マルコフニコフ則 まるこふにこふそく Markovnikov's rule
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの化学者マルコフニコフが1868年に提唱した法則。炭素間の二重結合にハロゲン化水素HXが付加するとき、その水素原子は、二重結合を構成する二…
葉緑体 ようりょくたい chloroplast
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 葉緑素 (クロロフィル) を含む色素体で,真核生物の細胞内にある光合成器官。分裂によって増殖する。葉緑素のほかに,カロテノイド (カロテンとキサ…
複素環式化合物 フクソカンシキカゴウブツ heterocyclic compound
- 化学辞典 第2版
- 環式化合物のうち,環に炭素以外の原子(ヘテロ原子)を含むものをいう.ただし,エポキシドやラクトンのように鎖式化合物から容易に誘導され,また,…
セクレターゼ(secretase)
- デジタル大辞泉
- たんぱく質分解酵素の一つ。アルツハイマー型認知症の発症に関与する酵素として知られる。[補説]アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイ…
bruc・ine /brúːsiːn/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《化学》ブルシン(◇マチンから採る毒性アルカロイド).[スコットランドの探検家の名から]
副腎皮質ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 副腎の皮質から分泌されるホルモンで,ステロイドホルモンであるグルココルチコイド(コルチゾール,コルチコステロンなど),ミネラルコルチコイ…
きげき‐おう〔‐ワウ〕【喜劇王】
- デジタル大辞泉
- 特にすぐれた喜劇俳優。チャップリン・ロイド・キートンが三大喜劇王とよばれる。
アルカロイド あるかろいど alkaloid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物界に広く分布し、動物に対して特異な、しかも強い生理作用をもつ塩基性窒素を含んだ有機化合物の総称。植物塩基ともいう。アルカロイドとは「塩…
サポニン サポニン saponin
- 化学辞典 第2版
- 広く植物界に分布する配糖体の一群.その水溶液は起泡性(sapo = セッケン)で動物に静脈注射すると溶血作用を示すが,これを内服した場合は比較的無…
塩化ベンゾイル えんかべんぞいる benzoyl chloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルボン酸塩化物の一つ。刺激臭のある無色液体。 安息香酸と塩化チオニルとの反応、または(トリクロロメチル)ベンゼン(α,α,α-トリクロロトルエ…
エキノクロムA エキノクロムエー echinochrome A
- 化学辞典 第2版
- 2-ethyl-3,5,6,7,8-pentahydroxy-1,4-naphthalene-dione.C12H10O7(266.20).ウニ類Arbacia lixula L.の卵,卵巣,殻,トゲ,およびそのほかの内臓器…
フラン(化学)【フラン】
- 百科事典マイペディア
- クロロホルム臭のある無色の液体。沸点32℃。水に不溶,エタノールに可溶。無機酸により重合して樹脂化する。5員環複素環式化合物C4H4Oであるが芳香…
にぐろいど【ニグロイド】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばいろいど【バイロイド】
- 改訂新版 世界大百科事典
ストリキニーネ すとりきにーね strychnine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インド(ベンガル、マラバル)、スリランカ、マレー半島、ベトナム、オーストラリアに産するマチン科(APG分類:マチン科)のマチン(馬銭)Strychno…
うき‐くだ【浮管】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 釣り具の一つ。竹、セルロイド、ゴムなどの管で、うきの軸を差し込み、うきを糸に固定させるもの。
ピロリジンアルカロイド
- 栄養・生化学辞典
- ピロリジン環(図)をもつアルカロイド.コカノキのヒグリン,クスコヒグリン,海人草のα-カイニン酸など.
人种 rénzhǒng
- 中日辞典 第3版
- [名]人種.蒙古Měnggǔ~/モンゴロイド.
ジウロン ジウロン diuron
- 化学辞典 第2版
- 3-(3,4-dichlorophenyl)-1,1-dimethylurea.C9H10Cl2N2O(233.09).DCMU,カーメックスともいう.尿素系除草剤.3,4-ジクロロフェニルイソシアナート…
防臭剤【ぼうしゅうざい】
- 百科事典マイペディア
- 悪臭や異臭を減じたり消したりするために用いられる薬剤。人体に用いるものには,口中の異臭を消すために歯みがき粉やチューインガムに添加するハッ…
ソフト‐マター(soft matter)
- デジタル大辞泉
- 柔らかい物質や物体の総称。高分子化合物・液晶・コロイド・生体分子などをさす。→ソフトマター物理学
キナ‐アルカロイド(〈ドイツ〉Chinaalkaloid)
- デジタル大辞泉
- キナの樹皮に含まれるアルカロイドの総称。キニーネのほか、キニジン・シンコニン・シンコニジンなど。
ヒドロコルチゾン
- デジタル大辞泉プラス
- 薬に含まれる成分のひとつ。ステロイド性抗炎症作用があり、アレルギー用薬、皮膚塗布薬などに含有。
コルチコステロイド(corticosteroid)
- デジタル大辞泉
- 動物の副腎皮質が分泌するステロイドホルモン。アルドステロン・コルチゾンなどが含まれる。
キニーネ
- 栄養・生化学辞典
- キニンともいうキナの樹皮から得られるアルカロイド.マラリアの特効薬として用いられる.
ネクロフィリア(necrophilia)
- デジタル大辞泉
- 死体に性的興奮を感じる異常性欲。死体性愛。屍姦しかん症。
ネクロナイト
- 岩石学辞典
- ハンマーで打つと悪臭を放出する青い団塊で,米国バルチモア付近の石灰岩に見られる[Gary, et al. : 1972].
ネクロポリス(necropolis)
- デジタル大辞泉
- 死都。廃墟はいきょとなった町。
アジア・モンゴロイド あじあもんごろいど Asian Mon-goloid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- いわゆる三大人種の一つであるモンゴロイド(しばしば黄色人種とよばれる)は、アジアの東半分、北部、内陸部に分布するが、それから派生するアメリ…
ベンゾイルヒドラジン殺虫剤 べんぞいるひどらじんさっちゅうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 殺虫剤を化学構造に基づいて区分したときの分類の一つ。ベンゾイルヒドラジン殺虫剤とは、ヒドラジンがベンゾイル化された基本構造を有し、昆虫に特…
サポニン さぽにん saponin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物に広く存在する配糖体(糖類と炭水化物の複合体)で、炭水化物の部分が窒素を含まない多環式化合物からできているものの総称。水溶液は泡立ちや…
電気泳動 でんきえいどう electrophoresis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コロイド溶液や,さらに粒子の粗い分散系 (粗大分散系) 中に電極を入れて直流電圧をかけると,コロイド粒子や微粒子が分散媒中を移動して徐々に一方…
フィッシャー Fischer, Hans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1881.7.27. ヘヒシュトアムマイン[没]1945.3.31. ミュンヘンドイツの有機化学者。 1904年マールブルク大学で化学の学位を取得。次いで 08年ミュ…
シリコーン樹脂 しりこーんじゅし silicone resin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ケイ素樹脂ともいわれ、シリコーンのなかで三次元の網状構造をもったものである。有機の基Rとしてメチル基とフェニル基とが一般的であり、トリクロロ…
ヘキサ ヘキサ hexa
- 化学辞典 第2版
- ギリシア語に由来する数詞6を表す接頭語.たとえば,ヘキサンは C6 の炭化水素.また,1分子内に同じ原子団6個をもつ化合物の命名にも使われる.たと…
ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)
- デジタル大辞泉
- ベンゼンの6個の水素をすべて塩素に置換した化合物。無色の針状結晶。除草剤や穀物用の殺菌剤などに用いられたが、発癌物質でもあり、製造・使用が禁…
col・loid /kάlɔid | kɔ́l-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 《化学》コロイド,膠質(こうしつ).2 《医学》膠質.━━[形]《化学》=colloidal.
súpermarket tàbloid
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- ((米))(スーパーで売られる)タブロイド紙(◇National Enquirer,Globeなど).
tab2 /tǽb/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((略式))1 ((米))タブロイド紙(tabloid).2 タバコ;(不法に売られる)LSD錠剤.
毒ガス ドクガス poison gas
- 化学辞典 第2版
- 化学兵器として使われる毒物.ガス体でなくても,エーロゾルとして散布されるものも含まれる.人体に対する毒作用から,神経ガス(サリン,ソマンなど…
メダゼパム メダゼパム medazepam
- 化学辞典 第2版
- 7-chloro-2,3-dihydro-1-methyl-5-phenyl-1H-1,4-benzodiazepine.C16H15ClN2(270.76).2-アミノ-5-クロロベンゾフェノンに塩化アルミニウムの存在下…
エチゾラム エチゾラム etizolam
- 化学辞典 第2版
- C17H15ClN4S(342.85).5-(2-クロロフェニル)-1,3-ジヒドロ-7-エチル-2H-チエノ[2.3-e][1.4]ジアゼピン-2-チオンに抱水ヒドラジンを作用させ,得られ…
1-クロロ-1,2,2-トリフルオロエテン クロロトリフルオロエテン 1-chloro-1,2,2-trifluoroethene
- 化学辞典 第2版
- C2ClF3(116.47).CF2=CFCl.1,2-ジクロロ-1,1,2-トリフルオロエタンの脱塩化水素,あるいはトリクロロトリフルオロエタンの亜鉛または水素による脱塩…
トリフェニルメタン トリフェニルメタン triphenylmethane
- 化学辞典 第2版
- C19H16(244.33).(C6H5)3CH.ベンゼン3分子とクロロホルムとをフリーデル-クラフツ縮合させると得られる.二つの結晶形(アルコール溶媒)が知られてお…
浣腸【かんちょう】
- 百科事典マイペディア
- 肛門(こうもん)から直腸および大腸に液体を注入し,腸壁を刺激して蠕動(ぜんどう)を起こさせて排便を促す,あるいは薬剤注入を目的とするする治療法…
副腎
- 栄養・生化学辞典
- 左右の腎臓の上にある内分泌腺.髄質はエピネフリン,ノルエピネフリンを分泌し,皮質はステロイドホルモンすなわちグルココルチコイド,ミネラル…
ブレーディヒ ぶれーでぃひ Georg Bredig (1868―1944)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの化学者。電気分解によるコロイドの製法(ブレーディヒ法)を考案した。ポーランドのグロガウ(グログフ)に生まれる。リービヒの助手をつと…
血まみれの月
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家ジェイムズ・エルロイのミステリー(1984)。原題《Blood on the Moon》。「ロイド・ホプキンス」シリーズ。
イエローバスター
- デジタル大辞泉プラス
- 特撮テレビ番組『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する変身ヒロイン。宇佐見ヨーコが変身する。バディロイド(相棒ロボット)はウサダ・レタス。
蚊取線香 (かとりせんこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ピレスロイド系殺虫剤。除虫菊の有効成分ピレトリンとその合成類似化合物を総称してピレスロイドという。日本での除虫菊の栽培は1885年に始まり,当…