ぎん‐びょうぶ(‥ビャウブ)【銀屏風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地紙全体に銀箔(ぎんぱく)をおいた屏風。銀屏(ぎんびょう・ぎんぺい)。《 季語・冬 》[初出の実例]「舞台は銀屏風(ギンビャウブ)に取変へ…
やく‐ぎん【役銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =やっきん(役金)②
メキシコ‐ぎん【メキシコ銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 スペインがメキシコ領有後、一六世紀以降同地産出の銀で鋳造した銀貨、および一八二一年メキシコ独立後に鋳造されたハレアル銀貨。特に東…
ぼく‐ぎん【墨銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「墨」はメキシコにあてた「墨西哥」から ) 近世、東洋の貿易市場に広く流通したメキシコの八レアル銀貨のこと。メキシコ銀。
みょうが‐ぎん(ミャウガ‥)【冥加銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =みょうがきん(冥加金)①[初出の実例]「始末してためたあの銀は黒谷の方丈へ上る冥加銀」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(178…
ぼうえき‐ぎん【貿易銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 貿易銀〘 名詞 〙 海外貿易決済用に当てられる銀貨。日本では明治四年(一八七一)新貨条例により規定された一円銀貨が貿易一円銀として発行された。…
がい‐ぎん(グヮイ‥)【外銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「がいこくぎんこう(外国銀行)」の略。
でい‐ぎん【泥銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀粉を膠水(こうすい)で溶いて、絵画などの彩色に用いる顔料。銀泥。
さし‐ぎん【差銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =さしきん(差金)①[初出の実例]「さし銀なれば銀のまはりはよし、次第に銀がふへて」(出典:浮世草子・立身大福帳(1703)五)② 江戸時…
つつみ‐ぎん【包銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、銀貨鋳造所であった銀座内の銀座役所および常是役所で紙包みにした銀貨。包銀は一般にそのままの状態でも授受された。また、公…
のべ‐ぎん【延銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀をたたいてのばすこと。また、その銀。[初出の実例]「刀豆形の延べ銀の煙管」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)② =のべ…
銀経【ぎんけい】
- 百科事典マイペディア
- 銀河座標による経度。
銀触媒 ギンショクバイ silver catalyst
- 化学辞典 第2版
- 銀の触媒作用を利用した触媒.通常は担体に銀の微粒子を担持して用いる.銀の触媒作用として有名なのは,エテンの空気酸化によるエチレンオキシドの…
ぎんはくしょく 銀白色
- 小学館 和伊中辞典 2版
- bianco(男) argento
銀木犀 (ギンモクセイ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。モクセイ科の常緑小高木。モクセイの別称
銀豆 (ギンマメ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。マメ科のつる性一年草。ヤブマメの別称
銀真桑 (ギンマクワ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。真桑瓜の品種
銀嘴 (ギンバシ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Lonchura malabarica動物。カエデチョウ科の鳥
雷銀 らいぎん fulminating silver
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀の窒化物である窒化銀Ag3Nのことをこのようによぶことがある。黒色の粉末で、きわめて不安定で摩擦、接触によって激しく爆発するのでこの名がある…
しゃく‐ぎん【借銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭を借りること。また、その借りた金銭。借金。[初出の実例]「旧冬十後へ借銀四枚の代十五石一斗被レ返了」(出典:多聞院日記‐天正六年…
塩化銀 エンカギン silver chloride
- 化学辞典 第2版
- AgCl(143.32).天然には角銀鉱として産出する.硝酸銀の水溶液に塩化物イオンを含む水溶液を加えると,白色の沈殿として得られる.塩化ナトリウム型…
銀鮭 ぎんざけ
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉银大马哈鱼yíndàmǎhǎyú.
銀めっき ぎんめっき
- 日中辞典 第3版
- 镀银dùyín.~銀めっきがはげた|镀银剥落bōluò了.
giń-múkú, ぎんむく, 銀無垢
- 現代日葡辞典
- A prata pura. [S/同]Juńgíń.
あく‐ぎん【悪銀】
- デジタル大辞泉
- 多量の銅を混ぜた品質の悪い銀貨。また、偽金にせがね。わるがね。「三匁五分の豆板―」〈浮・永代蔵・五〉
れんぱん‐がね【連判▽銀】
- デジタル大辞泉
- 何人かが連判して連帯責任で金を借りること。また、その金。「あるひは家質かじち又は―にて紋日をつとめ」〈浮・元禄大平記〉
しきり‐ぎん【仕切り銀】
- デジタル大辞泉
- 「しきりがね」に同じ。「岩国の紙の―に才覚はしたれども」〈浄・天の網島〉
し‐ぎん【市銀】
- デジタル大辞泉
- 「市中銀行」の略。
のけ‐がね【▽除け▽銀】
- デジタル大辞泉
- 倒産などに備えて、財産の中から取りのけて隠しておく金銭。「―にて、年にも似合はぬ、扇屋の太夫を請け出して」〈浮・新永代蔵〉
しん‐ぎん【新銀】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、貨幣改鋳により新しく鋳造・発行された銀貨。
げん‐ぎん【現銀】
- デジタル大辞泉
- 手持ちのかね。現金。近世、通貨として銀貨を主に使った上方でいう。「万よろづ―売りに、掛け値なしと相定め」〈浮・永代蔵・一〉
かおみせ‐ぎん〔かほみせ‐〕【顔見世銀】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、主に大坂の両替屋が新規に開業するとき、仲間の取り締まりである十人両替に納付した祝儀銀。
がく‐ぎん【額銀】
- デジタル大辞泉
- 江戸末期発行の天保一分銀の俗称。額縁に似た長方形であるところからいう。額判。額。角。→天保金銀 →一分銀
ぎん‐がわ〔‐がは〕【銀革】
- デジタル大辞泉
- 地色を銀色にした革。
銀松葉
- デジタル大辞泉プラス
- 錦鯉の一種。光無地のバリエーションのひとつ。銀色の地に、青白く光る鱗の覆輪による松ぼっくりのような模様が生じたもの。
銀滴(ぎんてき)
- デジタル大辞泉プラス
- 宮崎県、株式会社酒蔵王手門が製造する芋焼酎。
ぎん‐きせ【銀着せ】
- デジタル大辞泉
- 金属器の表面に薄くのばした銀をかぶせたり銀めっきを施したりすること。また、その器物。「銀着せの盆」
ぎん‐けい【銀経】
- デジタル大辞泉
- 銀河座標での経度。銀河系の中心方向である射手いて座の中の一点を零度とし、白鳥座の方向へ北回りで360度までの角距離で表す。
ぎん‐げん【銀元】
- デジタル大辞泉
- 中国で清末以後用いられた一元の銀貨。
ぎん‐ざけ【銀×鮭】
- デジタル大辞泉
- サケ科の魚。全長約80センチ。背は藍色で小黒点が散在。幼魚期を河川で過ごしたあと海に下り、このころ銀灰色となるので銀毛ぎんけとよばれる。海に…
ぎんシアンか‐カリウム〔ギン‐クワ‐〕【銀シアン化カリウム】
- デジタル大辞泉
- 銀の塩化物の水溶液にシアン化カリウム水溶液を加えて得られる無色の結晶。銀めっきに用いる。ジシアノ銀(Ⅰ)酸カリウム。
ぎん‐すすだけ【銀×煤竹】
- デジタル大辞泉
- 染め色の名。竹のすすけたような赤黒い色に銀色を加味した色。
ぎん‐つぶし【銀潰し】
- デジタル大辞泉
- 近世、街道をうろつき、旅費がないといっては刀の金具などの粗悪品を純銀と称して、無理に売りつけた悪者。ごまのはいの類。
ぎん‐てん【銀点】
- デジタル大辞泉
- 1標準気圧下での銀の凝固点。セ氏961.75度。国際温度目盛りの一。
ぎん‐ば・る【銀張る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ五(四)]1 顔の白粉おしろいの上に、脂肪が浮き出してきて醜くなる。歌舞伎社会でいう。2 張り裂けそうにふくれる。「大きなお腹、しかも―…
ぎん‐もじ【銀文字】
- デジタル大辞泉
- 銀泥・銀粉・銀箔ぎんぱくなどで書いた銀色の文字。銀字。
ぎん‐よう〔‐エフ〕【銀葉】
- デジタル大辞泉
- 1 銀を紙のように薄く打ち延ばしたもの。2 香道の道具の一。雲母うんもの薄片に金銀の縁をつけたもの。香をたくとき香をのせて火の上におく。香敷…
【銀釵】ぎんさい
- 普及版 字通
- 銀のかんざし。字通「銀」の項目を見る。
【銀台】ぎんだい
- 普及版 字通
- 仙人の居る所。また、宮門の名。また、美しいうてな。唐・盧照鄰〔長安古意〕詩 戲蝶、千門の側(かたは)ら 碧樹銀臺、種の色字通「銀」の項目を見…
【銀黏】ぎんでん
- 普及版 字通
- 銀米。字通「銀」の項目を見る。