ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラマピテクス」の意味・わかりやすい解説
ラマピテクス
Ramapithecus
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翻訳|Ramapithecus
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化石類人猿。アメリカ、エール大学の大学院生ルイスが1932年、インドの北西部シワリクで右上顎(じょうがく)骨片を発見したが、多くの学者は注目しなかった。1961年、リーキーらがケニアのフォート・ターナンでケニアピテクスを発見するに及び、64年以降、アメリカの霊長類学者サイモンズはケニアピテクスもラマピテクスの一員であるとした。またトルコ、ギリシア、ハンガリー、パキスタン、中国南部から相次いで発見された化石破片もすべて同類のものと考えられた。いずれも歯または顎骨片にすぎないため、全貌(ぜんぼう)はつかみがたい。切歯や犬歯は小さいが、小・大臼歯(きゅうし)は大きく、歯冠は低い。歯の形態は人類としては原始的であるが、類人猿と比べるとかなり人類に近い。年代は第三紀中新世末から鮮新世前期で、600万年から1200万年前である。このような点からラマピテクス類は人類の直接の祖先と考えられたが、今日では性的二型とみなされ、オランウータンの祖先とみられるシバピテクスを雄(おす)、ラマピテクスはその雌(めす)と考えられるに至り、これを人類祖先とする見方は消え去った。
[香原志勢]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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