管玉 (くだたま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 円筒形の玉。縄文時代にも石または鳥骨で作った管状の玉が少量あるが,同形同大の管玉を多数つらねて使用するのは弥生時代からである。弥生時代の管…
管方 (かんかた)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 雅楽,特に舞楽の場合の楽器奏者の総称。舞楽の伴奏には,一般に笙・篳篥(ひちりき)・笛(竜笛あるいは高麗(こま)笛)の三管と,羯鼓(かつこ)…
管子 かんし Guan-zi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,春秋時代の斉の宰相管仲 (かんちゅう) の著と伝えられる書。 76編。先秦から秦,漢時代にかけての政治,経済,文化などが儒家,道家,法家,陰…
管フランジ くだフランジ pipe flange
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランジ管継手ともいう。接続する管の端部に,フランジと呼ばれるつば状の部品を溶接,ろうづけ,ねじこみなどによって取付け,両フランジの穴にボ…
計数管 けいすうかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
検知管 けんちかん detector tube
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ガラス製細管中に検知剤を満たし,試料空気を送入したときの検知剤の変色の程度または長さから,試料空気中の特定なガスまたは蒸気の濃度を検知する…
管狐(くだぎつね)
- デジタル大辞泉プラス
- 日本の妖怪。竹筒の中に納まるほどの小さなキツネ。霊能者などによって使用される。キツネの憑き物の一種ともされる。中部、関東、東北地方に伝わる…
管柱
- リフォーム用語集
- 木造建築で、桁などの横架材で中断されて上下につながる柱の事。胴差しなどの横架材で中断された柱で、1階にあるものも、2階にあるものもそれぞれ上…
点灯管【てんとうかん】
- 百科事典マイペディア
- グロースイッチ,グロースターターとも。熱陰極予熱形蛍光灯の自動点灯に使用されるグロー放電灯。アルゴンガスを封入したガラス球内に,バイメタル…
胆嚢管
- 栄養・生化学辞典
- 胆嚢から導かれている管で,肝臓から導かれる総肝管と結合して総胆管となり十二指腸へ開口する.
砂岩管
- 岩石学辞典
- ⇒円筒状構造
マジョニア管
- 栄養・生化学辞典
- レーゼ-ゴットリーブ法による脂肪の定量に用いる液体試料からエーテル抽出するための道具.
mT管【エムティーかん】
- 百科事典マイペディア
- →ミニアチュア管
ウォルフ管【ウォルフかん】
- 百科事典マイペディア
- 中腎輸管ともいう。脊椎動物において発生初期に前腎輸管の一部または全部が発達してできた中腎からの排出管。雄ではこれがさらに分化して輸精管や貯…
せい‐さいかん〔‐サイクワン〕【精細管】
- デジタル大辞泉
- 精巣内にあり、精子の生成・輸送に関与する細管。細精管。
クルックス‐かん〔‐クワン〕【クルックス管】
- デジタル大辞泉
- 真空度が水銀柱0.1ミリ以下の放電管。真空放電の実験に使用。クルックスが発明。
きゅうすい‐かん〔キフスイクワン〕【給水管】
- デジタル大辞泉
- 上水を供給するための水道管。
かん‐しゅく〔クワン‐〕【管叔】
- デジタル大辞泉
- [?~前1110ころ]中国、周の王族。文王の三男。武王の弟、周公の兄。名は鮮。管に封ぜられたのでこの姓がある。武王の死後、蔡さいに封ぜられた叔度…
かん‐そく〔クワン‐〕【管足】
- デジタル大辞泉
- ウニ・ヒトデなどの棘皮きょくひ動物の体表から突出している細管。移動や摂食のほか、感覚・呼吸器官としての働きもする。
プリュッカー‐かん〔‐クワン〕【プリュッカー管】
- デジタル大辞泉
- ⇒ガイスラー管
ふるい‐かん〔ふるひクワン〕【×篩管】
- デジタル大辞泉
- ⇒しかん(篩管)
ヒューム‐かん〔‐クワン〕【ヒューム管】
- デジタル大辞泉
- コンクリートを型枠に入れて回転し、遠心力を利用して締め固めた鉄筋コンクリート管。オーストラリアのヒューム(W.R.Hume)が発明。導水管・下水管…
し‐かん〔‐クワン〕【×篩管/師管】
- デジタル大辞泉
- 植物の維管束の篩部を構成する主要素。葉で作られる同化物質を下へ流す通路で、細長い細胞が縦につながった管状の組織をなす。細胞の境の膜(篩板)…
かん‐くう〔クワン‐〕【管×腔】
- デジタル大辞泉
- 「かんこう(管腔)」の慣用読み。医学でいう。
しょうせい‐かん〔セウセイクワン〕【焼成管】
- デジタル大辞泉
- ⇒炉心管
水圧管 すいあつかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水力発電に使用される設備で、上部の水槽、または貯水池から発電所の水車に水を導く鉄管。水圧鉄管ともいう。水車を停止したときには落差に相当する…
ニキシ管 にきしかん nixie tube
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- グロー放電を利用した表示放電管の商品名。1956年にアメリカのバローズ社によって商品化された。ニキシの名は、開発時に数字表示実験No.1と書くべき…
くだ‐がゆ【管×粥】
- デジタル大辞泉
- ⇒筒粥つつがゆ
ばっ‐かん〔バククワン〕【爆管】
- デジタル大辞泉
- 薬莢やっきょう内の火薬に点火する装置。衝撃によるものと電気によるものとがある。
ほう‐かん〔‐クワン〕【×鳳管】
- デジタル大辞泉
- 笙しょうの異称。
すいこみ‐かん〔すひこみクワン〕【吸(い)込み管】
- デジタル大辞泉
- 内燃機関やポンプなどの吸い込み口側に取り付けられ、シリンダー内に流体を吸い込むための管。吸入管。
そう‐かん〔‐クワン〕【総管】
- デジタル大辞泉
- 1 全体を総轄・管理すること。また、その職や人。2 奈良時代、畿内の治安維持や行政監察のために置かれた臨時の官。
金属管【きんぞくかん】
- 百科事典マイペディア
- 金属製の管。インゴットを圧延,溶接などによって管状に加工したもので,用途によって金属の種類,製法が選ばれる。→鋼管
クルックス管【クルックスかん】
- 百科事典マイペディア
- →ガイスラー管
計数管【けいすうかん】
- 百科事典マイペディア
- (1)荷電放射線粒子が起こす気体放電を利用して粒子数を1個ずつ数える特殊な放電管。ガイガー=ミュラー計数管,比例計数管など。広義には気体放電…
水煙管【みずぎせる】
- 百科事典マイペディア
- 喫煙具の一つ。煙を一度水中を通らせて冷やし,ニコチンを水に吸収させて味を柔らかくする。17世紀初めペルシアで発明され,アジア各地に広まり中国…
複合管【ふくごうかん】
- 百科事典マイペディア
- 一つの真空容器内に互いに独立した電子流をもつ電極系が2個以上ある真空管。たとえば二極管と三極管を同じ管内に納め陰極を共通させた二極三極管,…
律管【りっかん】
- 百科事典マイペディア
- 音律の基準音を得るために古代中国や日本で用いられた竹または銅製の管で,それを吹奏して基準音を求めた。一管で一つの基準音のみを求めるものや,1…
受信管 じゅしんかん receiving tube
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 受信機に用いられる真空管。高増幅率で内部雑音が少いものがよい。種類としては三極管,五極管,多極管,複合管など,高周波増幅,低周波増幅,検波…
真空管 しんくうかん vacuum tube
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 10-5N/m2 (約 7.5×10-8 Torr) 以下の真空の容器中に電極を設け,その間の電子流により電気信号の整流,増幅,発振,スイッチ操作など,いろいろな動…
三極管 さんきょくかん triode
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 陽極,陰極のほかに電子流を制御する格子を備えた真空管。普通は格子を負電位 (バイアス電圧) として使用する。この負バイアス電圧に重畳させて交流…
GM管 ジーエムかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
師管 しかん sieve tube
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 篩管とも書く。植物体の師部 (靭皮部) にあり,その主要な構成要素となっている管状の細胞,またはその細胞から成る組織。師管細胞は縦に連なり,そ…
蓄積管 ちくせきかん storage tube
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電気や光などの入力信号を管内の絶縁物上に電荷の形で蓄積記録しておき,のちにこれを電気あるいは光の信号として取出すようにした電子管の総称。蓄…
コンクリート管 こんくりーとかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コンクリートでつくられた水路用の管類。多くの種類があり、無筋コンクリート管と補強コンクリート管に大別できる。無筋コンクリート管にはリブrib(…
真空管 しんくうかん vacuum tube
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高真空の熱電子管で「真空容器内に封入された複数個の電極構成からなり、そのうち少なくとも1個は電子を放出する電極と、その電子を受け取る電極を含…
ベンチュリ管 ベンチュリカン Venturi tube
- 化学辞典 第2版
- 図のようなしぼりを有する管で,左方より流体を流すと,圧力は断面がしぼられるに従って減少し,最小断面でもっとも低く,断面が広がるに従ってほぼ…
たん‐かん(‥クヮン)【胆管】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 肝臓から十二指腸へ胆汁を運ぶ管。輸胆管。〔解体新書(1774)〕
しんけい‐かん(‥クヮン)【神経管】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 脊椎動物および原索動物の発生初期に、脊索の背側に、神経板が閉じてできる管状体。のちに中枢神経系となる。
せいりゅう‐かん(セイリウクヮン)【整流管】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 交流電流を直流電流に変える働きを持つ電子管。二極真空管、タンガー整流管、熱陰極水銀整流管など。〔電気工学ポケットブック(1928)〕