」の意味・読み・例文・類語 さよなら ( 「さようなら」の変化した語 )[ 1 ] 〘 接続詞 〙 それなら。[初出の実例]「サヨナラたべおきに仕りましょ。コレかかぁどの〈略〉おてうちんを」(出典:洒落本・南江駅話(1770))[ 2 ] 〘 感動詞 〙 別れの挨拶(あいさつ)に用いる語。[初出の実例]「サヨナラ御機嫌よふ」(出典:洒落本・南江駅話(1770))[ 3 ] 〘 名詞 〙① おわかれ。[初出の実例]「では、また、あしたの朝…〈略〉さよならを云ひに、起きていらっしゃい」(出典:チロルの秋(1924)〈岸田国士〉)「先生、もうさよならします。どうぞ御泣きにならないで」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)② ( 多く、他の語と複合して用いる ) ものごとがそれで終わりになること。「さよなら公演」③ 野球で、後攻チームが最終回に勝ち越しの得点をあげ、スリーアウトを待たずに試合を終了させること。[初出の実例]「彼は、さよならホームランに対して釈然としないのだ」(出典:黒いペナント(1959)〈有馬頼義〉剣豪作家の場合) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「さよなら」の解説 サヨナラ 1957年製作のアメリカ映画。原題《Sayonara》。監督:ジョシュア・ローガン、出演:マーロン・ブランド、高美以子、ナンシー梅木、レッド・バトンズほか。第30回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同助演男優賞(レッド・バトンズ)、助演女優賞(ナンシー梅木)、美術賞、音響賞受賞。 さよなら〔曲名:西野カナ〕 日本のポピュラー音楽。歌は女性歌手、西野カナ。2013年発売。作詞:Kana Nishino、SAEKI youthK、作曲:SAEKI youthK。NHKで放送のドラマ「ガラスの家」の主題歌。 さよなら〔曲名:オフコース〕 日本のポピュラー音楽。歌は日本のバンド、オフコース。1979年発売。作詞・作曲:小田和正。同バンドの代表作。 さよなら〔曲名:斉藤由貴〕 日本のポピュラー音楽。歌と作詞は歌手で女優の斉藤由貴。1987年発売。作曲:原由子。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報