名帳 (みょうちょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代・中世の人名を書き連ねた文書。令制においては官人名簿をさし,文官は式部省,武官は兵部省,女王・命婦(みようぶ)・女官は中務省(縫殿寮)…
名本 (みょうもと)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世の歴史用語。名親(みようおや)ともいう。中世後期,荘園の崩壊にともない,公方(くぼう)年貢といわれる本年貢・公事の負担(本役)を負った…
あざめい【字名】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうじな【小路名】
- 改訂新版 世界大百科事典
ずりょうめい【受領名】
- 改訂新版 世界大百科事典
な【名(文法)】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひゃっかんな【百官名】
- 改訂新版 世界大百科事典
階名 かいめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 音楽用語。音階中の各音を標準音との音程から決定した呼び名。音名と類似性、共通性をもつが、音名が絶対的音高を表すのに対し、階名は相対的音高を…
れいめい【霊名】
- 改訂新版 世界大百科事典
慣用名 かんようめい common name
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古くから知られている化合物の呼び名で,よく使われているもの。しかし化合物の数は年々ふえ,慣用名だけでは不十分なので,国際名が制定されている…
ぎ‐じんめい【擬人名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 動物や物事などを人名めかしていうこと。「言い出さない」を「飯田左内」、「手がたく、まじめな人物」を「石部金吉」、「ねずみ」を「忠…
かえ‐な(かへ‥)【代名・替名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 本名にかえて用いる名。変名。また、変名を用いること。[初出の実例]「かくし忍んでかくし文(ぶみ)、かへ字、かへ名のやつし書(が)き」(…
えぼし‐な【烏帽子名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昔、武家の男子元服の際、幼名を改めて、烏帽子親が付け与えた名。烏帽子親は自分の名の一字を与える。元服名。えぼし。[初出の実例]「進…
いち‐めい【一名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひとり。〔福恵全書‐蒞任部・堂規式〕② 一つの名前。一つの名称。[初出の実例]「漢家の字書にも多用にして、彼いふ一名二意にも限らず」…
きょう‐めい(ケフ‥)【侠名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 義侠心に富む者であるという評判。[初出の実例]「一時侠名(ケフメイ)を天下に鳴らせし因州鳥取の山下勇女は」(出典:花間鶯(1887‐88)〈…
さい‐めい【才名・材名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 才知に富むという世評。才能があるという評判。[初出の実例]「言語雖レ殊藻思同、才名其奈二昔揚雄一」(出典:本朝麗藻(1010か)下・重…
こう‐めい(カウ‥)【校名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学校の名まえ。[初出の実例]「同三十四年初めて第一府立の四字を校名(カウメイ)の上に冠らせ」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲…
さぶらい‐な(さぶらひ‥)【候名・侍名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 下級の女房が、宮仕えの間に用いる呼び名。「ひさしき」「うれしき」「亀」「鶴」の類。〔禁秘鈔(1221)〕
しだい‐な【次第名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 兄弟の生まれた順を追ってつけた名。長男を太郎(一郎)、次男を次郎(二郎)、三男を三郎などの類。
しゃく‐みょう(‥ミャウ)【釈名】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 経論を解釈する際、題目の意義を解きあかすこと。また、解きあかしたもの。[初出の実例]「経のうちの心ばへ、大意、釈(シャク)名…
ない【無】 名((な))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ⇒なき(無)名② めったにない名前。珍しい名前。[初出の実例]「小春殿、李韜天とは、ない名を付けて下された。先づ礼から言ひましょ」(出典:浄瑠…
色名【しきめい】
- 百科事典マイペディア
- 色の名には非常にさまざまなものがあり,地域や国によって独特の名称をもつものも多い。しかも,たとえば黄色といっても,それには白みをおびたもの…
じん‐みょう〔‐ミヤウ〕【神名】
- デジタル大辞泉
- ⇒しんめい(神名)
りょう‐めい〔リヤウ‐〕【両名】
- デジタル大辞泉
- 「両人りょうにん」に同じ。
ざい‐みょう〔‐ミヤウ〕【在名】
- デジタル大辞泉
- 1 在所の名。ざいめい。2 住む土地の名をとってつけた名前。ざいめい。「『わたくしが住みかが、粟田口と申すによって、あはた口と申しまする』『…
し‐めい【詩名】
- デジタル大辞泉
- 詩人としての名声。
アカ‐めい【アカ名】
- デジタル大辞泉
- 《「アカウント名」の略》「アカウントネーム」に同じ。
ユーザー‐めい【ユーザー名】
- デジタル大辞泉
- 《user name》コンピューターやインターネット上の各種サービスなどを利用する際に用いられる、利用者を識別するための名前。ふつう、アルファベット…
な‐いり【名入り】
- デジタル大辞泉
- 物に名前を印刷したり染めたりすること。また、そのもの。「名入りの手帳」
な‐いれ【名入れ】
- デジタル大辞泉
- 商品に、贈る相手の姓名や持ち主の姓名などを入れること。「名入れライター」「名入れ本」
な‐がえ〔‐がへ〕【名替え】
- デジタル大辞泉
- 1 呼び名を変えること。2 平安時代、年給で諸国の掾じょう・目さかんなどに任じられた人が何かの理由で任命を受けなかった場合、他の人を改めて任…
な‐た・つ【名立つ】
- デジタル大辞泉
- [動タ四]うわさが立つ。評判になる。「すだれ編みの翁は、かしたいしの娘に―・ち」〈堤・由無し事〉
めい‐か【名歌】
- デジタル大辞泉
- 名高い歌。すぐれた詩歌。
めい‐しょうぶ【名勝負】
- デジタル大辞泉
- それを見た人々の心に刻まれるような、すばらしい勝負や試合。
めい‐ほう【名峰】
- デジタル大辞泉
- 姿の美しい山。名高い山。名山。
めい‐やく【名薬】
- デジタル大辞泉
- よくきくという評判の薬。名高い薬。
なとり【名取り】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 彼女は花柳流の名取りだShe is an accredited master of the Hanayagi School./She has a diploma [professional name] in the Hanayagi school of …
かんめい【官名】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- an official title官名を偽るassume an official title spuriously/lie about one's official position/assume a false title
おと‐な【▽乙名】
- デジタル大辞泉
- 《「おとな(大人)2」の意》1 (「長老」「宿老」とも書く)室町時代、惣そうを指導した有力な名主みょうしゅ。2 江戸時代、長崎で町役人の職名。…
おん‐めい【音名】
- デジタル大辞泉
- 一定の振動数をもつ音に与えられた音楽上の固有の名称。オクターブごとに同じ名称を繰り返す。日本の「ハニホヘトイロ」、ドイツの「CDEFGAH」など。…
名請人【なうけにん】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代,検地により田畑・屋敷の所持者として認定され,検地帳に記載された百姓。高(たか)請百姓・竿請人などともいう。耕作する権利と義務があり…
そう‐みょう(‥ミャウ)【総名・惣名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 同種、同類、または、近接する事物を一つにまとめて呼ぶ名称。総称。[初出の実例]「北杣者惣名也、此内処々皆有二別称一。所謂玉滝・湯…
た‐みょう(‥ミャウ)【他名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ほかの名。別名。〔運歩色葉(1548)〕 〔容斎四筆‐巻一五・官称別名〕② 他家の名跡(みょうせき)。
みょう‐ちょう(ミャウチャウ)【名帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ⇒めいちょう(名帳)② 名を列記した帳簿。めいちょう。[初出の実例]「神明の数を注たりけるには、〈略〉其名帳(ミャウチャウ)の中に」(…
めい‐きょう(‥ケウ)【名教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のふみ行なうべき道を明らかにする教え。すぐれた聖人の教え。また、儒教の教え。[初出の実例]「算取重陽名教楽、此生長断レ茹二霊芝一…
めい‐けん【名賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた賢人。名高い賢者。[初出の実例]「名賢襟度別、雅淡似二僧家一」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)趙推官舎人茶屋)[その他の文…
めい‐しゅ【名珠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「めいじゅ」とも ) 名高い玉。世によく知られている、すぐれた宝玉。[初出の実例]「ヲレイニワ meixuuo(メイシュヲ) タテマツラウズル…
めい‐しゅ【名酒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い酒。世間によく知られた、味のいい酒。名代(なだい)の酒。銘酒。[初出の実例]「兵衛佐殿入夜来賀之時、折并樽持二参之一、外有二一…
めい‐やく【名薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い薬。よくきくという評判の高い薬。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔宋史‐楊徽之伝〕
り‐めい【利名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 利益と名誉。[初出の実例]「利名路断無二人渡一、閑看二梅楊一独木橋」(出典:続狂雲詩集(1481頃)題画)「形を養て利名に奔走することを…