初期微動【しょきびどう】
- 百科事典マイペディア
- 地震波のうち最初P波が到達し次にS波が到達するまでの地震動。この時間を初期微動継続時間といい,P波とS波の伝搬速度の差に関係した時間なので,震…
地球物理学【ちきゅうぶつりがく】
- 百科事典マイペディア
- 地球上およびその内部で起こる物理現象のうち,地球そのものの存在と関係の深い領域を研究する科学。測地学,地震学,地球電磁気学,火山学,海洋学…
表面波【ひょうめんは】
- 百科事典マイペディア
- 媒質の表面または2媒質の境界面で起こる波。(1)おもに重力の作用で起こる水の波(重力波)では,波長λが水の深さhに比べて小さい波をいう。この…
みなみかんとうちょっかがた‐じしん〔みなみクワントウチヨクカがたヂシン〕【南関東直下型地震】
- デジタル大辞泉
- ⇒首都直下型地震
だいいっしゅ‐じしんくうはくいき〔‐ヂシンクウハクヰキ〕【第一種地震空白域】
- デジタル大辞泉
- ⇒地震空白域
大森房吉【おおもりふさきち】
- 百科事典マイペディア
- 地震学者。福井市生れ。1890年東大卒。1897年東大教授。日本の近代地震学の指導的開拓者。国内国外の多くの地震を調査,文部省内の震災予防調査会の…
相模トラフ【さがみトラフ】
- 百科事典マイペディア
- 日本海溝と伊豆―小笠原海溝の接するところから相模湾につながる細長い海底の凹地。フィリピン海プレートと北米プレートの境界と考えられている。1923…
大阪北部の地震(2018)
- 知恵蔵
- 2018年6月18日午前7時58分に起きた、大阪府北部を震源とする地震。地震の規模はマグニチュード6.1(M6.1)と推定され、震源の深さ約10キロメートルの地…
はちじょうじまとうほうおき‐じしん〔ハチヂヤウじまトウハウおきヂシン〕【八丈島東方沖地震】
- デジタル大辞泉
- 昭和47年(1972)12月4日、八丈島の東方沖で発生したマグニチュード7.2の地震。八丈島で震度6を観測。八丈島と青ヶ島では、落石や土砂崩れなどの被害…
とうほくちほうたいへいようおき‐じしん〔トウホクチハウタイヘイヤウおきヂシン〕【東北地方太平洋沖地震】
- デジタル大辞泉
- 平成23年(2011)3月11日午後2時46分ころに、三陸沖を震源として発生したマグニチュード9.0の地震。宮城県栗原市で最大震度7を観測。巨大津波を引き…
地震火災費用保険金
- 保険基礎用語集
- 住宅物件、一般物件、工場物件の火災保険などは、地震、噴火またはこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災によって、建物が半焼以上また…
地震被害早期評価システム じしんひがいそうきひょうかしすてむ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震が発生したときにどの程度の被害が発生しているかを短時間に推計するシステムの一種。EES(Early Estimation System)の略称でよばれ、内閣府防…
地震・津波観測監視システム じしんつなみかんそくかんししすてむ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南海トラフの地震、津波を常時観測監視するために開発された観測システム。英語名はDense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis…
せかいひょうじゅんじしんかんそくもう【世界標準地震観測網】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいちょうがんねんおおじしんき【《慶長元年大地震記》】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうかんど‐じしんかんそくもう〔カウカンドヂシンクワンソクマウ〕【高感度地震観測網】
- デジタル大辞泉
- ⇒Hi-netハイネット
新潟県中越沖地震
- 知恵蔵
- 2007年7月16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越地方の沿岸海域でマグニチュード(M)6.8の浅い地殻内地震が発生した。この07年新潟県中越沖地震は、震源…
伏見町地震夜噺 (別題) ふしみちょう じしんのよばなし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題伏見町地震夜話初演明治24.10(東京・市村座)
軟弱地盤【なんじゃくじばん】
- 百科事典マイペディア
- 泥や多量の水を含んだ未固結の砂からなる,非常に軟らかな地盤の総称。完新世の海岸平野の堆積物,はんらん原や谷底に形成された泥炭質の堆積物,埋…
にいがたけんちゅうえつおき‐じしん〔にひがたケンチュウヱツおきヂシン〕【新潟県中越沖地震】
- デジタル大辞泉
- 平成19年(2007)7月16日、新潟県上中越沖を震源として発生したマグニチュード6.8の逆断層型地殻内地震。新潟県3市村と長野県1町で最大震度6強を観測…
地震危険担保特約条項
- 保険基礎用語集
- 地震危険は、損害額が巨額となるほか、頻度や損害の度合からして大数の法則にのりにくく、また逆選択のおそれが大きくなります。
だいにしゅ‐じしんくうはくいき〔‐ヂシンクウハクヰキ〕【第二種地震空白域】
- デジタル大辞泉
- ⇒地震空白域
じしんひがいそうきひょうか‐システム〔ヂシンヒガイサウキヒヤウカ‐〕【地震被害早期評価システム】
- デジタル大辞泉
- 内閣府の地震防災情報システムを構成するシステムの一。地震発生直後に被害規模の概要を短時間で推計する。気象庁からの地震情報を受けて、全国市区…
東北地方太平洋沖地震 とうほくちほうたいへいようおきじしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2011年(平成23)3月11日14時46分ころ、三陸沖を震源として発生した地震。震央の位置は北緯38.1度、東経142.9度、震源の深さ約24キロメートル。気象…
伊豆東方沖群発地震 いずとうほうおきぐんぱつじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 伊豆半島東部から東方沖の相模湾にかけて発生する活発な群発地震。1978年頃から伊豆半島東方沖で群発地震活動が活発化し,1年ないし 2年に 1度くらい…
地震防災対策強化地域 じしんぼうさいたいさくきょうかちいき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大規模な地震が発生した際,著しい地震災害が生ずるおそれがあるため,地震防災対策を強化する必要がある地域。大規模地震対策特別措置法に基づき,…
津波地震早期検知網 つなみじしんそうきけんちもう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地震の観測データから津波の危険を高速で計算する気象庁のシステム。地震の位置,震源,深さ,規模(マグニチュード)から津波発生の有無を判定する…
福島県東方沖地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1938年11月5日に福島県沖で発生した地震とそれによる災害。マグニチュードは7.5。死者1名、家屋全壊4戸。小名浜などで約1メートルの津波が観測された…
とうなんかいなんかいじしんぼうさいたいさく‐とくべつそちほう〔トウナンカイナンカイヂシンバウサイタイサクトクベツソチハフ〕【東南海・南海地震防災対策特別措置法】
- デジタル大辞泉
- 《「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」の略称》東南海・南海地震による災害から国民の生命・身体・財産を保護するため…
じしんさいほけん‐とくべつかいけい〔ヂシンサイホケントクベツクワイケイ〕【地震再保険特別会計】
- デジタル大辞泉
- 大規模な地震が発生し、巨額な地震保険金の支払いが生じた場合に、国が保険責任を分担する地震再保険事業に関する政府の経理を明確にするために設置…
ソロモン諸島沖地震・津波
- 知恵蔵
- 南太平洋のソロモン諸島沖で2007年4月、大地震とそれに伴う津波が発生した。なお、日本ではソロモン沖「地震」と表記しているが、その被害の大きさか…
じしんちょうさけんきゅうすいしん‐ほんぶ〔ヂシンテウサケンキウスイシン‐〕【地震調査研究推進本部】
- デジタル大辞泉
- 総合的な地震防災対策の推進を目的とする、政府の特別の機関。平成7年(1995)1月に発生した阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて制定された地震防災対…
国際地震工学研修事業 こくさいじしんこうがくけんしゅうじぎょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 国土交通省所管の国立研究開発法人建築研究所に設置されている国際地震工学センター(IISEE)が、国際協力機構(JICA(ジャイカ))とともに開発途上国…
東北地方太平洋沖地震 とうほくちほうたいへいようおきじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2011年3月11日午後2時46分頃,三陸沖で発生したモーメントマグニチュード(M w)9.0の地震。気象庁による正式名称は「平成23年(2011年)東北地方太…
地震調査研究推進本部 じしんちょうさけんきゅうすいしんほんぶ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1995年(平成7)の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の後に成立した地震防災対策特別措置法に基づいて、同年7月に文部科学省に設置された特別の機…
ちきゅうのじしんかつどうど【《地球の地震活動度》】
- 改訂新版 世界大百科事典
じしんかさいひよう‐ほけんきん〔ヂシンクワサイヒヨウ‐〕【地震火災費用保険金】
- デジタル大辞泉
- 地震保険付きではない火災保険で、一定の条件のもとに支払われる保険金。地震・噴火・津波が原因の火災で、建物が半焼以上または家財が全焼となった…
じしんつなみ‐かんそくかんしシステム〔ヂシンつなみクワンソクカンシ‐〕【地震津波観測監視システム】
- デジタル大辞泉
- ⇒DONETドゥーネット
新潟県中越沖地震 にいがたけんちゅうえつおきじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2007年7月16日午前10時13分頃,新潟県柏崎市の沖約 10kmで発生したマグニチュード(M)6.8の地震。気象庁による正式名称は「平成19年(2007年)新潟…
倒立振子【とうりつふりこ】
- 百科事典マイペディア
- 振動体の重心が支点または回転軸の真上にある振子。周期が比較的大きいので地震計に利用される。振子だけでは不安定なので,振動体または支点をばね…
根尾谷断層【ねおだにだんそう】
- 百科事典マイペディア
- 1891年10月28日の濃尾地震の時に生じた断層(特別天然記念物)。岐阜県南部の関付近から根尾谷を通って福井の方へ,およそ北西−南東方向をもち,延長…
緊急警報放送【きんきゅうけいほうほうそう】
- 百科事典マイペディア
- 災害時の緊急警報をテレビジョンやラジオ,携帯電話などで伝えるシステム。電波に混ぜられた特殊信号により,受信機につけられたアダプターが作動し…
水平振子【すいへいふりこ】
- 百科事典マイペディア
- 鉛直線に近い方向を向いた固定軸のまわりに振動する実体振子。振子の振動面が水平に近く,振動周期が非常に長いので地震計に利用。→関連項目振子
発震機構【はっしんきこう】
- 百科事典マイペディア
- 地震発生時における震源域での力の働き方。地震波のうちP波は,その初動はどこの観測所でも同じ位相の点として明確に区別できる。この初動が震源から…
南海トラフ【なんかいトラフ】
- 百科事典マイペディア
- 南海舟状海盆とも。紀伊半島から四国にかけての南方沖合にある細長い海底の凹地。フィリピン海プレートが日本列島(ユーラシアプレート)に沈み込ん…
にじゅうしんぱつじしんめん【二重深発地震面】
- 改訂新版 世界大百科事典
とうなんかい‐なんかいじしん‐たいさくたいこう〔‐ナンカイヂシンタイサクタイカウ〕【東南海・南海地震対策大綱】
- デジタル大辞泉
- 大規模な東南海地震・南海地震の発生に備えて、被害の予防から被災後の復旧・復興までの対策をまとめた地震防災の基本計画。平成15年(2003)に中央…
地震活動等総合監視システム じしんかつどうとうそうごうかんしシステム Earthquake Phenomena Observation System; EPOS
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象庁の地震観測データ処理・解析システム。略称はエポスと読む。地震情報や津波警報・注意報を迅速かつ正確に発表するため,全国各地からリアルタ…
じしんがくてきでーたこうかんかいぎ【地震学的データ交換会議】
- 改訂新版 世界大百科事典
にじゅうしんぱつ‐じしんめん〔ニヂユウシンパツヂシンメン〕【二重深発地震面】
- デジタル大辞泉
- 深発地震の震源の分布が形成する二重の面。プレートの沈み込み帯において、沈み込む側の海洋プレート内部の上面部分と、やや下面の二層からなる。二…