デジタル大辞泉
「画工」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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え‐だくみヱ‥【画工】
- 〘 名詞 〙
- ① 令制における画工司(えだくみのつかさ)。また、それに属する技術者。
- [初出の実例]「又画工及主計主税笇師雅楽諸師如レ此之類、准二官判任一」(出典:続日本紀‐大宝元年(701)七月戊戌)
- ② 絵かき。絵師。画家。
- [初出の実例]「恋と云はじそのまぼろしのあまき夢詩人もありき画だくみもありき」(出典:みだれ髪(1901)〈与謝野晶子〉春思)
が‐こうグヮ‥【画工】
- 〘 名詞 〙 絵をかく人。絵かき。えだくみ。
- [初出の実例]「画工者戦場之要須也」(出典:貴嶺問答(1185‐90頃))
- [その他の文献]〔杜甫‐丹青引贈曹将軍覇詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「画工」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の画工の言及
【文人画】より
… この文人画の起源について,単に文人の画という意味で,古く六朝時代の顧愷之(こがいし)や宗炳(そうへい)にまでさかのぼる意見があるが,文人が職業画家との違いをはっきり意識し,独自の芸術を展開したのは北宋以後のことである。蘇軾(そしよく)(東坡)が職業画家を画工と呼び,これと区別して士人画という言葉を用いたように,まず北宋後期の蘇軾の周辺に文人画の動きが現れた。蘇軾は先輩の文同の墨竹を高く称揚し,みずからも簡略な枯木竹石を描いた。…
※「画工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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