【耗減】こう(かう)げん
- 普及版 字通
- 減損する。〔三国志、魏、杜畿伝〕是の時天下の郡縣皆殘破す。河東最も先に定まり、減少なし。畿、之れを治め、~民と爲(こと)無し。字通「耗」の項…
【黄犢】こう(くわう)とく
- 普及版 字通
- 黄色の小牛。唐・杜甫〔百憂集行〕詩 (おも)ふ年十五、心ほ(がい)なり なること犢の如く、走りて復(ま)た來(きた)る字通「黄」の項目を見る。
【挫辱】ざじよく
- 普及版 字通
- くじき辱める。〔後漢書、杜林伝〕夫(そ)れ人挫辱せらるれば、則ち義の風損し、法防多なれば、則ち(こうめん)の行ひ興る。字通「挫」の項目を見る。
【放歌】ほう(はう)か
- 普及版 字通
- 大声で歌う。唐・杜牧〔潤州、二首、一〕詩 句亭東、千里の秋 放歌曾(かつ)て作(な)す、昔年の 寺裏、馬無く 水橋邊、酒樓多し字通「放」の項目…
【廉白】れんぱく
- 普及版 字通
- 心清く潔白。〔後漢書、桓帝紀〕僞託の原(もと)を杜し、白にしてを守るをして、其の操を信(の)ぶるを得しめよ。字通「廉」の項目を見る。
【籍在】せきざい
- 普及版 字通
- 頼りにする。唐・杜甫〔書記の安西に赴くを送る〕詩 夫子(たちま)ちにして貴 雲泥(上下)相ひ懸す 白頭、在無し 朱、哀り字通「籍」の項目を見…
【捍塞】かんそく
- 普及版 字通
- ふさいで防止する。〔魏書、常景伝〕杜洛、燕州に反す。~景に詔して、山中嶮路の處、悉(ことごと)く捍塞せしむ。字通「捍」の項目を見る。
【客愁】きやくしゆう(しう)
- 普及版 字通
- 旅愁。唐・戴叔倫〔暮春感懐、二首、一〕詩 杜宇聲聲、客愁を喚(よ)ぶ 故園何れの處ぞ、此(ここ)に樓に登る字通「客」の項目を見る。
【雲影】うんえい
- 普及版 字通
- 雲の影。唐・盧綸〔春日、杜山下の別業に題す〕詩 雲影斷じ來(きた)つて、峰影出で 林ち盡して、生ず字通「雲」の項目を見る。
【酔中】すいちゆう
- 普及版 字通
- 酔っている間。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 晉、長齋す、佛(しうぶつ)(像の仏)の 中、にして禪を愛す字通「酔」の項目を見る。
【絶壑】ぜつがく
- 普及版 字通
- 深く険しい谷。唐・杜甫〔早秋苦熱~〕詩 南のかたの壑に架するをむ 安(いづく)んぞ赤脚もて、冰を踏むことを得ん字通「絶」の項目を見る。
【掉尾】とう(たう)び・ちよう(てう)び
- 普及版 字通
- 尾をふるう。唐・杜甫〔太子張舎人、織成の褥緞を遺らる〕詩 緘を開けば、風濤(わ)き 中に掉尾の鯨り字通「掉」の項目を見る。
【雄姿】ゆうし
- 普及版 字通
- 雄々しい姿。唐・杜甫〔高都護の馬行〕詩 雄未だ受けず、伏櫪(ふくれき)(かいば桶)の恩 猛氣ほ思ふ、戰場の利字通「雄」の項目を見る。
【猛気】もう(まう)き
- 普及版 字通
- たけだけしい気性。唐・杜甫〔高都護の馬行〕詩 雄、未だ受けず、伏櫪(ふくれき)(かいば桶)の恩 猛氣、ほ思ふ、戰場の利字通「猛」の項目を見る。
天涯てんがい比隣ひりんの若ごとし
- デジタル大辞泉
- 《王勃「杜少府之任蜀州」から》遠い所にいても心は常に通っていて、隣に住んでいるのと同じように親しく思われる。
【蛙黽】あぼう(ばう)
- 普及版 字通
- あまがえる。喧噪(けんそう)にたとえる。唐・杜甫〔八哀詩、張九齢〕碣石、に崢(さうくわう) 天地、日に蛙黽字通「蛙」の項目を見る。
【征衣】せいい
- 普及版 字通
- たびごろも。唐・杜甫〔賛上人に別る〕詩 野風、征衣(旅衣)を吹く 別れんと欲すれば、(くんこく)(日ぐれ)に向ふ字通「征」の項目を見る。
【短詠】たんえい
- 普及版 字通
- 短詩。唐・杜甫〔狂歌行、四兄に贈る〕詩 樓頭に酒をし、樓下に臥す 長歌短詠、(ま)た相ひ酬(むく)ゆ字通「短」の項目を見る。
八代・火の国発祥の地 石工の里のみち
- 事典・日本の観光資源
- (熊本県八代市・八代郡氷川町)「美しい日本の歩きたくなるみち500選」指定の観光名所。
天の国・木の国・川の国「名水の天川村」
- 事典・日本の観光資源
- (奈良県吉野郡天川村)「水と緑の文化を育む“水の郷百選”」指定の観光名所。
【鋤犂】じより
- 普及版 字通
- すき。唐・杜甫〔兵車行〕詩 縱(たと)ひ、の鋤犂を把(と)るるも 禾(くわ)は畝(ろうほ)に生じて、東西無し字通「鋤」の項目を見る。
【翁】さおう(をう)
- 普及版 字通
- みのをつけた老人。唐・杜牧〔斉安郡晩秋〕詩 れむべし、赤壁雄を爭ふの渡(わたし) 唯だの坐して魚をるり字通「」の項目を見る。
【聞道】ぶんどう(だう)
- 普及版 字通
- 聞くならく。唐・杜甫〔秋興八首、四〕詩 聞(きくな)らく、長安・奕棋(えきき)に似たりと 百年の世事、悲しみに(た)へず字通「聞」の項目を見る。
く‐そ【苦楚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「楚」は痛の意 ) 苦しみ痛むこと。辛苦。苦痛。[初出の実例]「何等の痛傷して、何等の苦楚」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)[その他…
【斡排】あつはい
- 普及版 字通
- おしのける。唐・杜甫〔樹、風雨の抜く所と為るの〕詩 江飜(ひるがへ)り石走りて雲氣をす 雷雨を斡排してほ力爭す字通「斡」の項目を見る。
【掛錫】か(くわ)しやく
- 普及版 字通
- 僧が巡行の錫杖をかけて、一時止まること。掛杖。宋・寇準〔中秋、江上の吟僧に寄す〕詩 掛錫して楚に在り 杜門、無し字通「掛」の項目を見る。
【江風】こう(かう)ふう
- 普及版 字通
- 川風。唐・杜甫〔花に贈る〕詩 錦(錦官城。蜀の成都)の絲管、日に(ふんぷん) (なか)ばは江風に入り、ばは雲に入る字通「江」の項目を見る。
【書斎】しよさい
- 普及版 字通
- 読書の室。唐・杜甫〔冬日、李白を懐ふ有り〕詩 寂たり、書齋の裏(うち) 獨り爾(なんぢ)を思ふ~(とうかつ)、風霜入り 丹、日遲し字通「書」の項…
しゅう‐ざん(シウ‥)【秋山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秋季の山。あきやま。[初出の実例]「九月九日侍二宴神泉苑一各賦二一物一得二秋山一 菅原朝臣清公」(出典:凌雲集(814))[その他の文献]…
たけ・い【猛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 文語の形容詞「たけし(猛)」の口語形で、室町時代頃用いられたもの ) =たけし(猛)[初出の実例]「乳虎は猛(タケイ)者…
しょう‐どう(セウ‥)【樵童】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きこりをする子ども。きこりの少年。[初出の実例]「巖谿無二俗事一、山路有二樵童一」(出典:懐風藻(751)幽棲〈民黒人〉)[その他の文献…
【頻頻】ひんぴん
- 普及版 字通
- しきりに。唐・杜甫〔王十五判官の~黔中に還るを送る〕詩 黔陽(けんやう)の信、應(まさ)に稀少なるべし 怪しむ(なか)れ、として酒盃をむるを字通…
足尾鉱毒事件 あしおこうどくじけん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 明治中期の社会問題古河財閥の経営する足尾銅山から流れ出る毒物が渡良瀬 (わたらせ) 川流域の田畑を荒廃させた。栃木県出身の代議士田中正造が第2…
水吸い
- 盆栽用語集
- 真柏・杜松・一位などジンやシャリを持つ樹種の本来の幹の部分。ジン・シャリは樹の枯死した部分だが、これに対して水を吸い上げている部分を指す。…
【詩巻】しかん(くわん)
- 普及版 字通
- 詩集。唐・杜甫〔孔巣父の~帰りて江東に遊ぶを送り、兼ねて李白に呈す〕詩 詩卷長く留む、天地の 竿拂はんと欲す、珊瑚の樹字通「詩」の項目を見…
深山霧島 みやまきりしま
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉九州杜鹃jiǔzhōu dùjuān.
増富ラジウム温泉の岩盤自然湧出含放射能泉と泉源湯坪
- 事典 日本の地域遺産
- (山梨県北杜市須玉町)「日本温泉地域資産」指定の地域遺産〔日本温泉地域自然資産No.67〕。〈選定ポイント〉湯治文化、冷泉源泉浴、岩盤自然湧出泉源…
【差舛】させん
- 普及版 字通
- あやまり。〔晋書、杜預伝〕預、時差舛して度(きど)に應ぜざるを以て、二元乾度を奏上し、世に行はる。字通「差」の項目を見る。
【飄然】ひよう(へう)ぜん
- 普及版 字通
- ひらりとあてどなく。思いがけず。唐・杜甫〔春日、李白を憶(おも)ふ〕詩 白や、詩、無し 飄然として、思ひ不群字通「飄」の項目を見る。
【繚牆】りようしよう(れうしやう)
- 普及版 字通
- そとがき。唐・杜牧〔華清宮三十韻〕詩 嶺(宮名)珠殿 巒、下牆を繚らす字通「繚」の項目を見る。
きしらとぅーるらんどりのそくじょのきょういくのしょ【《騎士ラ・トゥール・ランドリの息女の教育の書》】
- 改訂新版 世界大百科事典
家のない人々のための国際居住年
- デジタル大辞泉プラス
- 1987年。国連が定めた国際年のひとつ。開発途上国などにおける劣悪な居住環境の改善を促すことを目的とする。英語表記は《International Year of She…
開発と平和のためのスポーツの国際デー
- デジタル大辞泉プラス
- 4月6日。国際デーのひとつ。1896年のこの日、第1回近代オリンピック大会が開催されたことにちなむ。英語表記は《International Day of Sport for Dev…
国連交通安全のための行動の10年
- デジタル大辞泉プラス
- 2011~2020年。国連が定めた国際年のひとつ。英語表記は《UN Decade of Action for Road Safety》。
あしはら【葦原】 の 千五百秋((ちいほあき))の瑞穂((みずほ))の国((くに))
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国の意 ) 日本国の美称。[初出の実例]「葦原千五百秋之瑞穂国(あしはらノチイホアキノミヅホノく…
小笠原国立公園 おがさわらこくりつこうえん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東京都小笠原諸島中の聟島(むこじま)、父島、母島各列島などの自然を公園域とする国立公園。1972年(昭和47)指定、25番目の国立公園となった。1975…
【晩角】ばんかく
- 普及版 字通
- 夕暮の角笛。唐・杜牧〔辺上晩秋〕詩 風りて、、角に臨み 一聲、聲は客心に入りて愁ふ字通「晩」の項目を見る。
【脂水】しすい
- 普及版 字通
- 化粧を洗い落とした水。唐・杜牧〔阿房宮の賦〕渭に膩(じ)(油)を漲(みなぎ)らすは、脂水をつるなり。字通「脂」の項目を見る。
さい‐ろん【細論】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きめ細かに議論すること。細かに論評すること。また、そのもの。詳論。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔杜甫‐敝廬遣興奉寄厳公詩〕
落月らくげつ屋梁おくりょうの想おもい
- デジタル大辞泉
- 《杜甫「夢李白」から》李白の夢を見て目を覚ますと、家の端に落ちかかる月に李白の面影を見たという詩の一節で、友を思う心をいう。