気象警報 (きしょうけいほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 暴風や豪雨,豪雪などの気象現象によって重大な災害が発生するおそれのあるとき,気象庁または気象台から発表される情報の一つで,単に警報ともいう…
気象衛星【きしょうえいせい】
- 百科事典マイペディア
- 気象観測用の人工衛星。雲の分布(雲画像の観測,中継),地球放射,アルベド,海上のブイや船舶などで観測された気象データの中継,宇宙空間からの…
気象情報【きしょうじょうほう】
- 百科事典マイペディア
- 台風や発達した低気圧,大雪,大雨,低温などの重要な気象現象の状態を述べ,注意し警戒すべき点を広く伝えるために気象官署から発表されるもの。む…
気象潮【きしょうちょう】
- 百科事典マイペディア
- 月および太陽による潮汐(ちょうせき)現象(天文潮)とは別に,気象条件によって海水面が昇降すること。気象条件としては,風による吹寄せ,低気圧中…
気象力学【きしょうりきがく】
- 百科事典マイペディア
- 気象静力学,気象動力学(大気の流体力学),気象熱力学をもとにして,大気の状態や現象を系統的かつ定量的に記述し,説明する学問。地球の自転,水…
すまとら【スマトラ(気象)】
- 改訂新版 世界大百科事典
はるさめ【春雨(気象)】
- 改訂新版 世界大百科事典
浮島(気象) うきしま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海岸で島や岬を眺めたとき、それらと水面との境界が切れ込んで見えたり、場合によっては島や岬が浮き上がって見える現象。暖かい海面上に冷たい空気…
きしょう‐けいほう(キシャウ‥)【気象警報】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな災害が起こると予想される気象現象が生じたとき、一般の人や関係機関の注意をうながし警告するために、測候所または気象台が発表す…
きしょう‐むせん(キシャウ‥)【気象無線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象観測に用いる無線通信。無線機を積んだ気球を飛ばし、上空の気象を観測して自動的に送信してくるラジオゾンデ、山岳などに設けられた…
きしょう‐レーダー(キシャウ‥)【気象レーダー】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( レーダーは[英語] radar ) 極超短波が大気中の雨滴や雲粒などによって散乱されるのを利用した気象観測用のレーダー。雲、雨、雪、台風…
虹(気象) にじ rainbow
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雨上がりのときなどに、太陽と反対方向に現れる色のついた光の輪。太陽の光が雨滴の中で屈折し反射してできる。月の光でもできるが、太陽のときに比…
気象警報
- 知恵蔵
- 気象注意報は、気象現象によって災害の恐れがある場合に注意喚起のため発表する予報で、気象庁では、大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃…
気象衛星
- 知恵蔵
- 気象観測用の人工衛星。1960年に打ち上げられた米国のタイロス1号が最初。静止気象衛星にはひまわりと米国の2つのGOES(ゴーズ)、ロシアのGOMS、欧州…
きしょう‐こうがく〔キシヤウクワウガク〕【気象光学】
- デジタル大辞泉
- 光学現象を研究する気象学の一分科。暈かさ・虹・薄明など、大気中の光の散乱・屈折などを対象とする。
異常気象 いじょうきしょう unusual weather
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- およそ30年以上に1回という割合でまれに現れる気象状況。気圧、気温、降水量などの気象要素がその指標となる。 異常気象ということばは、第二次世界…
きしょう‐こうがく(キシャウクヮウガク)【気象光学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象学の一分科。大気中の光学的現象を研究する学問。大気中の屈折による現象、浮遊物による現象、薄明現象、光の散乱現象や、人間の主観…
異常気象【いじょうきしょう】
- 百科事典マイペディア
- 一般的には,その地点,その季節に,平常的に現れる気象とは異なった現象や状態を異常気象というが,実際には広くさまざまの意味に用いられている。…
農業気象【のうぎょうきしょう】
- 百科事典マイペディア
- 農業と気象が関連する問題の総称。これを研究する学問的側面(農業気象学)と応用気象の一分野としての事業的側面がある。前者では土壌と気象,生物…
kishṓ-gákusha, きしょうがくしゃ, 気象学者
- 現代日葡辞典
- O meteorologista.
ソレノイド(気象) それのいど solenoid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単位間隔の隣接する二つの等圧面と二つの等温面(または等密度面/等比容面)によって囲まれた空気管をいう。順圧大気では等圧面と等温面が一致(平…
微気象 びきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地表付近、およそ100メートルぐらいまでの高さの気層内の大気現象。水平的には数メートルから数キロメートルの範囲の大きさをもち、現象変化の時間的…
気象学 (きしょうがく) meteorology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 気象学史 中国の気象学史 日本の気象学史 戦後の気象学大気の状態,およびそのなかに起こる現象を気象と呼び,これに関する学問を気象…
気象観測 (きしょうかんそく) meteorological observation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大気の状態を示す気象要素の観察や測定を行うこと。すなわち,雲の種類や空の状態などの観察を行ったり,風,気圧,気温,湿度,雨量などの測定を行…
異常気象 (いじょうきしょう) unusual weather
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 実態 異常気象と気候変化 原因気温,降水量などの気象要素が過去30年以上にわたって観測されなかったほど著しく高い(多い)かあるい…
応用気象 おうようきしょう applied meteorology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 応用を目的とした気象学の一分科。気象と生活との関係,気象情報の利用法,気象改造の方法などを主として取り扱う。境界領域を扱う学問で,含まれる…
気象観測 きしょうかんそく meteorological observation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大気の状態を知るために,気圧,気温,湿度,降水量,風向,風速などを測定し,雲,霧,雨など大気中で発生,消滅する各種の現象を観測すること。気…
異常気象 いじょうきしょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 世界気象機関 WMOの取り決めでは,日々年々変動する気象要素の 30年間の平均値(平年値)を求め,この値を平年の気候と定義し,この値から著しく変化…
山岳気象 さんがくきしょう mountain meteorology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海抜高度(→標高)を主因子とし,これと地形とが組み合わされてつくられる局地気象。山岳が気象に及ぼす影響は,その気圧配置,気流の状態を平地とは…
こうそう‐きしょう(カウソウキシャウ)【高層気象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地表付近の大気より高層にある大気中の現象をいう。ふつう一〇キロメートルから一〇〇キロメートルぐらいまでの高さが取り扱われ、それ以…
いじょう‐きしょう〔イジヤウキシヤウ〕【異常気象】
- デジタル大辞泉
- 過去30年ほどの気候と比べて著しく違う気象現象。豪雨・長雨・干魃かんばつのように人間生活に不利になるものをさすことが多い。
きしょうつなみ【気象津波】
- 改訂新版 世界大百科事典
きしょう‐つうほう(キシャウ‥)【気象通報】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象庁が放送局、新聞社など特定の機関や団体、または一般に対して、気象に関する各種の情報や予報を知らせること。また、その知らせ。[…
きしょう‐とくほう(キシャウ‥)【気象特報】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象に急激な変化が予想されるときや、暴風雨などが接近したときなど、気象台や測候所から特別にその状況を知らせるために発表される情報…
きしょう‐ようそ(キシャウエウソ)【気象要素】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象状態を表わす重要な事項で、ふつう気温、気圧、風(風速と風向)、湿度、雲(雲量と雲形)、降水の六項目をいう。
ぎょぎょう‐きしょう(ギョゲフキシャウ)【漁業気象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漁船の操業のために観測、通報する海洋気象。
海上気象 かいじょうきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →海洋気象
気象観測 きしょうかんそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気温や気圧や風など大気の物理的な状態、また水蒸気や二酸化炭素のような大気の構成物質、地球表面への降水、または日射、さらに雲の状態、雷雨や虹(…
気象光学 きしょうこうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象学の一部門。大気中の光や色の現象について研究する学問。青空、夕焼けなどの光の散乱現象、暈(かさ)のような雲の氷晶による屈折反射現象、光冠…
気象災害 きしょうさいがい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象現象の変動によっておこる災害をいう。気温の著しい低下によって、冬には凍害や寒害が、春秋には霜害がおこる。冬に気温が高いときには、暖冬害…
気象潮 きしょうちょう meteorological tide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象(気圧、風など)や水温変化などに伴う潮位の変動をいう。潮汐(ちょうせき)は月と太陽の起潮力によって生じる天文潮astronomical tideが大部分で…
気象通報 きしょうつうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象に関する情報すなわち実況、概況および予報、警報などを総称して気象通報という。気象通報には、(1)国内的に広く一般に知らせるもの、(2)国内的…
気象力学 きしょうりきがく dynamic meteorology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 力学の立場から大気の現象を考察する気象学をいう。理論気象学の一部門である。流体力学や熱力学の方程式を用い、将来の気象状態の予測を初期値問題…
火災気象 かさいきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 火災の発生や延焼などにとくに関係する気象をいう。火災にもっとも大きく関係する気象要素は湿度と風とである。湿度は木材の乾燥の度合いと関係があ…
気象病
- 知恵蔵mini
- 気温や湿度、気圧などの変化によって引き起こされる体調不良の総称。めまい、肩こり、イライラといった不定愁訴を発症する場合と、片頭痛や関節痛な…
気象研究所 きしょうけんきゅうじょ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象庁の付属研究機関。元来,気象庁は研究所的色彩が強い機関であったが,さらに研究を強化するため 1942年に研究部を設けた。この研究部は第2次世…
気象通報 きしょうつうほう meteorological information
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象に関する種々の情報を通知すること。通知手段や内容によって,気象無線通報(気象放送),テレビ,ラジオによる気象通報などのほか,鉄道,漁業…
農業気象 のうぎょうきしょう agricultural meteorology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 農作物の生育,収量,病虫害,農耕地の環境などの農業に関連した気象で,応用気象学(応用気象)の一部門。農作物は気温,降水,日射など気象に大き…
サイクロン(気象)【サイクロン】
- 百科事典マイペディア
- インド洋に発生する強い熱帯低気圧。性質は台風と同じ。なお,一般の低気圧の総称としてサイクロンを用いることがある。→関連項目熱帯低気圧
気象潮
- 海の事典
- 潮汐は月・太陽の起潮力によって起こされる規則的な海面水位変化であるが、気温・水温の変化、気圧の変化等によっても水位が変化する。この気象的な…