おそ‐うち【遅打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乗り物を用いて知らせに行くのに、道を急がないこと。⇔早打ち。[初出の実例]「早打ちにもおそ打にも、今朝からはこの乗物斗」(出典:浄瑠…
すみ‐うち【墨打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 墨縄で線を引いて印をつけること。[初出の実例]「其前に両人狩衣〈白〉・烏帽子で墨壺を両人として持、同大工金とを持て木に墨打の儀式…
せい‐うち【清打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ワープロ、パソコンなどで一度書いた文書を、新たに丁寧に打ち直すこと。また、そのもの。
だ‐じん(‥ヂン)【打陣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野球で、打者の陣容。打つ側の顔ぶれ。
た‐めん【打眠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だめん」とも ) 僧がねむること。[初出の実例]「打眠儀者、一衆必右脇臥。勿二左脇并仰臥覆臥一」(出典:瑩山清規(1324)上)「打眠…
あられ‐うつ【霰打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しによって、地名「あられ松原」にかかる。あられの降る実景を描いたものとして、枕詞とはみない説もある。[初出の実例]「霰打(あら…
くまの‐うち【熊野打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紀伊国熊野地方で作られた刀剣や武具。熊野製の金属製品。[初出の実例]「熊野打(クマノうち)の頬当に、大立揚(おほたてあげ)の腨当(すね…
こぶち【首打・機】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「こうべうち(首打)」の変化した語 ) 野鳥や獣の首をうちはさんで捕えるわな。おし。おとし。こぶつ。〔俗語考(1841)〕
さお‐うち(さを‥)【竿打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さおいれ(竿入)〔日葡辞書(1603‐04)〕
つぶて‐うち【飛礫打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小石を投げつけること。いしなげ。いしうち。[初出の実例]「但或火付又者つふてうち、此外ぬす人なとの事は、不レ及レ経二上裁一、其身を…
てっぽう‐うち(テッパウ‥)【鉄砲打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鉄砲をうつこと。また、その人。また、鉄砲をうつことに巧みな人。[初出の実例]「弓いる人・鉄炮(テッハウ)打・馬のり・兵法つかひなど…
つな‐うち【綱打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 綱をつくること。糸をより合わせて、太い綱をつくること。また、その人。[初出の実例]「御崎の納屋場に網すき綱うちを為すこと毎年の例と…
いと‐うち【糸打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 組み帯で、丸打ち(組)と平打ち(組)がある。名古屋帯。[初出の実例]「上下(うへした)黒き龍門に葉菊の五所紋、糸打(イトウチ)の平帯(…
うち‐はなし【打放】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 能楽の小鼓の囃子(はやし)の打ち方の一つ。拍子にのるところに用いる手。② コンクリート建築で、形枠をはずした後の表面をそのまま仕上…
うち‐まい【打米】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 海難にあった廻米船が船足を軽くして安全を保つため、積んである米俵の一部を海中へ捨てること。また、その米俵。[初出の実例]「破船打米…
うち‐よせ【打寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 寄り合って話すこと。寄り合い。[初出の実例]「大鉢を中に三人が五徳の形(なり)に居並んで、彼打寄(ヨセ)の真最中所を我が立聞して」(出…
うって‐がえし(‥がへし)【打替】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =うってがえ(打替)③
うって‐ちがい(‥ちがひ)【打違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① たがいちがいにすること。交互。[初出の実例]「ト是れにて手先の一、箒尻を二本出し、よき所へ打(ウ)って違(チガ)ひに置き」(出典:歌舞…
うね‐うち【畝打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 緒を編む時、一部を高く編む編みかた。〔日葡辞書(1603‐04)〕
かき‐うち【欠打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一方の木材を、他方の木材の幅だけ切り欠いてはめこみ、釘を打って取りつける方法。〔日本建築辞彙(1906)〕
うち‐えする【打寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 「うちよする」の上代東国方言 ) 「駿河(するが)」にかかる。[初出の実例]「吾妹子(わぎめこ)と二人わが見し宇知江須流(ウチエスル)駿河の嶺(ね…
うち‐かさな・る【打重】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「うち」は接頭語 )① 物などの上にさらに他の物がのる。[初出の実例]「今片つ方には、正身(さうじみ)の御装束(さうぞく…
うち‐がたな【打刀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刃を上にして腰にさした刀の一種。相手に打ち当てて斬ることを目的とした刀。刃渡りの短い腰刀に対して、長大に仕立て、もっぱら鍔(つば)…
あし‐うち【足打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 足を打つこと、また、足の疲れをとるために、足をもみたたくこと。[初出の実例]「単身(ひとり)越路の旅に出でて、あしうちせしこそあは…
あじろ‐うち【網代打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 網代①に網を打つこと。また、その人。《 季語・秋 》
ぶち‐あい(‥あひ)【打合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なぐり合うこと。うちあい。
ぶっ‐かき【打欠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たたいて小さなかけらにすること。また、そのかけら。多く、食用に氷を小さく打ち砕いたものをいう。かちわり。[初出の実例]「氷をブッカ…
ぶっ‐ちがえ(‥ちがへ)【打違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ぶっちがい(打違)[初出の実例]「交叉(ブッチガヘ)になりたる箸の〈略〉見悪さ」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉三五)
草履打 ぞうりうち
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演文政2.3(江戸・中村座)
みず‐うち(みづ‥)【水打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 地面などに水をまくこと。みずまき。撒水(さっすい)。② 和紙に水を注ぎうつこと。字を書くとき墨がにじまないようにする工程の一つ。[初…
つうだ 痛打
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇痛打する 痛打する つうだする (肉体的な打撃)colpire qlcu. con forza
打毬 だきゅう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 毬 (まり) 打ちともいう。2種の毬を毬庭 (まりにわ) に置き,2組に分れ,それぞれ毬杖 (ぎっちょう。長柄の槌) を持って,毬を自分の毬門 (きゅうも…
打掛 うちかけ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 介取(かいどり)ともいう。近世の武家女性などが秋から春にかけて着用した礼服。帯付きの上から羽織る小袖(こそで)仕立てのもので、打掛小袖の略。正…
打毬 (だきゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ポロ系統の騎馬競技。ペルシア起源のポロが東進して唐代の中国に入り,日本に伝わったとされる。《万葉集》に載る727年(神亀4)の春日野の打毬が日…
打像 (だぞう) percussion figure
- 改訂新版 世界大百科事典
- 特殊な結晶の場合,結晶面を針先などの鋭い尖端で打撃を加えると針先の位置を中心に放射状の割れ目があらわれる特性。この場合の割れ目はその結晶面…
だ‐せつ【打設】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)建築の基礎となるコンクリートを、枠の中に流しこむこと。打ち込み。
だ‐ほう〔‐ハフ〕【打法】
- デジタル大辞泉
- 球技で、バットやラケットなどで球を打つ方法。「飛距離の出る打法」
打掛 (うちかけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)朝廷の儀式に武官が装束の上に着けた裲襠(りようとう)や,舞楽用の袖無しの装飾衣をいう。→舞楽装束 →裲襠(2)室町時代以降の武家女性の礼…
打杖 (うちづえ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 能楽・狂言や舞踊などの小道具。《紅葉狩》《春日竜神》《道成寺》などで後ジテの鬼や竜神が相手方に打ちかかる演技等に使う。丁字形で長さ70cmほど…
ひた‐うち【直打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① しきりに打つこと。やたらに打つこと。〔名語記(1275)〕[初出の実例]「ひた討(ウチ)に討ければ、多く打ち殺されけり」(出典:源平盛衰…
打靶 dǎ//bǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]<軍事>射撃練習をする.
打岔 dǎ//chà
- 中日辞典 第3版
- [動](他人の話や仕事を)妨げる.茶々を入れる.話の腰を折る.まぜ返す.你一~,我刚才说到哪&…
打禅 dǎ//chán
- 中日辞典 第3版
- [動]座禅を組む.
打叠 dǎdié
- 中日辞典 第3版
- [動]<方>1 整える.準備する.用意する.~行李xíngli/荷物を準備する.2 奮い立たせる.~精神jīngshen…
打囤 dǎdùn
- 中日辞典 第3版
- [名]庭などで灰で大きな輪を描き,灰が風で吹き飛ばされるかどうかで豊作を占う占い.
打稿 dǎ//gǎo
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)起草する.原稿を書く.
打钩 dǎ//gōu
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)✓印をつける.▶試験の採点のときの正解のマーク,また文書に同意するマーク.
打谎 dǎ//huǎng
- 中日辞典 第3版
- [動]<方>うそをつく.
打尖 dǎ//jiān
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (~儿)<農業>(綿花などの)先端を摘み取る.摘心する.▶“打顶dǐng”とも.2 (旅の途中,宿屋や茶屋で)休息し…
打浆 dǎjiāng
- 中日辞典 第3版
- [動](製紙の工程の一つ)パルプをたたきほぐして水と均質に混ぜる.