お【尾】 を 振((ふ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- (犬が尾を振るように)有力者などに愛敬をふりまく。喜んで付き従う。しっぽを振る。[初出の実例]「弱そふな奴なら、おどし、強奴には尾をふり」(出…
いろ【色】 を 失((うしな))う
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ものの色がなくなる。色が見えなくなる。② 驚き恐れて顔色が青くなる。意外な事態にどうしてよいかわからなくなる。顔色無し。[初出の実例]「山上…
いろ【色】 を 稼((かせ))ぐ
- 精選版 日本国語大辞典
- ① =いろ(色)を売る② 色事に精を出す。せっせと浮気する。女色をあさる。[初出の実例]「コリャやい、身を野暮(やぼ)助だと思ったら当が違はふぞよ…
いろ【色】 を 違((ちが))える
- 精選版 日本国語大辞典
- =いろ(色)を変える①[初出の実例]「もし雷がならふかと色をちがへ」(出典:浮世草子・人倫糸屑(1688)臆病者)
うそ【嘘】 を 吐((つ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「つく」は、口外する意 ) うそをいう。[初出の実例]「口にまかせてうそをついて」(出典:玉塵抄(1563)一六)「むせうに虚言(ウソ)をつく者有」(…
けじめ を=食((く))う[=食((く))らう]
- 精選版 日本国語大辞典
- 人から差別待遇を受ける。人に疎外されて、卑しめられる。ばかにされる。仲間はずれにされる。[初出の実例]「なアに彼奴らにけじめを食(ク)ふやうな…
げた【下駄】 を 預((あず))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ある問題について、その処理の方法や責任などを誰かに一任する。[初出の実例]「とても叶ふまじと御覧じ、奉公せよ召使はんなどとげたを預け給ひし…
けん【暄】 を 負((お))う
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「列子‐楊朱」の「昔者宋国有二田夫一、常衣二縕一、僅以過レ冬、曁二春東作一、自曝二於日一、不レ知三天下之有二広厦隩室、綿絋狐貉一、顧謂二其…
くぎ【釘】 を 刺((さ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 釘を打ちつける意から ) 相手が約束を破ったり、逃げ口上を言ったりできないように、かたく約束しておく。また、相手の行動を予測してきつく注意す…
くち【口】 を 濁((にご))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 言葉をあいまいにしてごまかす。話をぼやかして、わからないようにする。[初出の実例]「口をにごして兄の失職の真因を衝かなかった」(出典:田山花袋…
くらい【位】 を 返((かえ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 官職を辞する。致仕(ちし)する。[初出の実例]「くらゐをかへし奉り給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
くらい【位】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 品位のあるさまをする。威儀を示す。もったいぶる。くらいどる。[初出の実例]「自然とくらゐをとられ」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)一)
くるま【車】 を 飛((と))ばす
- 精選版 日本国語大辞典
- 車を急がせる。車に乗って急いでゆく。[初出の実例]「夜中に車(クルマ)を飛(ト)ばして」(出典:大つごもり(1894)〈樋口一葉〉下)
さがり【下】 を 請((う))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 仕入れた商品の相場が値下がりして損をする。⇔上がりを請ける。[初出の実例]「絵草紙も下(サガ)りを請て送状 心中の末は年寄女房」(出典:俳諧・西鶴…
さく【柵】 を 振((ふ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 柵を結ぶ。垣根を作る。[初出の実例]「やかたのきたにありし大にはに、あたらしく、てんのたて、四方にさくをふりまわし、なりの御所となづけ、きび…
さや【鞘】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 売買の仲介をして、その価格の差の一部を利益として取る。[初出の実例]「中間(なか)へ入ってサヤをとる奴なんぞゐたんだ」(出典:春泥(1928)〈久保…
さん【産】 を 成((な))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 資産をつくる。資産家になる。[初出の実例]「詩人にして産(サン)を成(ナ)したものは古今を傾けて幾人もない」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一…
さん【算】 を 置((お))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 算木を置いて占う。[初出の実例]「我国に筭(さん)置(おく)者多かりと云へども、汝許此道に心得たる者无し」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)② …
ごま【護摩】 を 焚((た))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏語。護摩の修法を行なう。[初出の実例]「護摩たくといふもわろし。修する、護摩するなど云ふなり」(出典:徒然草(1331頃)一六〇)
こころざし【志】 を 得((え))る
- 精選版 日本国語大辞典
- めざしていた地位、職業などを得る。活躍の機会を得る。[初出の実例]「我は志をゑざる故に、あなたこなたへ流浪する身なれば」(出典:三体詩素隠抄(…
こし【腰】 を 折((お))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 腰を曲げる。腰をかがめる。[初出の実例]「わか宮の御かた御こしをりて御はゐあり」(出典:御湯殿上日記‐文明一五年(1483)正月一〇日)② 人に屈す…
こし【腰】 を 伸((の))ばす
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 曲がった腰をまっすぐにする。[初出の実例]「つゑをつっぱって、からだをそりてこしをのばす」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)② らくな姿勢…
こうしん【庚申】 を 守((まも))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 庚申の夜に眠ると、三尸(さんし)の虫が体内からぬけ出して天帝に罪を告げ口するという俗信から ) 庚申の夜を眠らないで明かすこと。→庚申待。[初出…
がん【願】 を 懸((か))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 神仏に物事がかなうように祈願する。がんをおこす。がんを立てる。がんに懸ける。[初出の実例]「色々の願(グハン)を諸神にかけますれ共、其甲斐もな…
しゅっけつ【出欠】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 出席か欠席かを調べる。出勤か欠勤かを調べる。[初出の実例]「山びこ学校」(出典:)
しょう【性】 を 付((つ))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 性根をしっかりすえる。気分を充実させる。意識、感覚をはっきりさせる。[初出の実例]「もう夜見世になる、性(シャウ)を附けろヨウ」(出典:歌舞伎・…
しの【篠】 を 突((つ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 篠を突き立てるように、大粒の雨が激しい勢いで降るさまをたとえていう語。[初出の実例]「降る雨更に篠(シノ)を衝(ツク)が如し」(出典:太平記(1…
おじけ【怖気】 を 震((ふる))う
- 精選版 日本国語大辞典
- こわくて、からだがふるえる。恐怖感をおこす。[初出の実例]「怖じけをふるって誰ひとり彼のそばへよる者はなかったのに」(出典:銀の匙(1913‐15)…
い【意】 を 決((けっ))する
- 精選版 日本国語大辞典
- 思い切って決心する。心を決める。[初出の実例]「彼少女との関係は〈略〉慣習といふ一種の惰性より生じたる交なり。意を決して断てと」(出典:舞姫(…
いき【息】 を 詰((つ))める
- 精選版 日本国語大辞典
- 息をしないようにしてじっとしている。息を殺す。[初出の実例]「おろおろ涙のひとりごと隠るる間の隔てねば、聞えて治兵衛もいきをつめ、涙のみ込斗…
ろう【労】 を 厭((いと))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 努力することをいやがる。力の出し惜しみをする。労を惜しむ。[初出の実例]「人みな労をいとひて安を願へり」(出典:集義和書(1676頃)一三)
わら【藁】 を 焚((た))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① おだてあげる。そそのかす。扇動する。[初出の実例]「当分物になる客の心に入たまへと、誠らしう藁(ワラ)を焼(タキ)て」(出典:浮世草子・傾城色三…
ふところ【懐】 を 痛((いた))める
- 精選版 日本国語大辞典
- 自分の金銭をつかう。身銭を切る。[初出の実例]「こっちの懐をいためない程度で、そういうことをする」(出典:沢氏の二人娘(1935)〈岸田国士〉二)
へ【屁】 を 放((ひ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 放屁(ほうひ)する。屁をこく。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「此は、何事云ふ貧窮にか有らむ。屁をやはひり不懸ぬ」(出典:今昔物語集(112…
ほ【歩】 を 移((うつ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- あるく。あゆみすすむ。あゆみを進める。[初出の実例]「炬を買ひ洞を昭して、遂に纔かに歩を移す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)
ゆみ【弓】 を 外((はず))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 弓の弦をはずす。戦闘・武装を解除することを意味する。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「若干の軍は、皆、弓をはづし、大刀弃てて面を土に付…
やく【役】 を 振((ふ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 役を割り当てる。配役をする。[初出の実例]「マア、みんなを呼ばっし、役をふって見よう」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)四)
高師世
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:観応2/正平6.2.26(1351.3.24) 生年:生年不詳 南北朝時代の武将。高師泰の子。師直は叔父。越後将監と称する。室町幕府執事。父師泰と共に各地…
九十五ヵ条提題 (きゅうじゅうごかじょうていだい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1517年10月末,ウィッテンベルク大学の神学教授ルターが,教皇による贖宥の効力について,自己の見解を表明した個条文で,宗教改革の口火となったも…
斗嘴 dòu//zuǐ
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)1 口論する.口げんかをする.夫妻间免不了~/夫婦が口げんかをするのは避けられない.2 …
池田亀太郎(2) (いけだ-かめたろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1874-?明治7年生まれ。41年東京大久保での風呂帰りの人妻暴行殺人事件の犯人として逮捕され,無実を主張したが無期徒刑となる。のち仮出所。女湯のぞ…
ルイコフ るいこふ Алексей Иванович Рыков/Aleksey Ivanovich Rïkov (1881―1938)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ソ連の政治家。1900年、カザン大学法学部に入り、革命運動に参加、ボリシェビキに属した。おもに国内で活動し、逮捕、流刑、逃亡を繰り返した。08~1…
たかわらい 高笑い
- 小学館 和伊中辞典 2版
- sonora [rumorosa] risata(女) ◇高笑いをする 高笑いをする たかわらいをする ri̱dere(自)[av]sonoramente
超擢 chāozhuó
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>異例の昇進をする;破格の抜擢(ばってき)をする.
こうべ【頭】 を 傾((かたぶ・かたむ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 頭を前にさげる。考えこんだり、思案したりするさまにいう。〔白居易‐早行林下詩〕② 頭を前に垂れる。神仏を拝むさまにいう。転じて、深く信仰する…
paper over
- 英和 用語・用例辞典
- (〜に、〜の上に)壁紙[紙]を貼る (〜を)紙で包む 隠す 包み隠す 覆い隠す 取り繕(つくろ)う ごまかす 偽装工作をする 糊塗(こと)する (=plaster over…
跑单帮 pǎo dānbāng
- 中日辞典 第3版
- (店を持たずに)一人で各地を往来する行商をする(人).担ぎ屋(をする).
えだ【枝】 を 撓((た))めて花((はな))を散((ち))らす
- 精選版 日本国語大辞典
- あまり重要でない欠点を直そうとして、かえって重要な部分を傷つけたり全体を損なったりすることのたとえ。角を矯(た)めて牛を殺す。[初出の実例]「…
こころ【心】 を 入((い))れ替((か))える
- 精選版 日本国語大辞典
- それまでの考え方や精神をあらためる。魂を入れかえる。改心する。[初出の実例]「明日からは心を入れ換えて勉強専門の事」(出典:倫敦消息(1901)〈…
a・pos・tan・te, [a.pos.tán.te], a・pos・ta・dor, do・ra, [a.pos.ta.đór, -.đó.ra]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 賭(か)けをする.━[男] [女] 賭けをする人.