青海苔(読み)アオノリ

デジタル大辞泉 「青海苔」の意味・読み・例文・類語

あお‐のり〔あを‐〕【青海苔】

アオサ科の緑藻スジアオノリ・ヒラアオノリ・ボウアオノリなどの総称海岸や河口付近の岩などに生える。食用 春》「―や石の窪みのわすれ汐/几董
1を乾燥させたもの。ふりかけや薬味に用いる。
[類語]緑藻緑藻植物紅藻紅藻植物褐藻青味泥あおみどろ海苔布海苔馬尾藻ほんだわら鹿尾菜ひじき水雲もずく若布昆布荒布毬藻

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精選版 日本国語大辞典 「青海苔」の意味・読み・例文・類語

あお‐のり あを‥【青海苔】

[1] 〘名〙 緑藻類アオサ科アオノリ属の海藻の総称。各地の浅海や川口付近の岩石に着生する。主にボウアオノリ、スジアオノリ、ヒラアオノリ、ウスバアオノリなどが含まれる。黄緑色か鮮緑色で、管状または扁平。食用とするほか、ふすま紙などにすき入れる。あおば。苔菜緑苔(りょくたい)。《季・春》〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
[2] 狂言曲名。「天正狂言本」所収。現在の「薩摩守」の原形

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動植物名よみかた辞典 普及版 「青海苔」の解説

青海苔 (アオノリ)

植物。アオサ科アオノリ属の海藻の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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