きよう‐じん【器用人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 器用な人。才能、素質、技芸などにすぐれた人。物事の要領がいい人。器量人。器用者。[初出の実例]「名誉の器用人(キようじん)ぞ」(出典…
じゅうか‐にん(ヂュウクヮ‥)【重科人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 重い罪を犯した者。重罪の人。[初出の実例]「重科人の事なれば、いかなる流罪、死罪にも行(おこの)ふべけれど」(出典:大観本謡曲・藤栄…
じゆう‐じん(ジイウ‥)【自由人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他の支配や拘束を受けず、自分の意志で行動できる人。[初出の実例]「現行盗の犯人は、もし自由人ならば笞刑に処した後被害者に引渡して其…
さはい‐にん【差配人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貸地や貸家などの管理を所有主に代わってする人。家守(やもり)。さはい。[初出の実例]「それでも彼仁(あのひと)の事は此間まで差配人(サ…
きょう‐ひと(キャウ‥)【京人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 都の人。京都の人。多く、優雅な人という気持をこめて用いる。[初出の実例]「そこなる女、きゃうひとをばめづらかにやおもひけん」(出典…
じゅしん‐にん【受信人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他から電報または郵便物を受け取る人。受信者。〔電信法(明治三三年)(1900)〕
なん‐じん【南人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 南方に住む人。南国の人。[初出の実例]「Nanjinni(ナンジンニ) ユキヲ イイ ホクジンニ ウメヲ ユウ」(出典:日葡辞書(1603‐04))[その…
なん‐ぴと【何人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「なんびと」とも ) 「なにびと(何人)」の変化した語。[初出の実例]「何人(ナンビト)かと思ひ苦すれば虚呂松大人」(出典:滑稽本・七…
にん‐さく【人作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間の作ったもの。人工。じんさく。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「是人作(ニンサク)ではあらじ」(出典:浮世草子・浮世栄花…
にん‐ぜい【人勢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひとのかず。また、大勢の人。[初出の実例]「大物をひく人勢がえいえいといふ」(出典:名語記(1275)五)
にん‐ぶつ【人仏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。人間と仏。凡夫と仏。
ねんしょ‐じん【念書人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で、学者。特に儒者。
と‐じん【都人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 みやこの人。都会に住む人。みやこびと。[初出の実例]「都人士女之見者莫レ不二解レ頤断一レ膓」(出典:明衡往来(11C中か)上本)[そ…
おき‐びと(をき‥)【招人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物の怪(け)を招き寄せる祈祷者。[初出の実例]「宰相の君、をき人に叡効(えいかう)をそへたるに、夜一夜ののしりあかして」(出典:紫式部…
うじ‐うど(うぢ‥)【氏人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「うじびと(氏人)」の変化した語。[初出の実例]「氏人(ウチウト)」(出典:神道名目類聚抄(1699)五)
うとく‐じん【有徳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 富裕な人。金持ち。有徳者。うとくにん。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「都鄙にかくれなき有徳人(ウトクジン)の親の家督をとりた…
おとない‐びと(おとなひ‥)【おとない人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 訪問する人。訪問客。[初出の実例]「おとなひ人の馬よりおりて、しばし松のもとに休むに」(出典:類従本貫之集(945頃)一)
うきよ‐びと【浮世人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、元祿期(一六八八‐一七〇四)の享楽的な風潮を背景とした当世風な人。[初出の実例]「おゆりの美しさをちらとも見たるうき世人…
ご‐にん【五人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の数五つ。[初出の実例]「ひだりみぎの五にんづつは〈略〉かみしもにゐあかれたり」(出典:天喜四年皇后宮寛子春秋歌合(1056)序)
こん‐じん【&JISEF73;人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国、周時代の官名 ) 王宮の門を守る人。刑人を任じた。閽者。〔布令字弁(1868‐72)〕〔周礼‐天官・閽人〕
ざいごう‐びと(ザイガウ‥)【在郷人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ざいごうもの(在郷者)[初出の実例]「いまだ年比は十六七なるが、角さへ入ぬ前髪、在郷人(ザイガウびと)にはつやある若衆」(出典:浮…
さく‐にん【作人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 田畑を耕作する人。農夫。百姓。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 平安時代以後、荘園領主から土地の宛行(あてがい)をうけてこれを請作(うけさ…
むだ‐びと【無駄人・徒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なすこともなく、いたずらに月日を送る人。職業につかないで遊びくらす人。[初出の実例]「ただ閑人(ムダビト)の生産(なりはひ)もなくてあ…
もろこし‐びと【唐土人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「もろこしひと」とも ) 中国の人。からびと。[初出の実例]「もろこし人『我が国に生ひ出づるものにも、劣らぬものかな』とて、奪ひ取…
シンド人 しんどじん Sind
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- パキスタンのシンド州に住む人々の総称。シンド州の人口は約2168万(1985推定)。または、インド・アーリア語族のシンド語(シンディー)を話す人々…
沙汰人 さたにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沙汰とは、裁判その他の諸事務にあたり、その命令、執行に携わることをいう。中世では役所の雑掌(ざっしょう)、寺院集会(しゅうえ)の代表者をはじめ…
サビニ人 さびにじん Sabini
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代イタリアで、中部イタリアに住んだイタリア人の一派。オスキ語を使用したと思われる。サムニウム人とサベリ人はサビニ人の一派である。ローマの…
ラトビア人 ラトビアじん Latvians; Letts
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- レット人とも呼ばれる。ラトビアの基幹住民。バルト海沿岸に居住し,人口約 140万 (1990) 。ラトビア語を用いる。形質的には東バルト人種に属する。…
牙人 がじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →牙行
アラブ人 あらぶじん Arabs
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「アラブ」ということばは、ヘブライ語の「遊牧民」をさすことばから出てきたという説もあるが、一方、メソポタミアの人たちが、ユーフラテス川の西…
アングル人 あんぐるじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アングロ・サクソン
レット人 れっとじん Letts 英語 Letten ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ラトビア共和国の住民の多数を構成する民族。自らはラトビェシLatviešI(レット語)と称する。ラトビア人Latviansともいう。[編集部][参照項目] | …
ボスコプ人 ぼすこぷじん Boskop man
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アフリカ出土の新人。1913年に現、南アフリカのトランスバール南西部にあるボスコプ近傍の農場において、溝掘りの際、地下140センチメートルから頭…
ワジャク人 わじゃくじん Wadjak man
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシア出土の新人に属する化石人類。ジャワ島東部トゥルンガグン近くの、ワジャクの石灰岩断崖(だんがい)より1889、90年に男女それぞれ1個の頭…
被告人 ひこくにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 犯罪の嫌疑を受け、検察官により公訴を提起され、または提起されたとして取り扱われている者をいい、刑事訴訟上の用語。被告人は、無罪の推定を受け…
デーン人 でーんじん Danes
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 8世紀ごろからイングランド東部、北フランス海岸に来襲したノルマン人の一派。5世紀ごろからユトランド半島に住し9世紀ごろからデンマーク王国を形成…
マルシ人 マルシじん Marsi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア中部,フキノ湖岸にいたオスク人の一派。マルキニ人,ウェスチニ人,パエリグニ人らと同系統で,同盟を結んでいた。ローマには忠誠を保…
負人 ふにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 荘園制における農民の呼称。荘民が,その居住する甲という荘園から乙という荘園もしくは公領に出作した場合,その荘民は甲の領主に対して雑役 (ぞう…
ブリトン人 ブリトンじん Britons
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの先住民族。ケルト系。前5~3世紀に大陸よりブリテン島に渡来。ローマ人によりプリタニ (入墨を施した者) と呼ばれたが,当時対岸の北ガリ…
ブール人 ブールじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
プロイセン人 プロイセンじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
パエリグニ人 パエリグニじん Paeligni
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア中央部のアペニン山脈の東側にいた部族。北オスク語と呼ばれる独特の方言を保持していた。おもな都市はコルフィニウム,スルモ。近隣の…
テペスパン人 テペスパンじん Tepexpan man
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1947年に H.デ・テラによってメキシコ峡谷のテペスパン村付近で発見された化石人骨。初期のアメリカインディアンのものとして重要な資料とされている…
ファリスキ人 ファリスキじん Falisci
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリアのエトルリア南部にいた民族。ファレーリ・ウェテレス (現チビタカステラーナ) がその首都。前 241年ローマ人のためにこの町は破壊され…
チベット人 チベットじん Tibetan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国チベット自治区を中心に居住する民族で,中国語ではツァン (蔵) 族という。形質的にはモンゴロイドに属するとされるが,その特徴は中国人と必ず…
朝鮮人 ちょうせんじん Korean
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 主として朝鮮半島に居住するモンゴロイドの一民族。アルタイ語系言語を話し,ツングース語にことに近い。人口は朝鮮半島だけで約 6500万 (1992推計) …
ベルベル人 ベルベルじん Berber
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北アフリカのモロッコ,アルジェリア,チュニジア,リビア,エジプトにかけて分布するコーカソイド系住民で,ベルベル語を話す人々の総称。古代ロー…
輔佐人 ほさにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
yabáń-jín, やばんじん, 野蛮人
- 現代日葡辞典
- Um bárbaro [selvagem].
jińníkú, じんにく, 人肉
- 現代日葡辞典
- 【E.】 A carne humana 「obje(c)to de comércio」.