【鄙鈍】ひどん
- 普及版 字通
- おろか。唐・韓〔兵部李侍郎(巽)に上(たてまつ)る書〕(ゆ)、少(わか)くして鄙鈍、時事に於て(すべ)て曉(つうげう)せず。~寸尺、卒(つひ)にす無し…
【匹儔】ひつちゆう(ちう)
- 普及版 字通
- つれあい。なかま。唐・韓〔科目に応ずる時、人に与ふる書〕天地の濱(ひん)、大江の(ほとり)、曰(ここ)に怪物り。蓋(けだ)し常介の品彙(ひんゐ)匹儔…
【農器】のうき
- 普及版 字通
- 農具。〔韓詩外伝、九〕顏淵曰く、願はくは王を得て之れが相と爲り、~家給し人足り、庫兵を鑄て以て農と爲さしめんと。字通「農」の項目を見る。
【食】びよう(べう)しよく
- 普及版 字通
- 神としてに祀られる。宋・軾〔潮州韓文公()碑〕能く南の民に信ぜられて百世にするも、其の身をして一日もの上に安んぜしむること能はず。字通「」…
【乾愁】かんしゆう(しう)
- 普及版 字通
- そこはかとなき愁い。唐・韓〔感春、四首、四〕詩 乾愁漫(みだ)りに解し坐(そぞ)ろに自ら累(わづら)ふ 衆と趣を異にせば誰(たれ)か相ひ親しまん字…
寺内正毅【てらうちまさたけ】
- 百科事典マイペディア
- 明治・大正の軍人,政治家。元帥,陸軍大将。長州萩藩士の子。五稜郭の戦で大村益次郎に認められ,大村の推挙で大阪兵学寮に入り,1871年少尉。以後…
洛東江【らくとうこう】
- 百科事典マイペディア
- 韓国南部を流れる朝鮮半島第2の川。全長525km,流域面積2万3860km2。太白山脈中の太白山に発し,南流して安東付近で西に転じ竜宮付近で再び南流し…
創氏改名 そうしかいめい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日韓併合下における皇民化政策の一環として,1939年に朝鮮人の姓名を日本風に変えるように,朝鮮総督府が始めた制度。半強制的に行なわれ,この結果…
とく‐そう(‥サウ)【得喪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 利得と喪失。得ることとうしなうこと。得失。[初出の実例]「夫一二死生一斉二得喪一者死弗二之哀一生弗二之栄一」(出典:空華集(1359‐68…
おう‐おう(ヲウヲウ)【蓊蓊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 草木の盛んなさま。[初出の実例]「一老松あり〈略〉姑射の雪に凋まず蘭台の秋にかはらずとこしなへに蓊々たり」(出典:…
うち‐かえ(‥かへ)【打交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 衣のすその打ち合わせたところ。広い意味のすそ。うちかい。[初出の実例]「韓衣(からころも)裾の宇知可倍(ウチカヘ)あはねども異(け)しき…
せき‐う【積雨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連日、降り続く雨。いつまでも降る雨。ながあめ。霖雨。淫雨。[初出の実例]「積雨城中十日陰。朝来初霽豁二煩襟一」(出典:真愚稿(1422…
【嶷嶷】ぎよくぎよく
- 普及版 字通
- 徳の立派なさま。〔大戴礼、五帝徳〕其の色郁郁として、其の嶷嶷たり。子の智恵づくさま。唐・韓〔原性〕其の始めて匍匐(ほふく)(はらばい)するや…
【頭角】とうかく
- 普及版 字通
- 他にぬきんでる。唐・韓〔柳子厚(宗元)墓誌銘〕子厚、少(わか)くして、~少年なりと雖も、已に自(おのづか)ら人たり。能く士の第を取り、嶄然(ざん…
【駑弱】どじやく
- 普及版 字通
- 愚かで力がない。唐・韓〔魚の文〕刺駑なりと雖も、亦た安(いづく)んぞ肯て魚(がくぎよ)の爲に低首下心して、~民の羞(はぢ)を爲さんや。字通「駑」…
【洞冥】どうめい
- 普及版 字通
- 暗きを通し明るくする。晋・陸機〔漢高祖功臣頌〕策を淮陰(韓信)に協(あは)せ、迹(あと)を(何)に亞(つ)ぐ。(張良)師と作(な)り、幽をじ冥を洞(…
【梢梢】しようしよう(せうせう)
- 普及版 字通
- 風に木の葉のさやぐ音。梢のように高くぬきんでるさま。また、細く小さいさま。唐・韓〔南渓に始めて泛ぶ、三首、一〕詩 點點として雨飄(ひるがへ)…
【賜火】しか(くわ)
- 普及版 字通
- 清明の節に新火をとる楡柳の火を賜った。唐・韓〔寒食、(宿)直より帰りて雨に遇ふ〕詩 惟だ新賜の火を將(もつ)て に向つて衣をく字通「賜」の項…
国士無双
- 四字熟語を知る辞典
- 国内で並ぶ者のないほどすぐれた人物。 [解説] 「国士」は国内で最もすぐれた人物。「無双」は二つとない、並ぶものがないという意味。漢の宰相蕭し…
さん‐あい【山靄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山にかかるもや。山のかすみ。[初出の実例]「翠靄は、山靄也。𤇆霧のやうなる者ぞ。紅靄とも、つかうことあり」(出典:中華若木詩抄(152…
ひょう‐ぞく(ヘウ‥)【剽賊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =ひょうせつ(剽窃)〔韓愈‐樊紹述墓誌銘〕② 通行人をおびやかして、衣類や持物を奪う賊。おいはぎ。剽盗。[初出の実例]「剽賊の為にあ…
【摧傷】さいしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 心くじけいたむ。唐・張籍〔退之(韓)を祭る〕詩 書札と詩と 重疊(ちようでふ)して我が笥に盈つ 頃息にして事盡く 腸多く摧傷す字通「摧」の項…
【胆力】たんりよく
- 普及版 字通
- きもったま。〔人物志、流業〕蓋し人の業十二あり。~膽力衆に(すぐ)れ、材略人にぐる、是れを驍(げうゆう)と謂ふ。白・韓信是れなり。字通「胆」の…
【貧潔】ひんけつ
- 普及版 字通
- 貧しく清廉にくらす。〔高士伝、中、韓順〕隗囂(くわいがう)等兵をし、自ら上將軍とし、西州大いに震ふ。~唯だ順のみ、山に棲み安然として、を以て…
【按拠】あんきよ
- 普及版 字通
- おさめて根拠とする。〔史記、白起伝〕秦、~韓を攻めしめて上黨を取る。上黨の民、趙に走る。趙、長に軍し、以て上黨の民を按據す。字通「按」の項…
【蜒蜒】えんえん
- 普及版 字通
- 竜などがうねうねとしたさま。唐・韓〔南海神碑〕の百靈祕怪、惚(くわうこつ)として畢(ことごと)く出で、蜿蜿蜒蜒として、來(きた)りて飮を享(う)く…
【汗顔】かんがん
- 普及版 字通
- 額に汗する。深く恥じる。唐・韓〔柳子厚を祭る文〕善く(き)ることを爲さず。指を血にし、顏に汗す。巧匠旁して、手を袖に縮(をさ)む。字通「汗」の…
CMI
- 英和 用語・用例辞典
- チェンマイ・イニシアチブ (Chiang Mai Initiativeの略。2000年5月、タイのチェンマイで開催されたASEANプラス3(日中韓))の財務相会議で合意した通貨…
桐野利秋 きりのとしあき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天保9(1838)[没]1877明治初期の軍人。薩摩藩士,初め中村半次郎と称した。陸軍少将,熊本鎮台司令官となったが,征韓論で辞職した西郷隆盛ととも…
き‐き【奇奇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 きわめて珍しいさま。非常に不思議なさま。[初出の実例]「大約耳に亦奇々(キキ)(〈注〉フシギ)なる者七つあり」…
こうろう【&JISEC4C;潦】 根源((こんげん))無((な))し
- 精選版 日本国語大辞典
- たまり水や雨で増水した流れは一時的なもので、たちまちにひいてしまう。それと同じように、基礎のないものは一時勢いがよくても、すぐに衰えてしま…
もく‐ざ【黙坐・黙座】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 だまったまますわること。[初出の実例]「また、癡老の比丘黙坐せしをみて、設斎の信女さとりをひらきし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道…
れつ‐じょ(‥ヂョ)【烈女・列女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 節操を堅く守り、気性が激しい女。信義を堅く守る女。烈婦。れつにょ。[初出の実例]「すぐりしごとき烈女共さしもの守屋ほっとあぐみ」(…
【狗】くと
- 普及版 字通
- 犬殺し。〔戦国策、韓二〕聶謝して曰く、臣に老母り、家し。客游して以て狗を爲す。旦夕に甘(かんぜい)を得て、以て親をふべし。字通「狗」の項目を…
くう‐ご【空語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 むなしいことば。なかみのないことば。空言。〔音訓新聞字引(1876)〕[初出の実例]「仏と云ひ又魔といふも戯論(げろん)空語(クウゴ)に過…
きゅうかん【旧歓】 を 暖((あたた))める
- 精選版 日本国語大辞典
- 久しく絶えていた人との間の昔の楽しみや友情を元のようにする。[初出の実例]「昔日の紛議を忘れて、旧歓を暖める事が出来たのは」(出典:満韓ところ…
とう‐しん(タウ‥)【盗心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人の物をぬすもうと思うこころ。また、盗賊のような悪心。どろぼう根性。[初出の実例]「隣に有ける盗心有ける者見て」(出典:今昔物語…
せっ‐き【雪肌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雪のように白く美しい肌。また、その人。[初出の実例]「唐土に巫山あり。雲髻雪肌(セッキ)のすめる処ときく」(出典:洒落本・廻覧奇談深…
しょ‐しょ【諸書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな書物。種々の本。[初出の実例]「むかし、かしこき親仁達(おやぢたち)が諸書(ショショ)に此事を残しぬ」(出典:浮世草子…
【乖角】かい(くわい)かく
- 普及版 字通
- 道理にそむく。抵触。唐・韓〔曲河駅に食す〕詩 而(すなは)ち我(われ)重罪をき 孑孑(けつけつ)たり、里の 親戚頓に乖角し 圖(とし)(図書と史籍…
【遠来】えん(ゑん)らい
- 普及版 字通
- 遠方から来る。唐・韓〔左遷せられて藍関に至るり、姪孫湘に示す〕詩 知る、汝がく來(きた)る、應(まさ)にるべし 好し、吾が骨を收めよ、江の邊(ほ…
【巌居】がんきよ
- 普及版 字通
- 山巌の間に隠居する。〔韓詩外伝、五〕巖居處すと雖も、王侯與(とも)に名を爭ふこと能はざるは何ぞや。仁義の存すればのみ。字通「巌」の項目を見る。
【貯】ちよちよ
- 普及版 字通
- たくわえる。唐・韓〔符、書を城南に読む〕詩 金璧、重寶なりと雖も 費用、貯しし 學問は之れを身にす 身在るときは、則ち餘りり字通「貯」の項…
【爍爍】しやくしやく
- 普及版 字通
- かがやくさま。唐・韓〔薬〕詩 態狂香、昔より未だはず 紅燈爍爍たり、盤の籠 覺め來(きた)つて獨り對し、す 身は在り、仙宮の第重字通「爍」の…
【奨励】しよう(しやう)れい
- 普及版 字通
- すすめはげます。〔旧唐書、韓伝〕生まれて三にしてとなり、從兄にはる。自ら子なるを以て、幼にしてして儒を學び、奬を俟(ま)たず。字通「奨」の項…
いってき【一擲】 乾坤((けんこん))を賭((と))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ( さいころを投げて、その一回で天地をかける意から ) 天下を取るか失うか、すべてを運に任せて思い切ってやること。のるかそるかの冒険をすること。…
ゆ‐のう(‥ナフ)【輸納】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ゆ」は「輸」の慣用音。正音は「しゅ」 ) 運び入れること。納め入れること。[初出の実例]「凡用二関契一。事訖応二輸納一」(出典:律…
【幽懐】ゆうかい(いうくわい)
- 普及版 字通
- 心の深い思い。唐・韓〔幽懐〕詩 幽懷、寫(のぞ)くこと能はず 此の春江の潯(ほとり)を行(めぐ)る (たまたま)佳と會ひ 士女、光陰を競ふ字通「幽…
金沢庄三郎 かなざわしょうざぶろう (1872―1967)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 言語学者。帝国大学博言学科(東京大学文学部言語学科の前身)卒業。日本における朝鮮語学の開拓者で、アイヌ語その他の東洋諸言語の研究も手がけた…
秋月の乱 あきづきのらん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1876年(明治9)10月に福岡県秋月(現,朝倉市)でおきた士族の反乱。1873年の征韓論による政府の分裂後,征韓と国権拡張を主張する元秋月藩士宮崎車之助…