酢酸銅(Ⅱ) サクサンドウ copper(Ⅱ) acetate
- 化学辞典 第2版
- Cu(CH3COO)2(181.63).酸化銅(Ⅱ),水酸化銅(Ⅱ),炭酸水酸化銅(Ⅱ)などを酢酸に溶かし,濃縮すると暗緑青色の一水和物の結晶が得られる.密度1.88 g cm…
ポリ(酢酸ビニル) ポリサクサンビニル poly(vinyl acetate)
- 化学辞典 第2版
- 略称PVAc.酢酸ビニルの重合体.塊状重合,懸濁重合あるいは乳化重合によって合成される.この重合反応は,と発熱量が比較的大きいため,工業的に重…
アセト酢酸エチル アセトサクサンエチル ethyl acetoacetate
- 化学辞典 第2版
- C6H10O3(130.14).CH3COCH2COOC2H5.酢酸エチルにナトリウムを作用させて蒸留するか,エタノールとジケテンから酸塩基触媒の存在下で合成される. …
クロロ酢酸 クロロサクサン chloroacetic acid
- 化学辞典 第2版
- 酢酸の塩素置換体に相当し,その程度によって異なる3種類のものがある.一般にはモノクロロ酢酸をさす.【Ⅰ】モノクロロ酢酸:C2H3ClO2(94.50).CH2C…
2-メチルフェニル酢酸 メチルフェニルサクサン 2-methylphenylacetic acid
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]ヒドロアトロパ酸
ドリフト理論 どりふとりろん drift theory
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 非行少年はつねに非合法的な文化に没入しているのではなく、非合法的な文化と合法的な文化のあいだを漂流していると考える理論。漂流理論ともいう。1…
三木 鶏郎 (みき とりろう)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1914年1月28日昭和時代の作詞・作曲家1994年没
エチレンジアミン四酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C10H16N2O8 (mw292.25).(HOOCCH2)2NCH2CH2N(CH2COOH)2.金属をキレート化する作用のある化合物.化粧品の保存料,カニの缶詰の結晶の析出防止,炭…
モノヨード酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C2H3IO2 (mw185.95). ICH2COOH.スルフヒドリル基の修飾試薬の一つ.この試薬を用いてシステイン残基を修飾してカルボキシメチルシステインと…
酢酸ビニル樹脂
- 栄養・生化学辞典
- 酢酸ビニルの単体を重合させた樹脂で,食品工業でもチューインガムの基礎剤や果実の被膜剤などに用いる.
酢酸鉛紙 (さくさんなまりし) lead acetate paper
- 改訂新版 世界大百科事典
- 硫化物イオンの検出に用いられる試験紙。酢酸鉛(Ⅱ)溶液をしみ込ませて乾燥させたろ(濾)紙片で,鉛糖紙ともいう。水で湿らせてから硫化物イオンを…
酢酸ビニル樹脂 (さくさんビニルじゅし) vinylacetate resin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 酢酸ビニルの単独重合体および酢酸ビニルを主体とする共重合体をいう。→ポリ酢酸ビニル
あせとさくさんえちる【アセト酢酸エチル】
- 改訂新版 世界大百科事典
えちれんじあみんよんさくさん【エチレンジアミン四酢酸】
- 改訂新版 世界大百科事典
エチレンジアミン四酢酸 (エチレンジアミンしさくさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →EDTA
ジアゾ酢酸エチル ジアゾサクサンエチル ethyl diazoacetate
- 化学辞典 第2版
- C4H6N2O2(114.11).N2CHCOOC2H5.グリシンエチルエステルの塩酸塩に亜硝酸カリウムを作用させてつくる.刺激臭のある黄色の液体.融点-22 ℃,沸点14…
エリート理論 エリートりろん elite theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エリートの問題を分析する理論。近代的な意味でのエリート概念の起源は,サン=シモンに求められる。これは,A.コントを媒介として,V.パレートの「…
アルドキシム aldoxime
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルドオキシムともいう。ヒドロキシルアミンとアルデヒドとの縮合によって生成される。結晶しやすい物質で,無機酸により容易に加水分解され原料に…
炭素繊維 タンソセンイ carbon fiber
- 化学辞典 第2版
- セルロース,ポリアクリロニトリル,リグニン,レジナスピッチなどを原料として,不活性気体中で加熱分解してつくる炭素を主成分とした繊維.広義に…
ブチレン ぶちれん butylene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎖状不飽和炭化水素の一種。一般にはブテンbuteneの名で知られる。1-ブテン(α(アルファ)-ブチレン)、2-ブテン(β(ベータ)-ブチレン)および2-メチ…
プラスチック系複合材料 (プラスチックけいふくごうざいりょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 連続相を形成する相がプラスチックまたはプラスチック状になっている複合材料。代表例は,繊維強化プラスチックfiber reinforced plastics(FRPと略…
ニトロ化 (ニトロか) nitration
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有機化合物にニトロ基-NO2を導入する反応の総称。ニトロ基の導入反応には大別して2種類ある。(1)ニトリトアニオンNO2⁻を利用する方法,および(2…
ベンゾニトリル べんぞにとりる benzonitrile
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族シアン化物の一つ。ベンゼンの水素原子1個をシアノ基に置換したもの。シアノベンゼン、シアン化フェニルともいう。甘い香りの無色の液体。水に…
マイケル付加 (マイケルふか) Michael addition
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1887年ドイツの化学者マイケルA.Michaelは,ケイ皮酸エチルとマロン酸ジエチルをナトリウムエトキシドNaOC2H5の存在下で反応させ,式に示すような付…
ポリスチレン ぽりすちれん polystyrene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルとともに四大プラスチックの一つ。スチレン樹脂、スチロール樹脂、ポリスチロールともよばれる無色透…
ブタジエン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はCH2=CH−CH=CH2。無色無臭の可燃性気体。融点−108.9℃,沸点−4.4℃。有機溶媒に可溶。n‐ブタン,n‐ブチレンの脱水素により得られる。また,ナ…
千葉 信男 チバ ノブオ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の俳優,コメディアン 生年大正12(1923)年12月10日 没年昭和42(1967)年8月10日 出生地東京新宿区 学歴〔年〕明治大学法学部卒 経歴昭…
コハク(琥珀)酸【こはくさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はHOOC(CH2)2COOH。無色の結晶。融点188℃,沸点235℃(分解し無水コハク酸となる)。熱水,エタノール,アセトンなどに可溶。フマル酸,マレ…
ピサロ
- 百科事典マイペディア
- フランスの画家。アンティル諸島のセント・トマス島生れ。コローに学び,モネ,ルノアールらとともに印象派展を組織。のちにセザンヌやゴーギャン,…
ストレッカーのアミノ酸合成 ストレッカーノアミノサンゴウセイ Strecker amino acid synthesis
- 化学辞典 第2版
- アルデヒドから,アンモニアとシアン化水素を作用させ,一段階でα-アミノ酸を合成する方法.イミンを経てα-アミノニトリルの生成後,加水分解によりα…
名古屋市美術館 なごやしびじゅつかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1988年4月,名古屋市中区栄の白川公園に開館した市立美術館。建物は黒川紀章の設計。地元作家 (前田青邨,北川民次,荻須高徳など) ,エコール・ド・…
N,N-ジメチルホルムアミド ジメチルホルムアミド N,N-dimethylformamide
- 化学辞典 第2版
- C3H7NO(73.10).(CH3)2NCHO.略称DMF.代表的な極性有機溶媒の一つ.工業的には,メタノールとアンモニアとの反応で生成するジメチルアミンに,ナト…
オキシム おきしむ oxime
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルデヒド、ケトンがヒドロキシルアミンNH2OHと縮合して生成する化合物。アルデヒドから生成するアルドキシムと、ケトンから生成するケトキシムに分…
ニトロソナフトール ニトロソナフトール nitrosonaphthol
- 化学辞典 第2版
- C10H7NO2(173.17).14種類の位置異性体が考えられるが,普通,2-ニトロソ-1-ナフトールおよび1-ニトロソ-2-ナフトールをさす.これらは1,2-ナフトキ…
放射線重合 ホウシャセンジュウゴウ radiation-induced polymerization
- 化学辞典 第2版
- 高エネルギー放射線であるX線,α線,β線,γ線,中性子線などを単量体に照射して重合を行わせること.固相重合も可能である.重合の開始機構は複雑で…
ジョン クライヤー John Cryer
- 20世紀西洋人名事典
- 1965.4.16 - 米国の俳優。 ニューヨーク生まれ。 父母共に舞台俳優で、ブロンクス・サイエンス・ハイスクール中退後、ロンドンのRADAなどで演技を…
トリアジン triazine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 窒素3原子をもつ6員環芳香族複素環化合物。窒素の位置によって上に示す3種の異性体がある。aはvic-トリアジンとよばれるが,あまり重要ではない。bは…
ベンゾニトリル benzonitrile
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンズアルデヒドのような臭いをもつ無色の液体。融点-13.2℃,沸点191.1℃。水に対する溶解度は100℃で1%。アルコール,エーテルとは任意の割合で混合…
マロノニトリル マロノニトリル malononitril
- 化学辞典 第2版
- propanedinitril.C3H2N2(66.06).ジシアノメタンともいう.シアンアセトアミドを1,2-ジクロロエタン中で五塩化リンと加熱すると得られる.無色の結…
塩化シアン エンカシアン cyanogen chloride
- 化学辞典 第2版
- CNCl(61.47).クロロシアンともいう.氷冷したシアン化カリウム水溶液に塩素を通すと得られる.HClの作用で三量体の塩化シアヌル (CNCl)3 となる.無…
イミノエーテル イミノエーテル imino ether
- 化学辞典 第2版
- 次の構造式をもつ化合物.イミドエーテル(imido ether),イミノエステル(imino ester),イミド酸エステル,イミダートともいう(Rはアルキル基).酸ア…
シアノトリメチルシラン シアノトリメチルシラン cyanotrimethylsilane
- 化学辞典 第2版
- trimethylsilyl cyanide.C4H9NSi(99.21).(CH3)3SiCN.クロロトリメチルシランとシアン化カリウム,あるいはシアン化銀との反応により得られる.無…
ホスホニトリル ホスホニトリル phosphonitrile
- 化学辞典 第2版
- 組成式 (X2PN)n で表される化合物.Xはアルコキシ,ハロゲン,ほかの陰性基.nは整数で制限はない.[別用語参照]ホスファゼン
ベンゾニトリル ベンゾニトリル benzonitril
- 化学辞典 第2版
- phenyl cyanide.C7H5N(103.12).C6H5CN.シアン化フェニルともいう.安息香酸のアンモニウム塩あるいはアミドを脱水すると得られる.工業的には,ト…
ぜにとり‐しゅぎ【銭取主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭上の利益を得ることを第一として、誠実さやサービスなどを軽視する考え方ややり方。[初出の実例]「医者は銭取主義やよって大層さうに…
さくさんビニル‐じゅし【酢酸ビニル樹脂】
- デジタル大辞泉
- 酢酸ビニルを重合させて得られる熱可塑性樹脂。軟化点が低く、成形材料としては用いられず、溶液または乳化液として塗料・接着剤・チューインガムの…
酢酸ビニル樹脂【さくさんビニルじゅし】
- 百科事典マイペディア
- ポリ酢酸ビニル樹脂。酢酸ビニルを重合して得られる熱可塑性樹脂。軟化点が低いので成形材料には用いられず,溶液または乳化液として塗料や接着剤に…
フェニル酢酸イソアミル
- 栄養・生化学辞典
- C13H18O2(mw206.29). 甘い香気を有する化合物で,着香剤として使われる食品添加物.
エチレンさくさんビニル‐コポリマー【エチレン酢酸ビニルコポリマー】
- デジタル大辞泉
- ⇒エチレン酢酸ビニル樹脂
ポリ‐さくさんビニル【ポリ酢酸ビニル】
- デジタル大辞泉
- 酢酸ビニルの重合体。主にポリビニルアルコールの原料。PVAc(polyvinyl acetate)。