ぎん‐がわせ〔‐がはせ〕【銀為‐替】
- デジタル大辞泉
- 銀本位制度国の通貨で支払われる外国為替。
ぎん‐ザラサ【銀ザラサ】
- デジタル大辞泉
- 銀泥で模様を彩色したサラサ。
ぎん‐せん【銀銭】
- デジタル大辞泉
- 銀で鋳造した銭。銀貨。
ぎん‐ば【銀歯】
- デジタル大辞泉
- 銀冠をかぶせた歯。銀製の義歯。
ぎん‐ぷくりん【銀覆輪】
- デジタル大辞泉
- 《「ぎんぶくりん」とも》器具の周縁をおおう覆輪で、銀または銀色の金属を用いてつくったもの。白しろ覆輪。
ぎん‐ぶすま【銀×襖】
- デジタル大辞泉
- 地紙全体に銀箔ぎんぱくをおいた襖。
ぎん‐らん【銀×襴】
- デジタル大辞泉
- 綾地または繻子地しゅすじに銀糸で文様を織り出した織物。
ぼうえき‐ぎん【貿易銀】
- デジタル大辞泉
- 明治4年(1871)の新貨条例によって発行された貿易決済用の1円銀貨。
ぼく‐ぎん【墨銀】
- デジタル大辞泉
- 《「墨」は「墨西哥メキシコ」の略》メキシコの8レアル銀貨。近世、欧米諸国から中国に流入し、東洋の貿易市場の通貨となった。
メキシコ‐ぎん【メキシコ銀】
- デジタル大辞泉
- 16世紀以降、スペインがメキシコ産の銀で鋳造した銀貨。東洋貿易に使用されてアジア各地に流通、アジアの近代的貨幣制度の発達を促した。メキシコ‐ド…
ぎんちょう【銀蝶】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 大分の日本酒。酒名は、美しい蝶のように多くの人に注目され、愛されるような酒になることを願って命名。平成10年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。仕込…
銀(しろがね)忌
- デジタル大辞泉プラス
- 俳人、日野草城(そうじょう)の忌日。1月29日。「凍鶴忌」「草城忌」ともいう。
銀聯 ぎんれん China Unionpay
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の銀行を中心とする銀行間決済ネットワークの名称。正式名称は「中国ユニオンペイ」であるが、中国の大手銀行が共同で設立した中国銀聯が運営し…
馬蹄銀 ばていぎん ma-ti-yin; ma-t`i-yin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国で使用された馬蹄形の銀塊のこと。銀錠 (両を単位として特定の鋳型でつくった秤量貨幣) の一種。銀錠には元宝銀,中錠,小錠の3種があり,このう…
銀鮫 (ギンザメ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Chimaera phantasma動物。ギンザメ科の海水魚
えんか‐ぎん(エンクヮ‥)【塩化銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 塩素と銀の化合物。化学式 AgCl 白色の微細な結晶。天然には角銀鉱として産出。感光して銀を遊離し黒化する性質があり、写真感光材料に用…
う‐ぎん【烏銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 硫黄の煙にあてて黒色にした銀。ふすべ銀。ふそべ銀。いぶし銀。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕② ( 孟郊の詩「答友人贈炭」に「青山白屋…
じし‐ぎん(ヂシ‥)【地子銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で納められる地税。近世、長崎地子銀が著名。
しぜん‐ぎん【自然銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天然に産する銀。金、水銀などの不純物を含み、金属光沢を有し空気中で変色しやすい。線状、苔状、樹枝状などで鉱脈中から産する。
そん‐ぎん【損銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =そんきん(損金)①[初出の実例]「折角目見へをしても首尾せされば、二十四匁九分のそん銀(ギン)」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)…
ちだい‐ぎん【地代銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒じだいぎん(地代銀)
おぼろ‐ぎん【朧銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銅三、銀一の割合の合金。灰白色を呈する。現在は割合にかかわらず、金、銀、赤銅の合金の場合もいい、「ろうぎん」または「四分一(しぶ…
ぎん‐おせん(‥ヲセン)【銀汚染】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 フィルム、印画紙などを長時間現像したり、現像に用いた液を放置しておいたりしたために、液中の銀イオンが還元されて析出し、乳剤面や容…
ぎん‐かん(‥クヮン)【銀環】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀製の輪。また、銀色の輪。[初出の実例]「銀環終不レ賜、嬌愛永成レ秋」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和婕妤怨〈桑原腹赤〉)② 古墳な…
ぎん‐ごうかん(‥ガフクヮン)【銀合歓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「ぎんねむ(銀合歓)」の異名。
ぎん‐じゅんび【銀準備】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中央銀行または政府が、銀行券または政府紙幣の兌換(だかん)請求に応じるとともに、国際収支の最終的な決済を行なうために保有している銀…
ぎん‐しょう(‥シャウ)【銀性】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀の品位。銀合金の中に含まれている銀の量の多少をいう。[初出の実例]「是を慶長銀と相唱、至極之銀性に御座候」(出典:吹塵録(1887)…
ぎん‐せん【銀箭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀の矢。銀色の矢。強い雨脚のたとえにいう。[初出の実例]「幾条の銀箭が斜めに走るなかを、ひたぶるに濡れて行くわれを」(出典:草枕(1…
ぎん‐だみ【銀彩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀泥(ぎんでい)や銀箔(ぎんぱく)でいろどること。また、そのもの。
ぎん‐と【銀兎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 月の異称。《 季語・秋 》[初出の実例]「金爵頻酌、銀兔漸傾」(出典:詩序集(1133頃)月出先照山詩序〈藤原明衡〉)[その他の文献]〔隋煬…
ぎん‐ば・る【銀張】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 俳優の顔の白粉の上に脂肪が浮いて醜くなることを歌舞伎社会でいう。② 張り裂けそうにふくれる。[初出の実例]「大きなお…
ぎん‐ぶくりん【銀覆輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぎんぷくりん」とも ) 器具の周縁を覆う覆輪の一つ。覆輪の材質に、銀または銀色の金属を用いたもの。白覆輪。[初出の実例]「銀ぶく…
ぎん‐ぼし【銀星】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相撲で、平幕の力士が大関を倒したときの勝星。金星(きんぼし)にならって俗にいう。
ぎん‐まくわ(‥まくは)【銀真桑・銀甜瓜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 マクワウリの栽培品種。中国原産で、寛永年間(一六二四‐四四)にはすでに栽培されていた。果実は大形で、緑色の地に銀色の条紋が七、八…
ぎんめい‐すい【銀明水】
- 精選版 日本国語大辞典
- 富士山頂、浅間(せんげん)神社奥宮の東側にわき出る泉。金明水とともに、神水といわれる。[初出の実例]「金明水銀明水の二泉、観音ケ岳なる水蒸気の…
ぎん‐めっき【銀鍍金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金属材料の表面に、銀の薄膜を付着させること。また、その処理を施したもの。溶解性の純銀、または不溶解性の炭素、銀、白金、ステンレス…
ぎん‐モール【銀モール】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( モールは[オランダ語] mogol )① 経(たていと)に絹糸、緯(よこいと)に銀糸を用いて織った織物。銀モール織。[初出の実例]「銀『モール』…
ぎん‐もくせい【銀木犀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 モクセイ科の常緑小高木。キンモクセイと同種で、庭木として植えられる。幹は直立し、よく枝を分かつ。葉は革質でかたく、長楕円形で長さ…
ぎん‐もじ【銀文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀泥(ぎんでい)で書いたり、銀箔(ぎんぱく)、銀粉などで表わしたりした文字。銀色の文字。銀字。
ぎん‐やく【銀鑰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で作ったかぎ。[初出の実例]「即ち秘府の銀鑰(ギンヤク)を開いて、金軸の書一巻を取り出せり」(出典:太平記(14C後)六)[その他の…
ざん‐ぎん【残銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 残りの銀子(ぎんす)。未払いの銭(ぜに)。残金。[初出の実例]「敷銀にして物を売(うる)共、前より残銀かさむ時は見切て是を捨(すつ)べし」…
は‐ぎん【端銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =はしたがね(端金)[初出の実例]「六十弐匁小判にして金弐歩に、は銀(ギン)添へて取られふよりは」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711…
きゅう‐ぎん(キフ‥)【給銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きゅうきん(給金)[初出の実例]「下々迄も御馳走の、はんきのきう銀、いそぢの栄華」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)紋尽し)
あずかり‐ぎん(あづかり‥)【預銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貸し主に返済を求められれば、即座に返すことになっている借金。あずかりがね。[初出の実例]「目安付られし預(アヅ)かり銀のかたへは済(…
こだまぎん【小玉銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
こちょうぎん【古丁銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうぎん【高銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
馬蹄銀 (ばていぎん) mǎ tí yín
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の清代に通行した銀錠の一種。両側の耳が高くなり,馬蹄形をしているので,この名がある。漢の武帝のときに蹏金(じようていきん)を作ったのが…
みょうもくぎん【名目銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
銀めっき ぎんめっき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属材料の表面に薄い銀の層を付着させること、また付着した銀の薄層をいう。美しい外観、優れた耐食性、高い反射率、大きな電導度、金よりも安価な…