会社、学校その他公共的施設、あるいは住宅における客を面接する目的の椅子(いす)座式の部屋。会社、学校その他公共的施設においては主として幹部が用務で客と対応するときに用いる部屋で、15~30平方メートル程度の部屋に椅子、テーブルを備え、絵画などで飾られることが多い。
住宅では明治末期から設けられるようになり、第二次世界大戦までは中・上流の主として都市住宅につくられたが、戦後は広い家をつくる余裕がなくなり、また家族生活を第一に考えるようになったためにあまりつくられなくなっている。
住宅における応接室は応接間(ま)とよばれることも多く、通常、客の便利のため玄関に近く配されている。明治時代に公的な生活に洋服が取り入れられ、公的な生活にかかわる来客が洋服を着用していたことが多かったこともあって、椅子座式の応接室が設けられるようになった。また、洋風の部屋をつくることや、和風の部屋でもじゅうたんを敷き、椅子やテーブルを備えることが身分の象徴と考えられたことから、和風の住宅にも応接室を設ける風潮が盛んであった。身分の象徴としての意味からマントルピースを設け、豪華なシャンデリアで飾り、家具には装飾の多いものが好まれている。
[平井 聖]
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...