カーディー(〈アラビア〉qādī)
- デジタル大辞泉
- イスラム教国における裁判官。特に、シャリーア裁判所の裁判官をさす。
ドゥッフ duff[アラビア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西アジア,北アフリカおよびインドで用いられる,篩(ふるい)の形をして円い木枠にヤギ革を1枚張った一面太鼓。ダッフdaffともいう。アラブやトルコ…
サーリフ Salih, al-Tayyib
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1929. スーダン,シャマリア地方[没]2009.2.18. イギリス,ロンドンスーダンの作家。アラビア語で対照的なリズム感が交錯する強烈な魅力をもつ文…
サウジアラビア Saudi Arabia
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アラビア半島の大部分を占める王国。首都リヤド7世紀に,ムハンマドによりイスラームが創始されて,以後イスラーム勢力による支配が続き,16世紀に…
アブー・ウバイダ Abū `Ubayda 生没年:728-825
- 改訂新版 世界大百科事典
- アラブの文学家,言語・文献学者。イラン系ユダヤ人の血を引き,バスラに生まれた。のちバグダードに出て,アッバース朝カリフ,ハールーン・アッラ…
ウトビー al-`Utbī, Abū Naṣr Muḥammad
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? レイ[没]1035/1036イランの歴史家。ガズニー朝のスブクティギーン,マフムード,マスウードに仕えた。 999年には外交上の命を受けてグルジア…
シューマン:アラベスク ハ長調/piano solo
- ピティナ・ピアノ曲事典(作品)
- タイトルの‘アラベスク’とは‘アラビア風’という意味で、アラビアの建築や工芸などにみられる唐草模様の装飾のことを指す。音楽では、この唐草模様を…
saudiano
- 伊和中辞典 2版
- [形]サウジアラビアの.
ローマ数字【ローマすうじ】
- 百科事典マイペディア
- 古代ローマで用いられた数字。現在でも番号や時計などに用いられることがある。1,5,10,50,100,500,1000の数字はI,V,X,L,C,D,M。上位の…
ar・a・besque /rəbésk/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 アラビア風装飾様式.2 《美術》つる草模様,唐草模様.3 《バレエ》アラベスク3a 《音楽》装飾的小(ピアノ)曲.3b 《詩学》複雑で技巧的な…
アラブ民族 アラブみんぞく Arabs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イスラーム世界の中で,セム系のアラビア人と融合してアラブ化した民族の総称純粋のアラビア人も,南部と北部では大きな差があり,統一はされなかっ…
ミノルスキー Vladimir Fyodorovich Minorskii 生没年:1877-1966
- 改訂新版 世界大百科事典
- ロシア生れのイスラム学者。モスクワ大学で法律を学び,外務省に入る。第1次世界大戦中,トルコ・イラン国境画定委員会に参加。これがきっかけとなっ…
Saudi-Arabien
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- サウジアラビア.
カラ・イ・ムグ遺跡 カラ・イ・ムグいせき Kala-i Mug
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- タジキスタン,ピャンジケント (サマルカンドの東方約 68km) にある山城遺跡。ザラフシャン川の河谷,標高 1500mの山頂の古城跡から 1933年,羊皮,…
タールクダール たーるくだーる Ta‘alluqdār/Tālukdār
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒンディー語で土地所有者、地主を意味する。元来はアラビア語のアラク(依存)を語源として、タールク(関係、税徴収対象地もしくは所有地)+ダー…
ジョーンズ William Jones
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1746~94イギリスの法律家,インド学者。アラビア語,ペルシア語を学んだのち法律を学び,1783年カルカッタの裁判官となる。ベンガル・アジア協会を…
ゲエズ語 (ゲエズご) Ge'ez
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古典エチオピア語Classic Ethiopicともいわれる。また単にエチオピア語Ethiopicといってゲエズ語を指す場合もある。ゲエズ語は紀元前に南アラビアか…
Arabien
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [アラービエン] アラビア〔半島〕.
ジザン(Jizan)
- デジタル大辞泉
- サウジアラビア南西部の港湾都市。紅海に面する。イエメンとの国境近くに位置し、1930年代よりイエメンからサウジアラビア領になった。果物をはじめ…
アラビア・フェリクス Arabia Felix
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ラテン語で「幸福なアラビア」の意。ヘレニズムおよびローマ時代の地理学者が,現在のアラビア半島南半部を呼んだ名称。香料の産地で豊かな王国と考…
アラビア海 アラビアかい Arabian Sea
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アジア大陸の南西に位置するインド洋の付属海。東にインド,西にアラビア半島を控え,インド南端のコモリン岬とアフリカ北東端のアシール岬との間は…
オリックス(oryx)
- デジタル大辞泉
- ウシ科オリックス属の哺乳類の総称。大形から中形で、アフリカやアラビア半島の砂漠や草原に生息するが、数は減少。雌雄とも槍状あるいはサーベル状…
サウジアラビア
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- Saudi Arabia;〔公式国名〕the Kingdom of Saudi Arabiaサウジアラビアの Saudi Arabian; Saudiサウジアラビア人a Saudi Arabian/a Saudi
キングファイサル‐こくさいしょう〔‐コクサイシヤウ〕【キングファイサル国際賞】
- デジタル大辞泉
- サウジアラビアのキングファイサル財団が、イスラム研究・医学・科学・アラビア文学などの分野において顕著な功績のあった人物に授与する賞。アラブ…
arabique
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [形]アラビアの.
ヌビア砂漠 ヌビアさばく Nubian Desert
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語では As-Sahrā an-Nūbīya。スーダン北東部,ナイル川大湾曲部東方,砂岩の大高原。ナイル川で,西のリビア砂漠と分れている。東の紅海にか…
ティラン海峡 (ティランかいきょう) Tiran Straits
- 改訂新版 世界大百科事典
- 紅海とアカバ湾を結ぶ海峡。アラビア語ではティーラーン海峡Maḍīq Tīrān。1967年当時アラブ連合共和国の大統領であったナーセルによってこの海峡が封…
モスク mosque
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イスラームの礼拝堂。アラビア語のマスジッドのなまり主堂の内部は,説教壇と聖地メッカの方向を示す壁のくぼみ(ミフラーブ)があるだけ。主堂のま…
ベニ・スエフ べにすえふ Beni Suef
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エジプト、ナイル川下流の左岸にある地方中心都市。アラビア語ではバニ・スエフBanī Suwayfという。ベニ・スエフ県の県都。人口17万1734(1996)。ナ…
タリバン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( Taliban )[ 異表記 ] タリバーン ( アラビア語でイスラム神学生および求道者の意 ) パシュトゥン人のイスラム神学生を中心にアフガニス…
リビア
- 共同通信ニュース用語解説
- 北アフリカに位置し、人口約681万人(2022年推定)。アラブ系が大半を占め、公用語はアラビア語。第2次大戦後、1951年に王国として独立したが、69年に…
ザフラーン Az-Zahrān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ダーランと呼ばれることもある。サウジアラビア東部,ダンマーム油田地帯にあり,ペルシア湾岸の港ダンマームの南に位置する。 1938年,サウジアラビ…
モスク(mosque)
- デジタル大辞泉
- イスラム教の礼拝堂。厳しい偶像否定から、一切の祭壇や像はなく、カーバ神殿の方向を示すミフラーブ(壁龕へきがん)とミンバル(説教壇)が正面に…
イマーム
- 百科事典マイペディア
- イスラム教徒の集団の指導者を意味するアラビア語。礼拝の指揮者,ある地域の指導者などをさす場合もある。スンナ派ではカリフをこの名で呼ぶ。シー…
メラハイト
- 岩石学辞典
- 塩類の混合物で,アフリカ北部トリポリタニア(Tripolitania)の天然の塩盆(salt pan)で海水から堆積したもの[Niccoli : 1925].塩盆(salt pan…
アルコーブ alcove
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 建築用語。部屋や廊下などの壁面の凹所。ベッドなどが置かれる大きなものから花瓶などを飾るニッチ (壁龕) のようなものまでがある。語源はアーチを…
シャリーア
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [アラビア語] sharī‘a 「水場に至る道」の意 ) イスラム法のこと。「人間として踏み行なうべき道」を意味する。スンニー派では、コルア…
タウヒード tawḥīd
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イスラームで神の唯一性をさす。アラビア語の原義は「一つと見なすこと」。イスラームの中心的教義で,シャハーダの「アッラーの他に神はない」に表…
バイト・アルマール bayt al-māl
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イスラム国家における国庫を意味するアラビア語。ムハンマドの時代から国庫概念の萌芽は認められたが,実際に国庫の制度ができたのは正統カリフ時代…
メドニン Médenine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語ではマダニーイーン。チュニジア南部,マダニーイーン県の県都。ガベスの南東約 40km,半乾燥地帯のジファーラ平野に位置する。フランス保…
ナブル〔県〕 ナブル Nabeul
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語では Nābul。チュニジア北東部の県で,地中海のチュニス湾とハンマメット湾の間に突出するボン半島をほぼ全域とする。県都はナブルで,ロ…
ザマフシャリー al-Zamakhsharī, Abū al-Qāsim Maḥmūd
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1075.3.8. フワーリズム[没]1144.6.14. フワーリズムイスラムの神学者,言語学者。創造されたコーランの学説を唱えるムータジラ派の神学を学び,…
シャハーダ shahāda
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アラビア語で,広義には証言,狭義にはムスリムによる信仰告白。「アッラーの他に神はなく,ムハンマドはその使徒であると証言する」と唱える。イス…
『医学典範』(いがくてんぱん) al-Qānūn fī al-Ṭibb
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イブン・シーナー(ラテン名アヴィケンナ)がアラビア語で著した総合的な医学書。全5巻。ガレーノス,ヒポクラテスらのギリシア医学とオリエント独自の…
トレムセン(Tlemcen)
- デジタル大辞泉
- アルジェリア北西部の都市。モロッコとの国境に近く、テルアトラス山脈の盆地に位置する。アラビア語名タラムサーン。古くから交易の要地として栄え…
ブロッケルマン Brockelmann, Carl
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1868.9.17. ロストク[没]1956.5.6.ドイツの東洋学者。イスラム学,言語学,トルコ学などで新分野を開拓した。 1890年学位を得,1903年ケーニヒス…
ブライダ(Burayda)
- デジタル大辞泉
- サウジアラビア中央部の都市。カスイム州の州都。首都リヤドの北西約320キロメートル、アラビア半島のほぼ中央に位置する。古くから内陸部における隊…
アラブ‐じん【アラブ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 元来は、アラビア半島の住民。現在は西アジアから北アフリカ各地に広がる。人種的には単一ではなく、その起源も明らかでないが、ほとんど…
天方 Tiānfāng
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>アラビア国家.《~夜谭yètán》/『アラビアンナイト』▶《一千零一夜》とも.
マージニー al-Māzinī 生没年:1889-1949
- 改訂新版 世界大百科事典
- エジプトの文芸評論家,ジャーナリスト。アラブ・アカデミー(ダマスクス)とアラビア語アカデミー(カイロ)の会員を務める。一方,当時の文芸界で…