汗顔(読み)カンガン

デジタル大辞泉 「汗顔」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「汗顔」の意味・読み・例文・類語

かん‐がん【汗顔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 恥じて顔に冷汗をかくの意から ) 顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。非常に恥ずかしく思うこと。赤面。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「僧中悪事尤汗顔也」(出典:蔭凉軒日録‐寛正五年(1464)七月二三日)
    2. 「八景の詩は〈略〉大唐にて作てをかれて名誉のことなれば其後に詩つくること汗顔なることぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    3. [その他の文献]〔書言故事‐遜謝類〕

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普及版 字通 「汗顔」の読み・字形・画数・意味

【汗顔】かんがん

額に汗する。深く恥じる。唐・韓〔柳子厚を祭る文〕善く(き)ることを爲さず。指を血にし、顏に汗す。巧匠して、手を袖に縮(をさ)む。

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