「H」の検索結果

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非水溶媒 (ひすいようばい) non-aqueous solvent

改訂新版 世界大百科事典
広い意味では水以外の溶媒をいう。その意味では有機溶媒もこれに属するが,通常は液体フッ化水素HF,液体アンモニアNH3,液体硫化水素H2S,液体シア…

プロトン性溶媒 プロトンセイヨウバイ protic solvent

化学辞典 第2版
イオン化できるプロトンが含まれる溶媒.強弱に違いがあるが酸性である.たとえば,H2O,HCl,HF,H2SO4,NH3など.二つの溶媒分子間でプロトンを移…

重液 ジュウエキ heavy liquid, heavy solution

化学辞典 第2版
鉱物など固体物質の比重の測定,または混合物の分離選別に用いられる比重の大きい液.比重の大きい純液体や溶液のほか,不均一な固-液混合物も用いら…

イオン積 いおんせき ion product

日本大百科全書(ニッポニカ)
プロトン(陽子)性溶媒は自己を極性溶媒とみなしてカチオン(陽イオン)とアニオン(陰イオン)とに電離する。たとえば、液体アンモニアは  2NH3N…

酸化ジュウテリウム サンカジュウテリウム deuterium oxide

化学辞典 第2版
D2O(20.03).重水ともいう.重水という場合は,軽水素と 17O,18O の化合物もさすことがある.普通の水にH218O0.17%,H217O0.037%,HD16O0.032% …

コロンビア学派 コロンビアがくは Columbia school

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
コロンビア大学の F.H.ギディングズに始り H.W.オーダムなどによって代表されるアメリカ社会学の心理主義的一学派。

ベンジリジン ベンジリジン benzylidyne

化学辞典 第2版
トルエンの側鎖メチル基から,H原子3個を除いて得られる三価基C6H5-C≡の名称.

ピリジル ピリジル pyridyl

化学辞典 第2版
ピリジンからH原子1個を除いてできる基NC5H4-の名称.その位置により,2-,3-あるいは4-ピリジルという.

エッチ

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 ( [英語] H, h )[ 異表記 ] エイチ① 英語のアルファベットの第八字。② ( H ) 化学で、水素の元素記号。③ ビタミンの一つ。「ビタ…

全微分 ぜんびぶん total differential

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2変数の関数 Z=f(x,y) が,閉区間 U={a-δ≦x≦a+δ,b-δ≦y≦b+δ} で偏導関数 fx(x,y) ,fy(x,y) をもち,これらの偏導関数が点 (a,b) において…

ニトロ化 ニトロカ nitration

化学辞典 第2版
有機化合物の分子中のH原子をニトロ基で置換することをいう.アルコールのヒドロキシ基のH原子を置換して硝酸エステルRONO2をつくるO-ニトロ化,アミ…

ホスファン ホスファン phosphane

化学辞典 第2版
リンの水素化物の体系名.【Ⅰ】ホスフィン(phosphine):PH3.【Ⅱ】ジホスファン(diphosphane):P2H4(65.98).旧名ジホスフィンともいわれた.PH3中で…

水性ガス反応 スイセイガスハンノウ water gas reaction

化学辞典 第2版
赤熱したコークスで水蒸気を還元して,H2 + COを主成分とする水性ガスを得る反応の総称. (1) C + H2O → CO + H2 (2) C + 2H2O → CO2 + 2H2…

トラン tolan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ジフェニルアセチレンのこと。化学式 C6H5C≡CC6H5 。白色針状晶,融点 62.5℃。酸化すると安息香酸になる。

駐車ブレーキ機構内蔵型コレット型ディスクブレーキ CL14H

事典 日本の地域遺産
(山梨県南アルプス市 日立オートモティブシステムズ(株))「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」指定の地域遺産〔第00067号〕。世界初のパッド摩耗自…

ノルボルニル ノルボルニル norbornyl

化学辞典 第2版
ノルボルナンからH原子1個を除いた残りのC7H11-の基名.位置の相違により異性構造がある.

カワミズキ

デジタル大辞泉プラス
二条オオムギの品種のひとつ。「羽系H-83」と「羽系H-79」の交配により九州農業試験場が育成。農林認定品種。旧系統名は西海皮25号。

ジュウテリウム ジュウテリウム deuterium

化学辞典 第2版
質量数2の水素の同位体核種.2H,Hと区別してDと表すこともある.[別用語参照]重水素

化学方程式 (かがくほうていしき) chemical equation

改訂新版 世界大百科事典
化学反応において反応する物質と生成する物質との関係を,物質を表す化学式と等号を用いて表した式で,左辺に反応物,右辺に生成物を記す。たとえば…

キシリル キシリル xylyl

化学辞典 第2版
キシレンのベンゼン環H原子1個を除いてできる基-C6H3(CH3)2の名称.2,3-,2,4-,2,5-,2,6-,3,4-,3,5-キシリルの6種類の異性構造がある.

スルファニル‐アミド(sulfanilamide)

デジタル大辞泉
白色の結晶性粉末。水に溶けにくく、エーテル・ベンゼンに溶けず、エチルアルコール・アセトンに溶ける。細菌感染症の治療薬、亜硝酸の比色分析に用…

ポリ酸 (ポリさん) polyacid

改訂新版 世界大百科事典
オキソ酸の酸基が縮合した2核以上の多核の酸をいう。縮合酸,多重酸ともいう。S,Se,Te,P,As,Sb,Si,Ge,B,V,Nb,Ta,Cr,Mo,W,Uなどを中心…

無水塩 むすいえん anhydrous salt

日本大百科全書(ニッポニカ)
含水塩、水和物などに対する語。たとえば炭酸ナトリウム十水和物Na2CO3・10H2Oに対してNa2CO3、硫酸銅(Ⅱ)五水和物CuSO4・5H2Oに対してCuSO4、塩化ク…

誘導体 ゆうどうたい derivative

日本大百科全書(ニッポニカ)
一つの化合物の構造の一部を変化させて得られる化合物を元の化合物の誘導体という。たとえば、ベンゼン分子C6H6の一つの水素原子を特定の置換基で置…

ヘリポート(heliport)

デジタル大辞泉
ヘリコプターの発着場。ヘリコプターは垂直に離着陸できるため、滑走路がない。[補説]標識として、Hを円で囲んだ「Hマーク」が用いられる。

トリフェニルアルミニウム トリフェニルアルミニウム triphenylaluminium

化学辞典 第2版
Al(C6H5)3(258.30).ジフェニル水銀とアルミニウムとの反応,または,フェニルリチウムと塩化アルミニウムとの反応,3C6H5Li + AlCl3 → Al(C6H5)3 …

プロスタグランジンエンドペルオキシド

栄養・生化学辞典
 プロスタグランジンの一群の名称で分子内にペルオキシド結合をもつもの.次ページの図はプロスタグランジンG2(C20H32O6,mw368.47,上)とプロスタ…

ウラシル ウラシル uracil

化学辞典 第2版
2,4(1H,3H)-pyrimidiendione.C4H4N2O2(112.09).ピリミジン塩基の一つ.シトシンとともにリボ核酸塩基として生体内に広く存在する.尿素とプロピオ…

こうやのおおかみ〔クワウヤのおほかみ〕【荒野の狼】

デジタル大辞泉
《原題、〈ドイツ〉Der Steppenwolf》ヘッセの小説。1927年刊。現代的社会になじむことのできない一匹狼の主人公ハリー=ハラーは、同じイニシャル(…

付加化合物 ふかかごうぶつ addition compound

日本大百科全書(ニッポニカ)
次の(1)~(3)のような化合物をいう。(1)一つの化合物にほかの化合物が付加した形式で表すことのできる化合物。水和物、溶媒和物など。たとえば、Na2C…

ピロアンチモン酸カリウム ピロアンチモンサンカリウム potassium pyroantimonate

化学辞典 第2版
組成から,K2H2Sb2O7・6H2Oで示される化合物.陽イオン定性分析などで Na+ の確認に用いられた.しかし,Sb2O74-というイオンは存在せず,実際はK[S…

置換基定数 チカンキテイスウ substituent constant

化学辞典 第2版
ハメット則に表れる比例定数ρσのうち,置換基の種類と位置によって決まるσ値をいう.ρは反応定数とよばれ,反応の種類と温度や溶媒の誘電率などの条…

反応単位高さ ハンノウタンイタカサ height of reaction unit

化学辞典 第2版
略称H.R.U..触媒粒子を充填した固定層を用いて,触媒表面でのガスの気相接触反応を行うとき,反応装置の性能を表すために導入された概念である.触…

エチレン(データノート) えちれんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
エチレンH2C=CH2分子式C2H4分子量28.1融点-169.2℃沸点-103.7℃比重0.6246(測定温度-145℃)[参照項目] | エチレン

ストロームグレン球【Strömgren sphere】

法則の辞典
高温度の星を取り巻く,気体が電離している球状の空間をいう.恒星からのエネルギー輻射(紫外線)によって主として電離水素(H-II)が生じ,その外…

無機酸 むきさん inorganic acid mineral acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機酸に対する語で、F、Cl、Br、I、S、Se、Te、N、P、Asなどのような非金属元素を含む酸基が水素と結合してできた酸。鉱酸ともいう。たとえば塩酸HC…

カニッツァーロ反応 カニッツァーロハンノウ Cannizzaro reaction

化学辞典 第2版
芳香族アルデヒド,ホルムアルデヒド,または第三級炭素原子にアルデヒド基が結合したアルデヒドに,アルカリを作用させると不均化を起こして,アル…

酸素アセチレン炎 サンソアセチレンエン oxyacetylene flame

化学辞典 第2版
アセチレンと酸素の予混合炎.3000 ℃ もの高温に達するので,金属の溶接,溶断などによく用いられている.アセチレンの完全燃焼には理論的に2.5倍容…

臭素酸塩滴定 シュウソサンエンテキテイ bromatimetry, bromate titration

化学辞典 第2版
臭素酸カリウムの標準溶液を滴定溶液とする酸化滴定.酸性溶液中で,    BrO3- + 6H+ + 6e → Br- + 3H2O    に従って還元剤を酸化する…

サマンダリン サマンダリン samandarine

化学辞典 第2版
C19H31NO2(346.33).ヨーロッパ産サンショウウオの一種Salamander maculosaの皮脂腺から分泌される有毒性アルカロイド.構造上,ステロイドアルカロ…

重水素 ジュウスイソ heavy hydrogen

化学辞典 第2版
質量数2と3の水素の同位体の総称.あるいは2のものだけをいう(ジュウテリウムD,2H).この場合,3の同位体は,三重水素(トリチウムT,3H)とよばれる…

アミノプロピオニトリル

栄養・生化学辞典
 C3H6N2(mw70.09).H2NCH2CH2CN.β-アラニンやパントテン酸の工業的合成の中間体.

ポリチオン酸 (ポリチオンさん) polythionic acid

改訂新版 世界大百科事典
一般式H2[O3SSnSO3](n=1,2,3,……)で示されるS-S-S結合を有する酸。n=5までが確認されている。n=0のジチオン酸dithionic acid H2S2O6もポ…

微分 びぶん differential

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
関数の変化の様子を表す概念。17世紀,アイザック・ニュートンとゴットフリート・ウィルヘルム・ライプニッツによって導入された。関数 y=f(x)に…

クロム酸 くろむさん chromic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
クロム(Ⅵ)のオキソ酸H2CrO4であるが、この酸自体は単離されていない。酸化クロム(Ⅵ)CrO3の水溶液がクロム酸溶液であるため、酸化クロム(Ⅵ)がクロム酸…

オニウムイオン オニウムイオン onium ion

化学辞典 第2版
周期表15~17族元素の水素化物HnM(n = 1~3)にプロトン(H+)が付加して生じる陽イオンHn+1M+,あるいはこれらの基本イオン中の水素を一価の置換基…

ナフチル ナフチル naphthyl

化学辞典 第2版
ナフタレンのH原子1個を除いた基C10H7-の名称で,1-ナフチル(α-ナフチル)および2-ナフチル(β-ナフチル)がある.

ヘキシル ヘキシル hexyl

化学辞典 第2版
ヘキサンの分子からH原子1個を除いて得られるアルキル基C6H13-の名称.異性構造がいくつか考えられるが,IUPAC命名法ではn-ヘキシルCH3(CH2)4CH2-の…

甲状腺ホルモン

栄養・生化学辞典
 甲状腺が分泌するホルモンであるが,カルシトニンは含めない.トリヨードチロニン(T3),チロキシン(テトラヨードチロニン,T4)がある. トリ…

ボラジン ボラジン borazine

化学辞典 第2版
B3H6N3(80.50)の慣用名.IUPAC命名法による体系名は,シクロトリボラザン(cyclotriborazane).略称ボラザン.ベンゼンC6H6と等電子構造であることか…

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