「アウストラロピテクス」の検索結果

10,000件以上


猿人【えんじん】

百科事典マイペディア
原人に先行し,〈サルからヒトへ〉の進化過程の中間段階に相当する人類。かつては原人の旧称であるピテカントロプスの訳として使用されたが,現在は…

カフ文化 カフぶんか Kafan

旺文社世界史事典 三訂版
更新世初期のアフリカ(第1雨期)で,主としてアウストラロピテクス群の生んだ礫 (れき) 石器文化で,最古の旧石器時代の文化出土はタンザニアのオ…

トバイアス Tobias, Phillip Vallentine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1925.10.14. 南アフリカ連邦,ダーバン[没]2012.6.7. 南アフリカ共和国,ヨハネスブルク南アフリカ共和国の自然人類学者。アウストラロピテクス…

ステルクフォンテイン Sterkfontein

改訂新版 世界大百科事典
南アフリカの石灰岩洞窟遺跡。緩やかな丘の上にある地下の迷路のような鍾乳洞のあちこちに角礫岩の堆積層がある。1936年にブルームR.Broomがアウスト…

クロムドライ遺跡 クロムドライいせき Kromdraai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南アフリカ共和国,ヨハネスブルクの西方にある遺跡。この遺跡から発見された猿人の化石骨を 20世紀前半 R.ブルームはパラントロプス・ロブストゥス…

アルディピテクス・ラミダス

知恵蔵
最初期から初期の猿人の1属2種(華奢型猿人)。両者ともエチオピアのアファール三角地帯で、米・カリフォルニア大学のT.ホワイトおよびY.ハイレセラシ…

カダバ

知恵蔵
最初期から初期の猿人の1属2種(華奢型猿人)。両者ともエチオピアのアファール三角地帯で、米・カリフォルニア大学のT.ホワイトおよびY.ハイレセラシ…

ジンジャントロプス

百科事典マイペディア
アウストラロピテクスのパラントロプスに属する化石人類。1959年東アフリカのオルドバイ遺跡から頭骨が出土,発見者リーキーが命名した。学名ではZin…

リーキー(Louis Seymour Bazett Leakey)

デジタル大辞泉
[1903~1972]英国の古生物学者・人類学者。ケニア生まれ。1931年以来タンザニアのオルドバイ渓谷で発掘を続け、59年にアウストラロピテクス‐ボイセ…

アウストラロピテクス

百科事典マイペディア
最古の化石人類で猿人の一部をさす属名。〈南のサル〉の意。オーストラロピテクスとも。1924年南アフリカ,ベチュアナランドのタウングで最初に発見…

ジンジャントロプス‐ボイセイ(〈ラテン〉Zinjanthropus boisei)

デジタル大辞泉
1959年に東アフリカのタンザニアのオルドバイ峡谷で発見された、最古の化石人類の一。アウストラロピテクスの一属とされ、160万年以上前のものと推定…

リーキー りーきー Louis Seymour Bazett Leakey (1903―1972)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古生物学者、人類学者。イギリス人宣教師の長子として東アフリカに生まれ、古生物学を専攻した。1931年以後、夫人メアリーMary(1913―1996)、長子リ…

ホモ‐ハビリス(〈ラテン〉Homo habilis)

デジタル大辞泉
《「器用な人」の意》約200万~150万年前のアフリカに生息していた初期の原人。1964年に東アフリカのタンザニアで化石が発見された。身長は約130セン…

アウストラロピテクス・バールエルガザリ Australopithecus bahrelghazali

改訂新版 世界大百科事典
鮮新世の猿人の一種。1993年にフランスのポワティエ大学のブルネM.Brunetによって,チャド共和国のコロ・トロKoro-Toro地域のバール・エル・ガザル谷…

鮮新世【せんしんせい】

百科事典マイペディア
第三紀を5分した場合の最後の地質時代名。ほぼ520万年前から164万年前まで。気候は比較的温暖だが,末期から寒冷となり第四紀の氷河時代を迎える。…

アウストラロピテクス‐セディバ

デジタル大辞泉
《「セディバ」は現地語で「泉」の意》約190万年前に生息していたアウストラロピテクス属の猿人の一種。2008年に南アフリカの洞穴で少年と成人女性の…

ダート

百科事典マイペディア
オーストラリアの人類学者,解剖学者。クイーンズランド,シドニー両大学卒。1923年―1959年南ア共和国のウィットウォーターズランド大学解剖学教授。…

猿人 えんじん Ape-man

旺文社世界史事典 三訂版
更新世(洪積世)前期(200〜100万年前)の人類アフリカ南部・東部で発見された化石骨アウストラロピテクス群で,類人猿から人類への移行の中間段階…

パラウストラロピテクス・エチオピクス Paraustralopithecus aethiopicus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1967年,エチオピア南西部のオモ地方で,カミーユ・アランブールとイブ・コッパンが発見した猿人。2人は頑丈な型の下顎骨を発見した。新生代の約 250…

アウストラロピテクス‐アファレンシス(Australopithecus afarensis)

デジタル大辞泉
《「アファレンシス」は代表的な化石産地のアファール盆地に由来》400万年~300万年前に生息していたアウストラロピテクス属の猿人の一種。1970年代…

チャダントロプス・アクソリス Tchadanthropus uxoris

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
チャド南東部のコロ・トロで 1960年に Y.コパンによって発見された化石人類の骨。1個の前頭骨と顔の部分骨から成る。更新世の前期ないし中期と比定さ…

ディキカ・ベビー Dikika baby

改訂新版 世界大百科事典
エチオピアのアファール低地にあるディキカで,2000-04年にアレムセゲドZ.Alemsegedが率いる国際調査隊によって発見されたアウストラロピテクス・ア…

ジンジャントロプス−ボイセイ Zinjanthropus Boisei

旺文社世界史事典 三訂版
1959年,東アフリカのタンガニーカのオルドバイ峡谷で発見されたアウストラロピテクスに属する化石人類イギリスの人類学者リーキー夫妻によって発見…

メガントロプス めがんとろぷす Meganthropus

日本大百科全書(ニッポニカ)
ジャワ島中部のサンギラン出土の化石人類。学名のメガントロプス・パラエオジャワニクスM. palaeojavanicusは、古いジャワの巨人の意。1941年にオラ…

アウストラロピテクス・セディバ Australopithecus sediba

改訂新版 世界大百科事典
前期更新世の猿人の一種。セディバ猿人とも呼ばれる。アウストラロピテクスは〈南のサル〉,セディバは現地語で噴水あるいは水源という意味。南アフ…

リーキー

精選版 日本国語大辞典
( Louis Seymour Bazett Leakey ルイス=シーモア=バゼット━ ) イギリスの古生物学者・人類学者。ケニア生まれ。一九三一年以来タンザニアのオルドワ…

アウストラロピテクス・アファレンシス Australopithecus afarensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
猿人の一種。 1970年代の終りに,アメリカの人類学 D.C.ヨハンソンらによってエチオピアのアファールとタンザニアのラエトリから発掘された,原始的…

猿人 えんじん ape-man

日本大百科全書(ニッポニカ)
人類進化を4段階に分けた場合、その最初の段階のものをいう。アウストラロピテクス類がこれに属する。ホモ・ハビリスは猿人と原人の橋渡しをするもの…

プレシアントロプス Plesianthropus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南アフリカ共和国ヨハネスブルク近くのステルクフォンテーンで発見された化石人類。1936年にロバート・ブルームによって頭蓋骨片と四肢骨の一部が,1…

アウストラロピテクス群 アウストラロピテクスぐん Australopithecus

旺文社世界史事典 三訂版
更新世(洪積世)初期の最古の猿人群1924年以来,南アフリカ各地で化石骨が発見された。頭蓋 (とうがい) 容積はゴリラに近い(約600cc)が,直立歩行…

タウング頭骨 タウングとうこつ Taung skull

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1924年南アフリカ共和国のケープ州にあるタウング駅の近くで発見され,R.ダートによってアウストラロピテクス・アフリカヌスと命名された猿人の頭骨…

アウストラロピテクス・アフリカヌス Australopithecus africanus

改訂新版 世界大百科事典
末期鮮新世から前期更新世の猿人の一種。アフリカヌス猿人とも呼ばれる。学名は〈アフリカの南のサル〉という意味だが,南アフリカで初めて出土した…

リトル・フット Little foot

改訂新版 世界大百科事典
南アフリカ共和国のステルクフォンテイン洞窟で見つかったアウストラロピテクス・アフリカヌスの骨格化石の愛称。1995年南アフリカのウィットウォー…

スワルトクランス遺跡 スワルトクランスいせき Swartkrans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南アフリカ共和国北東部のハウテン州,クルーガーズドルプの北北西にある石灰岩の洞窟遺跡。近くのクロムドライ遺跡と同様,更新世前期の堆積層から…

えん‐じん〔ヱン‐〕【猿人】

デジタル大辞泉
チンパンジーとの共通の祖先から分かれた最初期の人類。約700万年前から100万年前ごろまで生息していたとされる。直立二足歩行し、簡単な打製石器を…

リーキー Louis Seymour Bazett Leakey 生没年:1903-72

改訂新版 世界大百科事典
人類学者。ケニアのキクユ族に宣教していたイギリス人牧師の家庭に生まれた。1926年以来東アフリカで先史時代諸遺跡の調査を行う。ギャンブル洞窟の…

アウストラロピテクス・アナメンシス Australopithecus anamensis

改訂新版 世界大百科事典
前期鮮新世の猿人の一種。アナムは現地語で湖,アウストラロピテクスは〈南のサル〉という意味。アナム猿人,アナメンシス猿人とも呼ばれる。いわゆ…

原人類 げんじんるい Archanthropic man

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヒト属の進化の最初の段階。ピテカントロプス,シナントロプスなどのホモ・エレクトゥス類 Homo erectus をさす。かつては猿人ということばとも同義…

オモ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【オモ国立公園】

デジタル大辞泉
《Omo National Park》エチオピア南西部にある国立公園。トゥルカナ湖に注ぐオモ川流域西岸に位置する。キリン、ライオン、アフリカゾウ、オリックス…

アウストラロピテクス・ボイセイ

改訂新版 世界大百科事典
→パラントロプス・ボイセイ

アウストラロピテクス・ロブストス

改訂新版 世界大百科事典
→パラントロプス・ロブストス

ル・グロ・クラーク Le Gros Clark, Sir Wilfrid Edward

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1895.6.5. ヘンプステッド[没]1971.6.28. オックスフォードイギリスの解剖学者,人類学者。オックスフォード大学人体解剖学教室主任を務めた。ル…

ラマピテクス Ramapithecus

改訂新版 世界大百科事典
化石霊長類の一つ。G.E.ルイスはインド北部のシワリク丘陵で,中新世後期の地層から右上顎骨片を発見し,ラマピテクスと命名した(1934)。この化石…

西トゥルカナ遺跡 にしトゥルカナいせき West Turkana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ケニアの北部,トゥルカナ湖北部の西岸にある鮮新世,更新世(約 400万~70万年前)の化石包含地。リチャード・リーキーらの調査により,豊富で多様…

オモがわかりゅういき【オモ川下流域】

世界遺産詳解
1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、エチオピア南西部のガモ・ゴファ州に位置する。150万~450万年前の化石が堆積している。1967年以降、400…

アウストラロピテクス・エチオピクス

改訂新版 世界大百科事典
→パラントロプス・エチオピクス

アワッシュ川 アワッシュがわ Awāsh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
旧称ハワッシュ Hawash川。エチオピア東部の川。アジスアベバの西約 50km,エチオピア高原に源を発し,ほぼ南東流,グレートリフトバレーの峡谷に入…

アウストラロピテクス・プロメテウス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ブルーム(Robert Broom) ぶるーむ Robert Broom (1866―1951)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスの古生物学者。南アフリカの多くの猿人(アウストラロピテクス)化石の発見者、研究者として有名。医学を学んだが、のち古生物学を専攻し、…

矢状稜 しじょうりょう sagittal crest

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
矢状隆起ともいう。ゴリラなど一部類人猿においてみられる,頭頂部の前後に走る竜骨状の骨性隆起。一般に哺乳類の側頭筋は側頭骨から頭頂骨の下部に…

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