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ピサロ ピサロ Pissarro, Camille

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピサロ
ピサロ
Pissarro, Camille

[生]1830.7.10. デンマーク西インド諸島セントトマス島
[没]1903.11.13. フランス,パリ
フランス印象派の画家。フルネーム Jacob-Abraham-Camille Pissarro。デンマーク領西インド諸島,今日のアメリカ合衆国領バージン諸島に生まれ,1855年パリに出て没年までフランスで暮らしたが,生涯デンマーク国籍で通した。

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ピサロ
ピサロ
Pizarro, Francisco

[生]1475頃.トルヒリョ
[没]1541.6.26. リマ
スペインの探検家,インカ帝国征服者。 1510年 A.オヘダラテンアメリカ遠征隊に加わり,さらに V.バルボアの太平洋発見に同行。 22年に H.ルケ,D.アルマグロと協力し,パナマよりラテンアメリカ西海岸の探検を試み,ペルーインカ帝国の存在を確認,28年一度帰国して国王カルロス1世 (神聖ローマ皇帝カルル5世 ) を説得し,インカ征服の交渉に成功,部下とともに貴族に列せられ,30年パナマに戻り,31年 185人の兵,37頭の馬,船3隻を率いてペルーに出発。

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ピサロ
ピサロ
Pizarro, Gonzalo

[生]1502? トルヒリョ
[没]1548.4.10. クスコ
スペインの探検家,インカ帝国征服者。ペルーを征服した F.ピサロの異母弟で,1531年兄とともにインカ帝国を征服,39年にキトの総督となった。 41~42年キトからアンデス山脈を越えてアマゾン川流域を探検後,兄の暗殺と総督の任を解かれたことを知った。

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ピサロ
ピサロ
Pizarro, Hernando

[生]1504頃
[没]1578頃
スペインの探検家,征服者。ペルーのインカ帝国を征服した F.ピサロの異母弟。 1531年スペインからペルーに渡り,兄とともにインカ帝国を征服。一度本国に戻ったが再びペルーに渡り,36年反乱を起したインカからクスコを防衛した。

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デジタル大辞泉の解説

ピサロ(Camille Pissarro)

[1830~1903]フランスの画家。印象派の代表的な画家の一人で、詩情あふれる田園風景を多く描いた。作「赤い屋根」など。

ピサロ(Francisco Pizarro)

[1475ころ~1541]スペインの探検家。1533年にペルーに侵入、インカ帝国を滅ぼした。のち同僚との争いで殺害された。

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百科事典マイペディアの解説

ピサロ

フランスの画家。アンティル諸島セント・トマス島生れ。コローに学び,モネルノアールらとともに印象派展を組織。のちにセザンヌゴーギャンゴッホとも交流を持つ。
→関連項目シニャックユトリロ

ピサロ

スペインのコンキスタドール。1502年インディアスに渡り,パナマで黄金の豊かなペルーの情報を得る。1531年遠征隊を組織してペルーに赴き,1533年インカ皇帝アタワルパを殺し首都クスコを占領,多くの財宝を奪った。
→関連項目アレキパペルーボリビアリマ

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世界大百科事典 第2版の解説

ピサロ【Camille Pissarro】

1830‐1903
フランス印象派の画家。アンティル諸島のセントトマス生まれる。少年のころに教育のためパリに来て美術に触れ,この道を歩む決意をする。1855年に父を説得して再びパリに出,万国博覧会でG.クールベに衝撃を受け,J.B.C.コローに心酔する。アカデミー・シュイスでC.モネと出会い,まもなく後の印象派グループに合流する。当時暗い人物画を描いていたP.セザンヌと親しくなり,彼に戸外の光を教え風景画へと目覚めるきっかけを与える。

ピサロ【Francisco Pizarro】

1475ころ‐1541
スペイン人コンキスタドール(新大陸征服者)。1502年,インディアスへ渡り,13年太平洋を〈発見〉したバルボアの遠征に加わった。ペルラス諸島に滞在中,ビルーもしくはペルーという名の金の豊かな国の情報を得て遠征計画を抱く。パナマで司祭エルナンド・ルケ,ディエゴ・デ・アルマグロと組んで計画の実行に着手。24年と26年の2度にわたり予備調査を行い,トゥンベスにまで進む。27年末パナマに戻り,インカ帝国征服の許可を総督ペドロ・デ・ロス・リオスに求めるが拒否される。

ピサロ【Gonzalo Pizarro】

1511?‐48
スペイン人コンキスタドール(新大陸征服者)。フランシスコ・ピサロの異母弟。兄フランシスコとともにペルーへ渡る。インカ帝国征服後,1540年伝説上の〈ニッケイの国〉を求めて,キトからアンデスを越えてアマゾンの密林へ遠征するが失敗。42年に制定された〈新法〉の実施と初代副王ブラスコ・ヌニェス・ベラの赴任に反対し,コンキスタドールや植民者の権益を守るべく反乱を起こすが,48年,ハキハワナの戦でペドロ・デ・ラ・ガスカ麾下の王室軍に敗れ,処刑された。

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大辞林 第三版の解説

ピサロ【Camille Pissarro】

1830~1903) フランスの画家。農村風景や街路、河港を好んで描いた印象派の代表的な画家の一人。代表作「赤い屋根」

ピサロ【Francisco Pizarro】

1475頃~1541) スペインの探検家。南米各地を探検し、1533年インカ帝国に侵入、虐殺と略奪の末これを滅ぼした。後に内紛の中で暗殺された。

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世界大百科事典内のピサロの言及

【印象主義】より

…(3)主題 主題の選択においては,一世代前の写実主義の画家たちが宗教画,神話画,歴史画に背を向けたのを受けて,彼らは特に同時代の風俗や,肖像,静物といった市民的なジャンル,身辺のありふれた風景などをその主題として取り上げた。
[グループ展]
 印象派のグループとなる画家たちが知り合ったのは,1863年ころグレールCharles Gleyre(1806‐74)のアトリエ(モネ,シスレー,ルノアール,バジール)であり,それにアカデミー・シュイスAcadémie Suisseでかねてからモネと知り合っていたピサロ,セザンヌが合流した。ピサロを通じてモリゾも参加し,彼らはマネやバジールのアトリエ,またブラッスリー・デ・マルティール,ゲルボア,ヌーベル・アテーヌといったカフェで出会い,批評家たちとも親交を結び,戸外に制作に出かけるなど,しだいにグループを形成していった。…

【大航海時代】より

…したがってスペイン本国の新大陸に対する依存度はますます高まったのである。
[第3期 1530‐95]
 この時期スペインの新大陸における征服活動のなかで最も目ざましいのは,フランシスコ・ピサロによるインカ帝国の征服(1531‐32)である。新大陸の〈征服〉の時代はほぼこれで終わり,以後はメキシコとペルーの副王を頂点とする中央集権的な植民地統治の時代に入るのである。…

【リマ】より

…晴天日数は少なく,曇天の日が多い。 インカ帝国を滅ぼしたF.ピサロは,植民地支配のため1535年にリマを建設した。以後南アメリカ諸国の独立にいたるまで,リマはスペインの南アメリカ植民地支配の中心地となった。…

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