雄型(読み)おがた(英語表記)cast

翻訳|cast

精選版 日本国語大辞典 「雄型」の意味・読み・例文・類語

お‐がた を‥【雄型】

〘名〙 ものを作るのに用いる凸出(とっしゅつ)した型。単独では浮彫などに用いるが、普通は凹入(おうにゅう)した雌型(めがた)と合わせて使う。⇔雌型

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雄型」の意味・わかりやすい解説

雄型
おがた
cast

ものを作るときに用いる凸形の型。古生物学では,化石の印象のなかで,古生物遺物の形態的凹凸と型の凹凸とが一致するものをいう。体部に厚さのある貝殻のようなときには,外側を印象した型と,内側を印象した型とがあり,前者を外形雄型,後者を内形雄型という。雌型対語。化石の実物と同じ模型石膏でつくった場合,石膏雄型と称する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

岩石学辞典 「雄型」の解説

雄型

内型ともいう.→キャスト

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android