あお‐じく(あをヂク)【青軸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 梅の一品種。若枝および萼(がく)が緑色。花は一重または八重で、純白。あおじくばい。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
あお‐てる(あを‥)【青照】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 演劇で、怪談物や、滝などの場面を青白く見せるために燃やす薬品。また、その青白い火。幽霊火。
あお‐とうがらし(あをタウがらし)【青唐辛子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夏のころの、まだ熟していない、青い色のトウガラシの実。煮て食用にする。《 季語・夏 》[初出の実例]「木枕にて青唐辛子(アヲタウガラ…
あお‐に(あを‥)【青煮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ゼンマイ、ワラビなど、野菜の青みを失わないように、煮たり、ゆでたりすること。また、そのようにした野菜。
あお‐はぶ(あを‥)【青波布】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 クサリヘビ科で樹上棲のハブ数種の総称。毒ヘビ。体長約五〇~一〇〇センチメートル。鮮緑色または黄緑色で、頭は三角形で大きく、上あご…
あお‐びかり(あを‥)【青光】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 青色を帯びた光。青色の光沢。また、青く光ること。[初出の実例]「ツキモ ムシンナ モノ ヂャガ、タレカ auo(アヲ) ficariuo(ヒカリヲ) …
あお‐へど(あを‥)【青反吐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 苦しんで吐く、なまなましいへど。激しく吐き散らしたへど。[初出の実例]「『船に乗りては、〈略〉』と、あをへどをつきての給ふ」(出典…
あお‐ぼし(あを‥)【青星】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 冬空に最も強い青白光を放つことから ) 大犬座の主星シリウスのこと。《 季語・冬 》
あお‐みず(あをみづ)【青瑞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イラクサ科の一年草。各地の原野の湿った所に生える。高さ四〇センチメートル内外。茎は液質で緑色。葉は長い葉柄があって対生し、長さ三…
あお‐ゆ(あを‥)【青柚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 まだ黄色に熟さないで、果皮が青い柚(ゆず)の実。皮を薄く切って吸い物などに用い、また、おろして香味とする。あおゆず。《 季語・夏 》…
あおん‐ぞう(あをんザウ)【青蔵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あおぞう(青蔵)」の変化した語 ) 青い顔をした者をいやしめていうことば。「ぞう」は、若蔵など、擬人名化したもの。青びょうたん…
さい‐せい【催青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 孵化の近い、青みのおびた蚕卵の発育をそろえるために、人工的に一定の適当な環境下におくこと。温度、湿度、光線などを与えて蚕卵を保護…
さ‐お(‥を)【さ青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「さ」は接頭語。「お」は「あお(青)」の変化した語 ) 青いこと。また、白さがまさってうす青く見えること。また、そのさま…
しょう‐え(シャウ‥)【青衣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょう」「え」はそれぞれ「青」「衣」の呉音 )① 青い色の衣服。せいい。[初出の実例]「一人の人青衣(しゃうえ)を着し、麗しく花を飾…
しろ‐あお(‥あを)【白青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しらあお(白青)[初出の実例]「しろあをの狩衣に黒糸威の鎧きて」(出典:松井本保元(1220頃か)上)
しょう‐れん(シャウ‥)【青蓮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「しょうれんげ(青蓮華)」の略。[初出の実例]「白棺閉レ神暮、青蓮開レ眼期」(出典:玉造小町子壮衰書(10C後))「眼晴青蓮あざやか…
せい‐き【青祇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「青」は春、「祇」は神の意 ) 春をつかさどる神。[初出の実例]「木徳施レ和、青祇之仁東作」(出典:本朝文粋(1060頃)三・詳春秋〈大…
せい‐さ【青瑣】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 塀(へい)や車の腰箱、倚子(いし)、経机などの格狭間(こうざま)の内の盲連子に緑青(ろくしょう)を塗ったもの。〔二十巻本和名抄(93…
せい‐せん【青銭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 青銅の銭。あおせん。[初出の実例]「青銭は即ち鍮金銭のことなるべし」(出典:随筆・昆陽漫録(1763)五)[その他の文献]〔杜甫‐北鄰詩〕…
せい‐せん【青氈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 青色の毛氈。転じて、その家の宝物の意。[初出の実例]「特以二青氊一委二付令弟房州道合居士一」(出典:空華日用工夫略集‐永和二年(1376…
せいどう‐か(‥クヮ)【青銅貨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「せいどうかへい(青銅貨幣)」の略。[初出の実例]「多く小銭を要するものなれば常に白銅青銅貨程よく取交せ貯へ置かざる可らず」(出典…
せい‐さん【青衫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 青色の単衣(ひとえぎぬ)。比較的低い地位の官人が着るもの。[初出の実例]「青衫刺史意殷勤、停二棹湖頭一問二故人一」(出典:菅家文草(9…
せい‐しょう(‥シャウ)【青嶂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 樹木が生い茂って青々とした高くけわしい峰。青山。[初出の実例]「梵宮青嶂聳、仙島碧流回」(出典:南游稿(1425頃)次韻東洋典蔵送池知…
げん‐せい【芫青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昆虫「あおはんみょう(青斑猫)」の別名。〔本草和名(918頃)〕
ベルリン‐あお(‥あを)【ベルリン青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =プルシャンブルー
あおみどろ 青味泥
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘植〙spirogira(女);《俗》capelli(男)[複]delle Na̱iadi
aómi, あおみ, 青味
- 現代日葡辞典
- 1 [青さ] Um ar de verde [azul].~ gakatta [o obita] haiiro|青味がかかった[を帯びた]灰色∥O cinzento azulado [esverdeado].2 [吸い物などに…
aó-shíngō, あおしんごう, 青信号
- 現代日葡辞典
- (a) O sinal verde (do semáforo/farol); (b) A licença (de fazer algo).
青冈・青㭎 qīnggāng
- 中日辞典 第3版
- [名]<植物>カシワ.ナラガシワ.▶“槲栎húlì”とも.
青矜 qīngjīn
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (旧時,書生の着た)黒いえりの服.2 <転>書生.
青睐 qīnglài
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>歓迎・好意を示す.青眼(せいがん).新商品一上市就受到了顾客…
青龙 qīnglóng
- 中日辞典 第3版
- [名]1 ⇀cānglóng【苍龙】2 (道教で)東方の神.⇒xuánwǔ【玄武】
青猺 qīngyáo
- 中日辞典 第3版
- [名]<動物>ハクビシン.
催青 cuīqīng
- 中日辞典 第3版
- [動]<農業>1 薬で動物の発情を促す.▶“催情cuīqíng”とも.2 (養蚕で)催青をする.▶孵化(ふか)の近い蚕卵に温度・湿度…
靛青 diànqīng
- 中日辞典 第3版
- [名]1 濃い青.2 <方>⇀diànlán【靛蓝】
青素 せいそ
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉氰qíng.
青―コーナー あおコーナー
- 日中辞典 第3版
- 〈ボクシング〉蓝方lánfāng,蓝角lánjiǎo.
青鮫 あおざめ
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉灰鲭鲛huīqīngjiāo.
青城跡あおじようあと
- 日本歴史地名大系
- 福井県:大飯郡高浜町青村青城跡[現]高浜町青青の南端、日置大成寺(ひきだいじようじ)裏山の主嶺より北へ張出す枝峰山頂(二五三メートル)に主…
【藍青】らんせい
- 普及版 字通
- 藍色。字通「藍」の項目を見る。
あお‐しぐれ〔あを‐〕【青時‐雨】
- デジタル大辞泉
- 青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた語。《季 夏》
げん‐せい【×芫青】
- デジタル大辞泉
- ツチハンミョウ科の昆虫で、特に薬用にされる中国産のキオビゲンセイやヨーロッパ産のミドリゲンセイのこと。成虫は毒性の強いカンタリジンを含み、…
しょう‐りゅう〔シヤウ‐〕【青竜】
- デジタル大辞泉
- ⇒せいりょう(青竜)
しょう‐れん〔シヤウ‐〕【青×蓮】
- デジタル大辞泉
- 「青蓮華しょうれんげ」の略。
あお‐あし〔あを‐〕【青×葦/青×蘆/青×葭】
- デジタル大辞泉
- 水辺に青々と茂るアシ。あおよし。《季 夏》
あお‐くげ〔あを‐〕【青▽公家】
- デジタル大辞泉
- 1 身分の低い公家。また、公家を卑しめていう語。2 歌舞伎で、藍隈あいぐまをして出てくる悪役の公家。
あお‐しんごう〔あをシンガウ〕【青信号】
- デジタル大辞泉
- 1 進行しても安全であることを示す、青または緑色の交通信号。2 安全であるしるし。事を進めてよいというしるし。「建設計画に青信号が出る」⇔赤信…
あお‐ずり〔あを‐〕【青×摺り】
- デジタル大辞泉
- 1 「藍摺あいずり1」に同じ。2 「青摺りの衣きぬ」の略。
あお‐そ〔あを‐〕【青▽麻/青×苧】
- デジタル大辞泉
- 1 《茎が青いところから》麻のこと。2 麻の茎の粗皮あらかわ。麻縄などを作る。3 (青苧)麻の茎の皮をはいで白くさらし、細く裂いたもの。奈良晒…
あお‐づけ〔あを‐〕【青漬(け)】
- デジタル大辞泉
- 野菜を生の青みを失わないように漬けたもの。