釘を刺す(読み)クギヲサス

デジタル大辞泉 「釘を刺す」の意味・読み・例文・類語

くぎ・す

約束違反や言い逃れができないように念を押す。釘を打つ。「他言するなと―・される」
[類語]いさめる意見諫言諭す諫死注意説教𠮟責諌止苦言忠言忠告勧告警告心添えいまし戒めるたしなめるとがめる言い聞かせる言い含める因果を含めるくさびを刺す念を押す駄目を押す

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精選版 日本国語大辞典 「釘を刺す」の意味・読み・例文・類語

くぎ【釘】 を 刺(さ)

  1. ( 釘を打ちつける意から ) 相手が約束を破ったり、逃げ口上を言ったりできないように、かたく約束しておく。また、相手の行動を予測してきつく注意する。釘を打つ。
    1. [初出の実例]「小六はおれに釘(クギ)をさいたな。姫にも釘(クギ)をささう。〈略〉そなたが今迄男に逢はぬといふ事はあるまい」(出典:歌舞伎・関東小六今様姿(1698)一)

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