ぎんシアンか‐カリウム(ギンシアンクヮ‥)【銀シアン化カリウム】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( シアンは[オランダ語] cyan カリウムは[ドイツ語] Kalium ) 銀の塩化物の水溶液にシアン化カリウム水溶液を加えると析出する無色の結晶…
ぎん‐すだれ【銀簾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ガラスの細い棒を麻糸ですだれのように編んだもの。夏に、刺身、あらいなどを皿に盛るとき、その下に敷く。
ぎん‐ずみ【銀墨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀粉を膠(にかわ)で墨の形に固めたもの。絵画などの彩色に用いる。
ぎん‐せつ【銀雪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀色に輝く雪。
ぎん‐せん【銀線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀の線。銀色のすじ。[初出の実例]「誰が為めに富士川の銀線は其麓を縫ふや」(出典：基督信徒の慰（1893）〈内村鑑三〉一)[その他の文献]…
ぎん‐とく【銀徳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ＝きんとく（金徳）[初出の実例]「何によらず銀徳(ギントク)にて叶(かな)はざる事、天が下に五つ有」(出典：浮世草子・日本永代蔵（1688…
ぎん‐びかり【銀光】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀色にひかること。また、その光。[初出の実例]「金富の伯父さんは真白で銀髪といふから銀光りがするんでせうな」(出典：社会百面相（190…
ぎん‐まきえ(‥まきヱ)【銀蒔絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀粉を用いて作った蒔絵。
ぎん‐むね【銀棟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 挿櫛(さしぐし)のむね（弧の部分）に銀または銀色の装飾を施すこと。また、そのもの。[初出の実例]「本田あけの切まへかみ銀むねをちょっ…
ぎん‐めし【銀飯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 銀色に光る飯の意から ) 白米の飯。[初出の実例]「やがて金さへ出せば銀めし〈略〉が、いくらでも喰へるといふ時が来た」(出典：チコ一…
ぎん‐らん【銀襴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 錦地に銀糸で模様を織り出した織物。〔茶道筌蹄（1816）〕
ぎんれい‐か(‥クヮ)【銀鈴花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「みやまたごぼう（深山田牛蒡）」の異名。
酸化銀 さんかぎん silver oxide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 酸化銀 (I) Ag2O 。黒褐色粉末。比重 7.2。 160℃から分解を始める。太陽光にさらすと，銀と酸素に分解する。湿った状態では二酸化炭素を吸収…
いわみ‐ぎん(いはみ‥)【石見銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府直轄領の石見国（島根県）の銀山で精錬した灰吹き銀。
銀聖
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道中央南部に位置する日高沖で漁獲されるサケのうち、大きさが3.5kg以上あるなど一定の基準を満たしたものにつけられる名前。
ぎん‐じゅ【銀樹】
- デジタル大辞泉
- 銀イオンの水溶液から析出した金属樹（樹枝状結晶）。
銀仏 (ぎんぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 銀製の鋳造仏。インドでも仏像造顕の初期にすでに製作されたと思われるが，遺品は知られず，《大唐西域記》によれば645年に唐僧玄奘がインドから請来…
銀竹○(ぎんちくわ)
- デジタル大辞泉プラス
- 山口県防府市に本店を置く、白銀本舗杉本利兵衛本店が製造・販売するちくわ。姉妹商品の金竹○よりやややわらかい歯ごたえが特徴。
みょうがぎん【冥加銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
やまふきぎん【山吹銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
銀シアン化カリウム ぎんシアンかカリウム potassium silver cyanide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 K[Ag(CN)2] 。無色の結晶で，感光性がある。酸と反応し不溶性のシアン化銀を沈殿する。猛毒。殺菌剤となるほか，銀メッキ用に広く使われる。
銀シャリ
- 知恵蔵mini
- 日本のお笑いコンビ。吉本興業所属。メンバーは鰻和弘(うなぎかずひろ)と橋本直(はしもとなお)。2人とも吉本興行が主宰するNSC(ニュー・スター・クリ…
包銀 ほうぎん Bao-yin; Pao-yin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国，元の税目の一つ。元は揚子江以南の漢人には両税法を施行し，江北にはモンゴル帝国征服後，税糧 (田賦) と科差 (かさ) の2種の税を施行した。こ…
ぎんごう【銀号】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎんてがた【銀手形】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎんばかり【銀ばかり】
- 改訂新版 世界大百科事典
銀緯 (ぎんい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →銀河座標
銀鍍金 (ぎんめっき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →電気鍍金
こう‐ぎん【工銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 工事の手間賃。肉体労働などに従事する労働者の賃金。工銭。工賃。[初出の実例]「十五万人に給与する工銀となしたり」(出典：西国立志編…
けいちょう‐ぎん(ケイチャウ‥)【慶長銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸初期、慶長六年（一六〇一）から発行の銀貨、慶長丁銀、慶長豆板銀の総称。[初出の実例]「慶長以来於二銀座一吹立候慶長銀」(出典：…
ぎん‐かなぐ【銀金具】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀製の金具。銀金物。[初出の実例]「ときどきうでをまくりてうでまもりのぎんかな具をひけらかし」(出典：安愚楽鍋（1871‐72）〈仮名垣魯…
ぎん‐ぐろ【銀黒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蒔絵(まきえ)材料の一つ。銀粉に炭の粉をまぜたもの。
ぎん‐けい【銀鶏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 キジ科の鳥。キンケイとほぼ同じ大きさだが、尾はさらに長く、尾長約九〇センチメートル。キンケイに似るが、雄の冠羽は赤く、くびと尾は…
ぎん‐した【銀下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀泥(ぎんでい)を塗る際、その銀色をよく見せるために、下地として塗る色。藍(あい)色に胡粉を混ぜたもの、あるいは胡粉や白緑(びゃくろ…
ぎん‐しゅ【銀主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 江戸時代、上方では銀貨が主体であったところから )① ＝きんしゅ（金主）①[初出の実例]「先の銀主(ギンシュ)は大廻しする分限者」(出典…
ぎん‐しょうふ(‥シャウフ)【銀生麩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 白色の生麩。最上の品とされる。
ぎん‐そうば(‥サウば)【銀相場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒きんそうば（金相場）
ぎん‐だ【銀蛇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀色のヘビ。[初出の実例]「ああわだつみの波の花 銀蛇の飛ぶに似たるかな」(出典：天地有情（1899）〈土井晩翠〉万有と詩人)[その他の…
ぎん‐だし【銀出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 頭髪用の油の一つ。ビナンカズラのつるの皮を短く切って水に浸し、ねばりをつけたもの。びんつけ油に似ているが、それより固く芳香が高い…
ぎん‐ちく【銀竹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大雨を形容していう語。転じて、夕立。[初出の実例]「銀竹結ばぬ谷川の水」(出典：類従本撰集抄（1250頃）七)[その他の文献]〔李白‐宿鰕…
ぎん‐ちょう(‥チャウ)【銀丁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ＝ぎんじょう（銀錠）②
ぎん‐つば【銀鍔・銀鐔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀で作った刀の鍔。または、銀で飾りたてた鍔。[初出の実例]「打よする鞁の波に文字見えて〈葎宿〉 金色銀鍔かけおとりなり〈宗因〉」(…
ぎん‐ばえ(‥ばへ)【銀蠅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「きんばえ（金蠅）」の異名。《 季語・夏 》[初出の実例]「通行人が銀蠅のやうにタカッて来た」(出典：ダダイスト新吉の詩（1923）〈高…
ぎんはく‐しょく【銀白色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀色を帯びた白色。[初出の実例]「衣魚(しみ)〈略〉銀白色の鱗を有し」(出典：日本昆虫学（1898）〈松村松年〉昆虫の分類)
ぎん‐ばと【銀鳩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ジュズカケバトの白変種。
ぎん‐ます【銀鱒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 魚「ぎんざけ（銀鮭）」の異名。
ぎん‐やす【銀安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引市場で、銀塊相場が下がること。〔取引所用語字彙（1917）〕
つゆ‐がね【露銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 豆粒状の形を風雅に呼んだ語 ) 江戸時代、上方で、豆板銀をいう語。つゆぎん。つゆ。小粒。[初出の実例]「せめて白毫に成程、露がねに…
とう‐ぎん(タウ‥)【当銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ＝とうきん（当金）[初出の実例]「此中は通ひのたゆる月の舟 菊の匂ひや当銀の酒」(出典：俳諧・西鶴大矢数（1681）第二九)
ぼう‐ぎん【棒銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 将棋の戦法の一つ。飛車と協力して飛車の縦のききに銀将が活動してゆくもの。[初出の実例]「棒銀をやらさねえってわけだな」(出典：青べ…