テオクリトス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Theokritos ) 古代ギリシアの田園詩人。シラクサの出身でアレクサンドリアで活躍。牧歌調の小詩の完成者として知られる。(前三〇〇頃‐前二六〇頃)
プトレマイオス[1世]【プトレマイオス】
- 百科事典マイペディア
- エジプト王(在位前317年―前283年)。尊称ソテル(〈解放者〉〈救済者〉)。プトレマイオス王国の始祖。アレクサンドロス大王の部将で,その死後エジ…
ナショナル‐ハーバー(National Harbor)
- デジタル大辞泉
- 米国メリーランド州の一地区。ワシントンの南東、ポトマック川東岸に位置し、アレクサンドリアに相対する。再開発によりホテル、コンベンションセン…
アリウス(Arius)
- デジタル大辞泉
- [250ころ~336]アレクサンドリアの司祭。正統派の三位一体説に対し、キリストの神性を否定してその被造者性を主張。ニカイア公会議で異端者として…
ユークリッド Eukleides[ギリシア],Euclid[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前300頃アレクサンドリアで活躍した幾何学者。先人と自己の業績を集大成した主著『幾何学原本』(ストイケイア)は,20世紀初めまで初等幾何学の標準的…
アブキール湾の戦【アブキールわんのたたかい】
- 百科事典マイペディア
- 1798年8月1日エジプト遠征中のナポレオン艦隊がアレクサンドリアに近いアブキールAboukirでネルソンの率いる英艦隊に襲撃され,ほとんど全滅した戦…
アリスタルコス
- 百科事典マイペディア
- アレクサンドリアの天文学者。サモス島の生れ。地球や惑星が太陽のまわりを公転しているとする太陽中心の宇宙体系の創案者。地球の自転と公転を最初…
ディオニュシオス(トラキアの) Dionysios Thrax 生没年:前170ころ-前90ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアの文法学者。アレクサンドリアの出身。サモトラケのアリスタルコスに師事した後,ロドス島に移り,文法と文学の教師をつとめた。彼の著…
アリストファネス[ビザンチン] Aristophanēs of Byzantine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前257頃[没]前180頃ギリシアの文献学者。アレクサンドリア図書館長。ホメロス,悲劇詩人,抒情詩人の作品校訂と注釈書で後代に決定的な影響を及…
ヘルメイアス[アレクサンドリア] Hermeias; Hermias of Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 5世紀後半頃在世のギリシアの新プラトン派 (→新プラトン主義 ) の哲学者。プロクロスの弟子。のちアレクサンドリアで教鞭をとった。プラトンの『ファ…
Ath・a・na・sius /θənéiʃəs/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]聖アタナシウス(◇Saint Athanasius,296?-373;アレクサンドリア司教;アリウス派に反対).Athanasian/θənéiʒən | -ʃən/[形]
『内乱記』(ないらんき) Commentarii de bello civile
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- カエサルの作品。全3巻。簡潔な文体で自分とポンペイウス派との戦いを記したもの。前49年の内乱勃発から前48年夏のファルサロスの戦闘を山場として,…
アレクサンドロス[大王]【アレクサンドロス】
- 百科事典マイペディア
- マケドニア王国国王(在位前336年―前323年)。フィリッポス2世の子。アレクサンドロス3世とも呼ばれる。少年期にアリストテレスに師事。父の没後コ…
エジプト‐えんせい(‥ヱンセイ)【エジプト遠征】
- 精選版 日本国語大辞典
- 一七九八~九九年、ナポレオンがフランス革命政府の命令で行なった遠征。アレクサンドリアに上陸、カイロに入城したが、海軍がアブキールの戦いでイ…
だいもくろく【大目録】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ギリシャ〉Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻…
アタナシウス(Athanasius)
- デジタル大辞泉
- [298ころ~373]初期キリスト教の教父。アレクサンドリアの司教。325年のニカイア公会議で、アリウス派を論駁ろんばく。三位一体説を主張し、正統派…
アポロニオス[ロドス] Apollōnios Rhodios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前295頃.アレクサンドリア[没]前215頃.ロドスギリシアの叙事詩人。ホメロス以来の大英雄叙事詩『アルゴナウティカ』 Argonautika (4巻) の著者。…
ラエウィウス Laevius, Melissus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前129頃[没]?古代ローマの詩人。抒情詩集『愛の戯れ』 Erotopaegniaの作者。アレクサンドリア文学の影響をローマにもたらした。 G.V.カツルスの…
キンナ Cinna, Gaius Helvius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前44?ローマの詩人。カツルスの友人。アレクサンドリア派の学者詩人。代表作『スミルナ』 Smyrna。カエサルの葬儀後,暗殺者の一味のキンナ…
カフルアッダウワル Kafr ad-Dawwār
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト北部,ブハイラー県の主要都市の一つ。アレクサンドリア東南東 25kmに位置する。綿花,米,穀物などの集散地。繰綿,たばこ製造工場がある。…
アピオン Apion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1世紀頃のギリシアの文法学者,ホメロスの注釈家。アレクサンドリアの使節としてガイウス・カエサル (カリグラ) 帝にユダヤ人を訴えた (38) 。のちロ…
ナウクラティス Naukratis
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- エジプトにおける古代ギリシア人の唯一の通商居留地。前610年頃ミレトス人がナイル川デルタ西部に設けた拠点に由来し,前6世紀中頃からアレクサンド…
フリュアケス phlyakes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの笑劇の一種。前4~3世紀に南イタリアのギリシア人都市とアレクサンドリアで行われた。神話伝説や日常生活を滑稽化する。作者はリントン,…
イドクー Idkū
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト北部,ブハイラー県の町。ナイルデルタ北西部,アブキール湾とイドクー湖の間の砂州上にある。アレクサンドリアから道路と鉄道が通じている…
アブキール Abū Qīr
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト北部,アレクサンドリア北北東約 20km,アブキール湾の西端の村。アブキール湾は,1798年「ナイルの戦い」で,イギリスのネルソン提督がフラ…
しん‐プラトンがくは【新プラトン学派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( プラトンはPlatōn ) 三世紀頃から、ローマやアレクサンドリアなどを中心に現われたギリシア哲学の一派。プロティノスの哲学を基礎に、…
プノイマチズム pneumatism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プノイマ pneuma (霊気) と呼ぶ薄い蒸気が,生命活動のもとであるという説。アレクサンドリアの解剖学,生理学者エラシストラトスが前 300年頃唱えた…
アリウス ありうす Arius (250ころ―336ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代キリスト教の異端者。おそらくリビアに生まれ、アンティオキアで学び、アレクサンドリアで牧職についた。彼の神学的立場は教会内に分裂をもたら…
クレメンス[アレクサンドリア] Clemens Alexandrinus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]150頃.アテネ[没]215頃.パレスチナアレクサンドリア派のキリスト教神学者。本名 Titus Flavius Clemens。両親は異教徒。各地でキリスト教と哲学…
イブン・ジュバイル Ibn Jubayr, Muḥammad ibn Aḥmad al-Kinānī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1145.9.1. バレンシア[没]1217.11.29. アレクサンドリアスペインのアラブ系旅行家,文筆家。 1183年2月~85年4月の第1回メッカ巡礼の途中,北ア…
Atanàsio
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨固名⸩聖アタナシウス(295頃‐373;アレクサンドリアの司教). ▼アリウス派に対して, 父なる神と子たるキリストの本質的同一性を唱えた聖人.…
ヒエロクレス[アレクサンドリア] Hierocles of Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 430年頃在世の新プラトン派の哲学者。アテネのプルタルコスの弟子。新プラトン主義をアレクサンドリアに導入し,ストア派の重要な理念である運命を自…
プトレマイオス‐ちょう(‥テウ)【プトレマイオス朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( プトレマイオスはPtolemaios ) ヘレニズム時代のエジプトを支配したマケドニア人の王朝(前三〇四‐前三〇)。アレクサンドロス大王の死後、部将プ…
カルカル(Carcar)
- デジタル大辞泉
- フィリピン中央部、セブ島東岸の都市。セブの南約30キロメートルに位置する。アレクサンドリアの聖カトリーヌ教会をはじめ、スペイン、米国統治時代…
ヘレニズム Hellenism
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 一般的には,ヘブライズムとともにヨーロッパ文化の二大思想傾向をなすギリシア精神の意味に用いられるが,歴史的概念としては,アレクサンドロス大…
ディオファントス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Diophantos ) 古代ギリシアの数学者。代数学の祖とされる。三世紀後半にアレクサンドリアで活躍。著「算数論」でディオファントス解析という一種の…
アリスタルコス Aristarchos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前310ごろ〜前230ごろアレクサンドリアの天文学者地動説の先駆者で,地球は自転しながら太陽の周囲を公転するとして,地球の公転と自転,太陽中心説…
フィロン Philon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前20?~後50?アレクサンドリアのユダヤ人哲学者。ユダヤ思想をギリシア哲学によって説明,ストア学派哲学のロゴスを絶対的超越者たる神と,被造物…
アルシノエ4世 アルシノエよんせい Arsinoē IV
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前63[没]前41エジプト,プトレマイオス朝時代の女王。プトレマイオス 12世アウレテスの末娘。有名なクレオパトラ7世,およびプトレマイオス 13世…
デイノクラテス Deinokratēs
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前4世紀に活動したギリシアの建築家。生没年不詳。ラテン語名はディノクラテスDinocrates。アレクサンドロス大王の遠征に随行し,エジプトで新都市ア…
ムーセイオン むーせいおん Mouseion ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの学府で、プトレマイオス朝のエジプト、アレクサンドリアの学術研究所(前3世紀の初めの創立)がもっとも著名。ミュージアムmuseum(博…
アタナシウス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Athanasius ) 初期キリスト教会の教父。アレクサンドリアの司教。ニカイア公会議でキリストが神そのものではないとするアリウスに対して三位一体説…
アレクサンドリア図書館 (アレクサンドリアとしょかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代世界最大の規模を誇った図書館(ビブリオテケ)。エジプトのアレクサンドリアをヘレニズム時代最大の学問中心地たらしめたのは学府ムセイオンと…
ナハース・パシャ Nahas Pasha, Mustafa al-
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1876.6.15. カイロ[没]1965.8.23. アレクサンドリアエジプトの政治家。 1914年から民族運動に身を投じ,27年民族主義政党ワフド党の党首となった…
イブン・ジュバイル Ibn Jubayr 生没年:1145-1217
- 改訂新版 世界大百科事典
- アンダルスの旅行家。バレンシアに生まれ,アレクサンドリアで没した。父および当時のウラマーよりイスラム諸学とアラビア語諸学を学び,詩文・散文…
ディオファントス
- 百科事典マイペディア
- ギリシアの数学者。250年ごろアレクサンドリアで活躍。主著《算術》13巻のうち6巻が現存。記号を組織的に採用して一・二次方程式を解き,不定方程式…
クリュソストモス
- 百科事典マイペディア
- ギリシア教父,聖書学者,聖人。コンスタンティノープル主教。名は〈金の口〉の意で,説教の巧みさによる。聖書の比喩的解釈を斥け,字義的解釈を主…
フィレタス Philētas; Philitas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前330頃.コス島[没]前275頃ギリシアの詩人,初期アレクサンドリアにおいて文学研究の新気風を興した文献学者。プトレマイオス2世とテオクリトス…
五本山 ごほんざん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ローマ・コンスタンティノープル・アンティオキア・イェルサレム・アレクサンドリアの総大司教座教会アンティオキア以下の3教会は7世紀以降イスラ…
クズミン Kuzmin, Mikhail Alekseevich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1875.10.18. ヤロスラブリ[没]1936.3.3. レニングラードロシアの詩人,小説家。詩集『アレクサンドリアの歌』 Aleksandrinskie pesni (1906) ほ…