ポアッソン‐ボルツマンの式【Poisson-Boltzmann's equation】
- 法則の辞典
- ボルツマンのエネルギー分布則と,ポアッソンの電荷密度を表す式を組み合わせて,溶液内のイオン雰囲気を表す式としたもの.これを解いたものが「デ…
キレーション chelation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キレート化ともいう。金属イオンがキレート試薬と反応して金属キレート化合物を生じる反応の総称。キレーションにより,遊離の金属イオンの濃度は著…
イオン化ポテンシャル【イオンかポテンシャル】
- 百科事典マイペディア
- イオン化電圧とも。真空中遊離の原子または分子を最も安定な状態(基底状態)から1個の電子を無限遠に引き離すために要するエネルギー(イオン化エ…
軟水【なんすい】
- 百科事典マイペディア
- カルシウムイオン,マグネシウムイオンなどの含量の少ない水。工業上では硬度10以下の水をいい,これに対し硬度20以上の水を硬水という。蒸留水,水…
配位 ハイイ coordination
- 化学辞典 第2版
- 原子またはイオンのまわりに,原子,分子,またはイオンが配列することをいう.狭義には,錯体における配位子のように,比較的強い化学結合の存在す…
イオン‐の‐かすう【イオンの価数】
- デジタル大辞泉
- ⇒イオン価
ウィリアム・マンスフィールド クラーク William Mansfield Clark
- 20世紀西洋人名事典
- 1884.8.17 - 1964.1.19 米国の化学者。 ジョンズ・ホプキンズ大学教授。 メイヤースビル生まれ。 ジョンズ・ホプキンズ大学で学び、同大学において…
ナトリウムカリウム‐エーティーピーアーゼ【ナトリウムカリウムATPアーゼ】
- デジタル大辞泉
- 《Na+/K+ATPase》細胞の内側から外側へナトリウムイオンを輸送するはたらきをもつ酵素。細胞膜に存在し、アデノシン三リン酸(ATP)をエネルギー源…
電解質【でんかいしつ】
- 百科事典マイペディア
- 水などの溶媒に溶解した場合,溶液中で電離してイオンを生じる物質。電解質溶液は生成したイオンの移動に基づく電気伝導性をもつ。電解質はその電離…
日新イオン機器
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「日新イオン機器株式会社」。英文社名「NISSIN ION EQUIPMENT CO., LTD.」。電気機器製造業。平成11年(1999)設立。本社は京都市南区久世殿…
炭素陰イオン たんそいんイオン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
抽出系 チュウシュツケイ extraction system
- 化学辞典 第2版
- 混合物から目的とする化合物を抽出するための溶媒の組合せ.単純に水と有機溶媒への溶解度の違いを利用したような抽出系もあるが,特殊な反応を利用…
ラングミュア‐サハの公式【Langmuir-Saha equation】
- 法則の辞典
- 加熱された金属表面において表面電離で生じるイオンの流速 Γi を表す式.電離されずに反射される原子の流速を Γ0 としたとき, で表される.ここで …
いきょく‐けつごう〔‐ケツガフ〕【異極結合】
- デジタル大辞泉
- ⇒イオン結合
でんきかがく‐れつ〔デンキクワガク‐〕【電気化学列】
- デジタル大辞泉
- ⇒イオン化列
イオン化傾向 いおんかけいこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →イオン化列
スーパーオキサイド‐アニオン(superoxide anion)
- デジタル大辞泉
- 《「スーパーオキシドアニオン」とも》活性酸素の一。酸素分子が電子1個を取り入れた陰イオン。高い反応性を有する。生体内では水素イオンと結びつき…
イオン化電圧【イオンかでんあつ】
- 百科事典マイペディア
- →イオン化ポテンシャル
閾値規則【threshold law】
- 法則の辞典
- 原子や分子において,そのイオン化断面積の閾値付近における電子(またはフォトン)の過剰エネルギーに対しての変化の規則.本来は「いきちきそく」…
い‐おん〔ヰ‐〕【遺恩】
- デジタル大辞泉
- 故人の残した恩恵。故人から受けた恵みや情け。
重イオン衝突 (じゅうイオンしょうとつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 近年の加速器技術の進歩により,今日では水素からウランに至るいろいろな原子核が,1核子当り数MeVから数GeVにまで加速されるようになった。陽子(水…
イオン‐の‐でんかすう【イオンの電荷数】
- デジタル大辞泉
- ⇒イオン価
ペーハー(〈ドイツ〉pH)
- デジタル大辞泉
- ⇒水素イオン指数
療養泉に含まれる化学物質と含有量 りょうようせんにふくまれるかがくぶっしつとがんゆうりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物質名含有量(1kg中)溶存物質(ガス性のものを除く)総量1,000mg以上遊離二酸化炭素(CO2)1,000mg以上銅イオン(Cu2+)1mg以上総鉄イオン(Fe2++F…
電子温度 デンシオンド electron temperature
- 化学辞典 第2版
- 荷電粒子を含み,全体として中性が保たれている気体(プラズマ)において,電子のエネルギー分布に対応する温度を電子温度,またイオンのそれに対応す…
ゴールドマンの式【Goldman's equation】
- 法則の辞典
- イオンの膜透過性と,両側のイオンの濃度からその膜の電位を推定するための式.ゴールドマン‐ホジキン‐カッツ*の式ということもある.
カルフール
- デジタル大辞泉プラス
- イオングループが展開していたスーパーマーケットのチェーン。フランス発祥。日本国内の店舗は「イオン」にブランド転換されている。
膜平衡 マクヘイコウ membrane equilibrium
- 化学辞典 第2版
- 溶媒と一部のイオンだけを透過する半透膜を隔てて,異種の電解質を含む溶液を接触させた場合に成り立つ化学平衡をいう.この現象をはじめて組織的に…
ウォルフ=ライエ星【ウォルフライエせい】
- 百科事典マイペディア
- 1867年にパリ天文台のC.ウォルフとG.ライエによって発見された輝線星の一種。スペクトルにヘリウム,酸素,窒素,炭素などの電離イオンが放射する幅…
i・on・o・phore /aiάnəfɔ̀ːr | -ɔ́n-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《生化学》イオノフォア,イオン透過担体.
電離(電解質の) デンリ electrolytic dissociation
- 化学辞典 第2版
- 電解質の一部または全部が溶液中で陽イオンと陰イオンに解離する現象.電解質の電離には溶媒の次の二つの挙動が重要である.その一つはイオンが溶媒…
テセイオン
- 百科事典マイペディア
- アテネにあるドリス式の小神殿。前450―前440年の建造。メトーペの浮彫が英雄テセウスを題材としているので,中世以来テセウスの神殿とみられ,この名…
イオン対収量 イオンツイシュウリョウ ion pair yield
- 化学辞典 第2版
- 放射線によるイオン化1回当たり反応あるいは生成した分子数をいい,M/Nで表す.Mは反応または生成した分子数,Nは反応系内につくられたイオン対の数…
じょうおん‐ようゆうえん〔ジヤウヲン‐〕【常温溶融塩】
- デジタル大辞泉
- ⇒イオン液体
しょういおん【小イオン】
- 改訂新版 世界大百科事典
さくいおん【錯イオン】
- 改訂新版 世界大百科事典
いおんか【イオン化】
- 改訂新版 世界大百科事典
じゅう‐イオン〔ヂユウ‐〕【重イオン】
- デジタル大辞泉
- α粒子より重いイオン。加速器の研究分野では、ふつう質量数が20以上の原子核を指す。
陽イオン
- 栄養・生化学辞典
- →カチオン
すいそイオン‐しすう【水素イオン指数】
- デジタル大辞泉
- 水素イオン濃度を表す指数。水素イオン濃度の逆数の常用対数。液の酸性・アルカリ性の程度を表すのに使い、中性では7、酸性では7より小さく、アルカ…
電気化学列 (でんきかがくれつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →イオン化傾向
双生イオン
- 栄養・生化学辞典
- →両性イオン
結晶構造 けっしょうこうぞう crystal structure
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 結晶格子での原子の配列。結晶構造の決定には、単結晶X線回折法のほか、中性子線回折法、電子線回折法、粉末X線回折法なども利用され、核磁気共鳴吸…
硬水 (こうすい) hard water
- 改訂新版 世界大百科事典
- カルシウムおよびマグネシウムを多く含む水。地下水,河川水はみな多少のカルシウムおよびマグネシウムを炭酸水素塩,硫酸塩などとして含むが,その…
フラスコ燃焼法 フラスコネンショウホウ flask combustion method
- 化学辞典 第2版
- 有機元素定量分析法の一つ.W. Schöniger(1954年)のハロゲン,硫黄などの分析法として知られている簡易分解法である.フラスコ中に水,過酸化水素ま…
ぜんじゅし‐でんち【全樹脂電池】
- デジタル大辞泉
- 電極をはじめ、ほぼすべての部材に樹脂を用いるリチウムイオン電池。正極・負極の活物質をゲル状の高分子膜で覆い、従来のリチウムイオン電池にくら…
かんしょう‐えき(クヮンショウ‥)【緩衝液】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 外から酸や塩基を加えても、水素イオン濃度(pH)をほぼ一定に保つ溶液。生体の原形質や血漿(けっしょう)などにも、生体内の水素イオン濃…
電気化学列 でんきかがくれつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →イオン化列
電子分光法 デンシブンコウホウ electron spectroscopy
- 化学辞典 第2版
- 物質からなんらかの手段により電子を発生させ,あるいはなんらかの過程で発生した電子に注目し,その電子の性質と量を測ることにより,物質に関する…
化学センサー【かがくセンサー】
- 百科事典マイペディア
- 化学物質を検知するための機器。ガス漏れや火災に伴うガスを検知する金属酸化物などを用いたガスセンサー,溶液中のイオンを検知するイオンセンサー…