推理作家。埼玉県出身。青山学院大学英米文学科卒業。1969年(昭和44)大ホテル内での密室殺人を扱った『高層の死角』で江戸川乱歩賞を受賞して推理文壇にデビュー。1972年には『腐蝕(ふしょく)の構造』で日本推理作家協会賞を受賞、新本格派の代表的な作家と目される。ほかに『人間の証明』(1975)に始まる三部作や、関東軍細菌戦部隊の恐怖を描くノン・フィクション・ドキュメント『悪魔の飽食』(1981)などがある。また歴史大作『忠臣蔵(ちゅうしんぐら)』(1986)なども発表し、時代小説の分野でも活躍した。
[厚木 淳]
『『森村誠一自選傑作短篇集』(1976・読売新聞社)』▽『『高層の死角』(角川文庫・講談社文庫)』
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新