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アセト酢酸エチル

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栄養・生化学辞典の解説

アセト酢酸エチル

 C6H10O3 (mw130.14).CH3CO-CH2COOCH2-CH3イチゴの香りのある合成香料で,多くの食品に使われる食品添加物

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百科事典マイペディアの解説

アセト酢酸エチル【アセトさくさんエチル】

化学式はCH3CO・CH2COOC2H5。芳香ある無色の液体。融点−43〜−45℃,沸点181℃。水にいくらか可溶,有機溶媒に易溶。ケト型とエノール型の互変異性平衡がある。
→関連項目ケト酸

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アセト酢酸エチル
あせとさくさんえちる
ethyl acetoacetate

アセト酢酸とエタノールエチルアルコール)のエステル
 酢酸エチルに金属ナトリウムを反応させると得られるが、工業的にはジケテンとエタノールとを酸または塩基触媒の存在下で反応させて製造する。果実に似た芳香をもつ無色の液体で、種々の有機溶媒と任意の割合で混ざり合う。新しく蒸留したものはケト形92.3%、エノール形7.7%の平衡混合物であり、エノール形を含むために塩化鉄()の水溶液を加えると紫色を呈する。
 薄い酸または薄いアルカリで加水分解するとアセトンになるが、強いアルカリと処理すると酢酸ナトリウムになる。アゾ染料、解熱剤のアンチピリン、抗マラリア剤、香料、合成除虫菊剤などの合成原料になるほか、ラッカーなどの塗料溶剤、分析試薬にも用いられる。[廣田 穰]

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世界大百科事典内のアセト酢酸エチルの言及

【アセト酢酸】より

…これら異常代謝生成物は糖尿病患者の尿中に見いだされる。
[アセト酢酸エチルethyl acetoacetate]
 アセト酢酸のエチルエステルCH3COCH2COOC2H5で,安定なためアセト酢酸よりもずっと広い用途がある。果実様の芳香を有する無色の液体で,沸点180.4℃。…

※「アセト酢酸エチル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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