ふとん‐や【蒲団屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蒲団を売る店。また、その人。[初出の実例]「町内で少しは巾もあった蒲団(フトン)やの源七」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉三)
パン‐や【パン屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 パンを焼いたり売ったりする店。また、その人。[初出の実例]「長崎にこれを売ることを業とするものあり、パン屋と云」(出典:随筆・林雑…
ひきゃく‐や【飛脚屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 飛脚を仕立てることを業とする家。飛脚問屋。また、飛脚を業とする人。[初出の実例]「火廻半へひきゃく屋が何も御用はござりませぬか」(…
ふるがね‐や【古鉄屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ふるかねや」とも ) 古鉄を売買する家。また、その商人。また、古道具屋。古鉄店。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「古着仲買 …
ふるて‐や【古手屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古着や古道具などをあきなっている店。古着屋、古道具屋など。古手店。また、それを職業にしている人。古手屋〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実…
ぶん‐や【聞屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「新聞屋」の略 ) 新聞記者をいう俗語。[初出の実例]「ブンヤのやつらは、お前にまだタイトル・マッチをやらせるのは早い、なんてほざ…
べつ‐や【別屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =べつおく(別屋)② 汚れが触れないように別に設けた家。月経中や出産時の婦人などが炊事の火を別にしてこもる家。他屋(たや)。別火屋(…
ほう‐おく(‥ヲク)【蓬屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 蓬(よもぎ)で屋根をふいた家。草ぶきの家。[初出の実例]「女院渡二御蓬屋一」(出典:玉葉和歌集‐安元三年(1177)三月二七日)[その他の…
ほうかい‐や(ホフカイ‥)【法界屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 街頭芸の一つ。法界節の芸人の流れを引く門付芸人で、派手な印半纏(しるしばんてん)に、腹掛・股引という服装で、箏・三味線・胡弓・太鼓…
タバコ‐や【煙草屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 タバコを売る家、店。また、売る人。煙草屋〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実例]「たばこやも君の御恩や思ふらん おさまれる世の末も長さき」(出…
だまり‐や【黙屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あまり多くしゃべらない性質の人。寡黙な人。[初出の実例]「彼は、今年二十八歳のひどくだまりやの、気むづかしやであった」(出典:海に…
ちょう‐や(チャウ‥)【帳屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 帳屋〈難波鑑〉〘 名詞 〙 江戸時代、種々の帳面や紙・筆墨類を売った店。店頭に笹(ささ)を立てて目じるしとしていた。[初出の実例]「御旅町の帳屋に…
すご‐や【直屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 民家の形式の一つ。長方形平面のもの。
すし‐や【鮨屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 鮨を作って売る店。また、その人。鮨店。[初出の実例]「石の枕に屋(スシや)ありける今の茶屋」(出典:俳諧・田舎の句合(1680)一…
しょうじん‐や(シャウジン‥)【精進屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 精進潔斎のためにこもる所。神仏に参る前に体を清めるためにこもる屋舎。[初出の実例]「自二郁芳門一帰二精進屋一」(出典:治承元年公卿…
しまい‐や(しまひ‥)【仕舞屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 今までの商売をやめた家。廃業した家。しもたや。[初出の実例]「天下たれありてしまひ屋に身をおさめたる者有や」(出典:仮名草子・大仏…
しゃしん‐や【写真屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 写真撮影を業とする家。写真店。また、その人。[初出の実例]「むかふの写真屋(シャシンヤ)(浅草広小路三ツ木与一郎)へみんなをつれて…
そうぐ‐や(サウグ‥)【葬具屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 葬式の道具をつくって、葬儀のときに貸したり、売ったりする人。また、その家。葬儀屋。
掛屋 かけや
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,諸大名の蔵物販売に関与した金融業者おもに蔵物売却の代金を保管し,江戸の大名藩邸や国もとに送金。江戸中期以降,藩の財政悪化から諸大…
よそう‐や(ヨサウ‥)【予想屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 競馬や競輪などで、レースの展開や着順などについての予想を客に教えることを商売とする人。[初出の実例]「その三日の間に、私は競輪の選…
よど‐や【淀屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =よどやばし(淀屋橋)[ 一 ][初出の実例]「片手に淀屋(ヨドヤ)の莨入を抜き出しながら」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉五)
ラウ‐や【羅宇屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 [ 異表記 ] ラオや 行商人の一種。古くなったラウやタバコの脂(やに)でつまったラウを新品とすげかえる職業。また、その人。ラウ屋キセル…
りくつ‐や【理屈屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =りくつもの(理屈者)[初出の実例]「彼奴は理屈屋(リクツヤ)だよ」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一一一)
ろうそく‐や(ラフソク‥)【蝋燭屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 蝋燭を製造したり売ったりすることを業とする家。また、その家の人。[初出の実例]「みがき立・しり頭きるらうそくや」(出典:雑俳・うき…
白子屋 (通称) しらこや
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題往古織本場八丈初演明治16.9(東京・寿座)
【舎屋】しやおく
- 普及版 字通
- 居宅。字通「舎」の項目を見る。
【敞屋】しようおく
- 普及版 字通
- 高屋。字通「敞」の項目を見る。
【椒屋】しようおく(せうをく)
- 普及版 字通
- 後宮の室。椒房。梁・元帝〔車名〕詩 佳人椒屋に坐し 膝を接して(らんくん)に對す字通「椒」の項目を見る。
【廁屋】しおく
- 普及版 字通
- 便所。字通「廁」の項目を見る。
【架屋】かおく(をく)
- 普及版 字通
- 家を作る。〔世説新語、文学〕仲初(闡(せん))揚の賦を作りてる。~()亮、親族の懷を以て、大いに其の名價を爲す。~此(ここ)に於て、人人競うて…
【蓋屋】がいおく
- 普及版 字通
- 屋根をふく。字通「蓋」の項目を見る。
【屋檐】おく(をく)えん
- 普及版 字通
- のき。唐・白居易〔晏起〕詩 鳥は樹の上に鳴き 日は屋檐を照らすの時字通「屋」の項目を見る。
まつ屋まつや
- 日本歴史地名大系
- 北海道:渡島支庁砂原町砂原村まつ屋[現]茅部郡砂原町字相泊享保十二年所附にみえる地名。現砂原町の東端近く、内浦湾に突き出た松屋(まつや)崎…
【竈屋】そうおく
- 普及版 字通
- 台所。字通「竈」の項目を見る。
【氈屋】せんおく(をく)
- 普及版 字通
- 氈帳。〔南史、夷貊下、西域、滑国伝〕郭無し。氈屋を居と爲し、東向してを開く。其の王金牀に坐し、~妻と竝(とも)に坐して客に接す。字通「氈」の…
【洞屋】どうおく
- 普及版 字通
- 壁のない家。字通「洞」の項目を見る。
【累屋】るいおく
- 普及版 字通
- 二重屋根の家。字通「累」の項目を見る。
【楼屋】ろうおく
- 普及版 字通
- 高楼。字通「楼」の項目を見る。
【矮屋】わいおく(をく)
- 普及版 字通
- 小さな家。〔開元天宝遺事、天宝上、氷山に依る〕張生(彖)、り、事にむ。~太守令尹、抑へて從はず。張生曰く、大夫、凌霄(りやうせう)(大空をし…
屋村くずやむら
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:加茂郡七宗町屋村[現]七宗町上麻生(かみあそう) 葛屋(くずや)天王(てんのう)山の麓、葛屋川上流の山間部に位置する。北は葉津(はづ…
屋町つちやちよう
- 日本歴史地名大系
- 京都市:下京区郁文学区屋町下京区猪熊通仏光寺下ル南北に通る猪熊(いのくま)通(旧猪熊小路)を挟む両側町。平安京の条坊では左京五条二坊二保三…
天王寺屋 てんのうじや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 戦国期~織豊期の堺の豪商。堺材木町に居住し,姓を津田という。1527年(大永7)に没した宗柏とその子宗達の2代で,堺を代表する会合衆(えごうしゅう)…
布施屋 ふせや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 古代,運脚や役民などの往還のために交通の要衝に設けられた宿泊施設。僧侶がかかわることが多く,行基(ぎょうき)は大和・摂津・河内・和泉の4国に9…
かぼちゃ屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。元は上方ばなしで「みかん屋」といったが、四代目柳家小さんが東京に移した際に「かぼちゃ屋」とした。「唐茄子屋」とも。…
からくり屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。
喜多屋
- デジタル大辞泉プラス
- 福岡県、株式会社喜多屋(きたや)の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
いかけ屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。上方ばなし。「山上詣り」とも。初代桂春団治が得意とした。
位牌屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。
腕利き屋
- デジタル大辞泉プラス
- テーブルマークが販売する冷凍麺のブランド。鍋・電子レンジで調理可能。「旭川醤油ラーメン」「札幌味噌ラーメン」などがある。
浦島屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。初代三遊亭圓遊は「水中の玉」と題して演じた。