ポリ(英語表記)Pori

  • poly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィンランド南西端,トゥルクヤポリ県の都市。 12世紀頃開かれ,1365年には,ウルビラとして自治都市創設の勅許状が与えられ,1558年に現在地に移る。 16世紀と 19世紀の2度にわたる大火にもかかわらず,現在の位置が商業,交易の場所として最も理想的な立地条件を満たしているという理由で,同じ位置に再建されている。近代都市ポリは,劇場 (1884) ,サタクンタ美術館 (88) などのほかに,フィンランド最大の短波放送局,そして一年中利用できるを有する一大産業・文化都市としての機能を果している。主要産業は,木材・木製品,ニッケル精錬,機械工業などが盛ん。またタンペレとは鉄道で結ばれ,県都トゥルク,首都ヘルシンキとの間には航空路が開かれている。人口7万 6544 (1992推計) 。

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百科事典マイペディアの解説

フィンランド南西部,ボスニア湾岸の港湾都市。コケマエン川河口にあり,銅,ニッケルの製錬ビール製材パルプ,マッチ工業などが行われる。外港マンチュルオトは冬季約2ヵ月凍結するが砕氷により一年中使用可能。8万3133人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

フィンランド南西部,コケマキ河口に位置する港湾都市。人口7万9200(1981)。製紙織物,ビールなどの工業が盛ん。中世を通じて,北フィンランドの豊富な毛皮の,中部ヨーロッパとの交易地として栄えた。一帯は100年間に約70cmと隆起がはげしいため,町は1365年に当時の河口に移転し,さらに1558年,現在地に移転したが,現在すでに港と市街地は約20km離れている。画家ガレン・カレラの生地。毎夏開かれるジャズフェスティバルは国際的に有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィンランド西部の港湾・工業都市。湖水地帯からの唯一の西流排水河川であるコケマキ川の河口に発達した。人口7万5955(2001)。スウェーデン語名ビョルネボリBjörneborg。港は中世以来、スウェーデン人やその文化が湖沼地帯に浸透するのに重要な役割を果たした。湖水地帯西部に産する原木によって製材業などが栄えたが、近年では機械類、とくに造船や毛織物製造がこれをしのぐ重要な総合的工業都市となっている。

[塚田秀雄]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 「ポリス」または「ポリスマン」の略。
※貧民窟探検記(1906)〈木工冠者〉二「査公(ポリ)や監督の眼に付くところばかり」
[1] 「ポリエチレン」の略。多く他の語と合して用いられる。「ポリ袋」「ポリ容器」など。
[2] 〘語素〙 (poly-) 他の外来語の上に付いて複合語をつくり、複数の意を表わす。特に化学では、重合体の意を表わす。「ポリウレタン」「ポリガミー」など。

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化学辞典 第2版の解説

“多”または“複”の意味を示す接頭語.同一分子内に同じ基を多数もつ化合物や,単量体の重合で得られる多量体に接頭語として用いられる.たとえば,ポリエーテル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンなど.

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