ウンマ(〈アラビア〉umma)
- デジタル大辞泉
- イスラム共同体。イスラム教の信仰(具体的にはイスラム法)によって結合している。単一の普遍国家として出発したが、のちに政治的に分裂し、現在で…
アマル(〈アラビア〉Amal)
- デジタル大辞泉
- 《希望の意》レバノンのイスラム教シーア派の政治・軍事組織。1975年にムーサー=サドルによって結成された。
アルジェのカスバ【アルジェのカスバ】
- 世界遺産詳解
- 1992年に登録されたアルジェリアの世界遺産(文化遺産)で、首都アルジェの旧市街を指す。市街地を囲んでいた城壁は、19~20世紀、フランスの植民地…
ブトルス・アル・ブスターニー ぶとるすあるぶすたーにー Burus al-Bustānī (1819―1883)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アラビアの文学者。ブスターニー家は多くの文化人・宗教人を輩出させたマロン派の名門。レバノン山村の生まれ。語学の才にたけ、アラム語、ラテン語…
ブライダ Buraydah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- サウジアラビア中央部,ナジド地方北部のカーシムオアシスの都市。リヤードの北西約 350kmにある。南に隣接するアナイザと交易を競い,かつてはアラ…
ムジャーヒディーン運動【ムジャーヒディーンうんどう】
- 百科事典マイペディア
- ムジャーヒディーンMujahidinはアラビア語で〈ジハード(聖戦)を行う者〉の意。固有名としては,19世紀初め,現在のパキスタン北西部で,シク王国,…
リバート ribāṭ
- 改訂新版 世界大百科事典
- スーフィーの修道場。元来は異教徒とのジハードに従事するイスラムの戦士たちが国境地帯につくった砦のことであった。神秘主義思想が広まるにつれ,1…
キブラ qibla
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈向かう方向〉を意味するアラビア語であるが,とくにイスラム教徒が礼拝の際に向かう方向を意味する。ムハンマドはメディナへのヒジュラの直後,そ…
イスラーム科学(イスラームかがく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イスラーム世界で行われた科学。その担い手は必ずしもムスリムとは限らない。8世紀から9世紀にかけてギリシア科学などのアラビア語への翻訳が行われ…
ハドラマウト
- 百科事典マイペディア
- アラビア半島南部,アラビア海に臨む地方。北部は砂漠,南部は海岸山脈であるが,中部のワジ地域は肥沃で,穀物,豆類,デーツなどを産する。1918年…
いっせんいちやものがたり【一千一夜物語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 「アラビアンナイト」の別名。千夜一夜物語。千一夜物語。
ワッハーブ派(ワッハーブは) al-Wahhābīya
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 外部からサウジアラビアの宗教を表す用語。サウジアラビアではムワッヒドゥーン(唯一神信仰者)の語を用いる(同国国教は公式にはハンバリー派イスラー…
ハミルトン・アレキサンダー・R. ギブ Hamilton Alexander Rosskeen Gibb
- 20世紀西洋人名事典
- 1895 - 1971.10.22 英国の東洋学者。 元・オックスフォード大学教授。 1921年東洋研究学院講師となり、以後ロンドン大学(’30〜37年)、オックスフォ…
ca・pe・llar, [ka.pe.ʝár∥-.ʎár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] (昔,スペインで使われた)アラビア風マント.
al・qui・cel, [al.ki.θél/-.sél], al・qui・cer, [al.ki.θér/-.sér]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] アラビア式ケープ;(家具・クッションなどの)カバー.
si・mún, [si.mún]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] シムーン:サハラやアラビアの砂漠に吹く砂混じりの熱風.
Sáudi Arábian Mónetary Àgency
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- サウジアラビア通貨庁(◇事実上の中央銀行;(略)SAMA).
ビシュト(〈アラビア〉bisht)
- デジタル大辞泉
- アラブ諸国の伝統衣装の一。男性用の格式高い外套がいとうで、王族の衣装や祝典の正装として用いられる。ミシュラ。
カーヌーン(〈アラビア〉qānūn)
- デジタル大辞泉
- 隣り合う二角が直角をなす不等脚台形の薄い木箱に多数の弦をはったチター型の撥弦はつげん楽器。左右の人差し指にはめたプレクトラムで弾く。主とし…
ノーバト nobat[アラビア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世イスラム世界の宮廷で抱えられていた儀礼用の楽隊。ナウバnawbaともいう。ナッカーラ,タブル(大太鼓),スルナイ,ナフィールなど大音響を発す…
マリク malik[アラビア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈支配者〉〈王〉を意味する語。コーランでは神あるいは異民族の王の呼称として用いられ,カリフも自らマリクを称することはなかった。しかしアッバ…
アラビア半島アルカイダ アラビアはんとうアルカイダ al-Qaeda in the Arabian Peninsula; AQAP
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イエメンを拠点とする武装勢力。2009年にサウジアラビアとイエメンの過激派組織が合流して発足。2000~04年,サウジアラビアとイエメンで,アメリカ…
Mecque /mεk/ (La)
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [固有] メッカ:サウジアラビアの都市.イスラム教の聖地.
エミレーツ
- デジタル大辞泉プラス
- アラブ首長国連邦産のミネラル水「アラビアン・オアシス」の、産地でのブランド名。
ar・rack /ǽrək/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]アラック[アラキ]酒(◇ココヤシ汁などから作るインド・中東の蒸留酒).[アラビア]
サルマン・ビン・アブドルアジズ Salman bin Abdul-Aziz
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書政治家 サウジアラビア国王(第7代),サウジアラビア首相国籍サウジアラビア生年月日1935年12月31日出生地リヤド経歴急進的なイスラム思想ワ…
ハラル(〈アラビア〉Ḥalāl)
- デジタル大辞泉
- ⇒ハラール
ヒジャブ(〈アラビア〉hijab)
- デジタル大辞泉
- ⇒ヘジャブ
ミーラースダーリー mīrāsdārī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 世襲的権利,世襲財産を意味するアラビア語ミーラースから派生した語。インド,特にデカン地方以南の南インドにおいて,世襲的に保有された土地をミ…
アルカリ
- 百科事典マイペディア
- 水に溶けて強い塩基性を示す物質。アラビア語kali(灰の意)が語源。主としてアルカリ金属,アルカリ土類金属の水酸化物で水に可溶性のものをいい,…
せいシメオン‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【聖シメオン教会】
- デジタル大辞泉
- 《Church of Saint Simeon Stylites》シリア北西部にある教会。アレッポの北西約30キロメートルに位置する。5世紀の建造。現存する最も古いビザンチ…
ガニーマ ghanīma
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般的には「戦利品」を意味するアラビア語。イスラム法学者の理論によれば,ガニーマとは実際の戦闘行為の結果として得られた戦利品を意味し,これ…
バラカ baraka
- 改訂新版 世界大百科事典
- アラビア語で〈祝福〉を意味するが,神が預言者たち,および聖者たちに与えた超人的能力を指して用いられる語。とくにイスラム神秘主義の教義と結び…
mu・lá, [mu.lá]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- 〔アラビア〕[男] イスラム教指導者,イスラム教聖職者.
jai・que, [xái.ke]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] ハイク:アラビア女性が頭・衣服の上にまとう布.
サウジアラビア Saudi Arabia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 正式名称 サウジアラビア王国 Al-Mamlakah al-`Arabiyyah al-Sa`ūdiyyah。面積 214万9690km2。人口 3584万1000(2021推計)。首都 リヤード。ア…
アラビア数字【アラビアすうじ】
- 百科事典マイペディア
- 現用の算用数字。インドで生まれ,アラビアに渡って改良された後,ヨーロッパに伝えられ,特にフィボナッチの《アバクスの書》(1202年),ジョン・…
フズーリー ふずーりー Fuzūlī (1495?―1556)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコの詩人。オスマン帝国の最盛期スレイマン1世時代を代表する。本名はメフメトMehmet。バグダード近くのヒッラないしカルバラーで生まれ、生涯を…
ダハナー砂漠 だはなーさばく Dahanā
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アラビア半島中東部にある砂漠。サウジアラビアの首都リヤドの東方に、南北に細長く、長さ1300キロメートル、幅25~80キロメートルで広がり、北はナ…
イブン・ツァディク Ibn-Tzaddik, Joseph ben Jacob
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1075[没]1149ユダヤ人の新プラトン主義哲学者,詩人,法学者。詩作品はほとんど現存せず,哲学的著作ではアラビア語で書かれた原本は現存しない…
ビゼルト
- 百科事典マイペディア
- チュニジア北部,地中海岸の港湾都市。アラビア語ではビンザルトとも。北アフリカの重要な港の一つで,近代的な要塞(ようさい),海軍工廠がある。古…
アルトゥール クリステンセン Arthur E. Cristensen
- 20世紀西洋人名事典
- 1875 - 1940 デンマークの言語学者。 元・コペンハーゲン大学教授。 古代イランの文化史、政治史の研究にすぐれる。とくにギリシャ語、ラテン語、…
アルカリ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語・英語] alkali 元来はアラビア語で、al は定冠詞、kali は「灰」の意。「亜爾加里」「亜児加里」とも書いた ) 水酸化物 MO…
ラス・タヌラ らすたぬら Ras Tanura
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- サウジアラビア東部の港町。アラビア湾(ペルシア湾)に突出した岬に位置する。別称ラス・アト・タヌーラーRa's at Tannūrah。人口約6000。石油の積…
フィボナッチ
- 百科事典マイペディア
- イタリアの数学者。レオナルド・ダ・ピサLeonardo da Pisaともいう。商用で地中海沿岸を旅行し数学の知識を集め,ピサに帰ってから《アバクスの書》…
ドバイ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Dubaī ) アラビア半島東部、アラブ首長国連邦を構成する国の一つ。首都ドバイ。
タウガス Taugas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 7世紀初期から 14世紀にかけてビザンチンや西域,北方の諸国民が中国 (人) を呼んだ名称。アラビア語のタムガージュ Tamghāj,突厥碑文のタブガチ Ta…
井筒俊彦 (いづつ-としひこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1914-1993 昭和-平成時代のイスラム学者。大正3年5月4日生まれ。アラビア語など中東の諸語を修得,旧約聖書からイスラム思想へと研究をすすめる。昭…
ハレム
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [アラビア語] ḥarim 「禁じられた場所」「神聖な場所」の意 )[ 異表記 ] ハーレム① イスラム教徒上流家庭の、妻妾の居室。近親者以外の…
アブド・アルマリク ‘Abd al-Malik
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 646/647~705(在位685~705)ウマイヤ朝第5代カリフ。父マルワーンのあとを継いで第2次内乱を終息に導く。その治世ではイラク総督ハッジャージュ・ブ…