馬尾藻(読み)ホンダワラ

デジタル大辞泉 「馬尾藻」の意味・読み・例文・類語

ほん‐だわら〔‐だはら〕【馬藻/神藻】

ホンダワラ科の褐藻。浅海底の岩に繁茂する。よく分枝し、長い葉をもち、米俵形の気胞を多くつける。食用、肥料用、また乾燥させて正月飾り物にする。太平洋岸および新潟以南に分布。類似種が多い。ほだわら。 新年》「―黒髪のごと飾り終る/青邨
[類語]緑藻緑藻植物紅藻紅藻植物褐藻青味泥あおみどろ青海苔海苔布海苔鹿尾菜ひじき水雲もずく若布昆布荒布毬藻

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精選版 日本国語大辞典 「馬尾藻」の意味・読み・例文・類語

ばび‐そう‥サウ【馬尾藻】

  1. 〘 名詞 〙 海藻ほんだわら」の異名。〔薬品手引草(1778)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「馬尾藻」の解説

馬尾藻 (ホンダワラ・バビソウ;ホダハラ)

学名Sargassum fulvellum
植物。ホンダワラ科の褐藻,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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