娌 lǐ [漢字表級]2 [総画数]10
- 中日辞典 第3版
- “妯娌zhóuli”(兄弟の妻の総称.相嫁)という語に用いる.
妯娌 zhóuli
- 中日辞典 第3版
- [名]兄と弟の妻の合称.相嫁(あいよめ).她们~之间关系很好/彼女ら嫁どうしの仲は非常によい.
にわか‐ぶしん(にはか‥)【俄普請】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 急に家の普請を始めること。また、急につくり上げた普請。[初出の実例]「聟のかたには俄普請(ニハカブシン)、娌(よめ)のかたには衣類のこ…
きれ‐さいく【切細工】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 布の切れ端で細工した物。[初出の実例]「此菖蒲は切細工(キレサイク)、すすきははね元結」(出典:洒落本・面美知之娌(1789‐1802頃)一)
あい‐よめ(あひ‥)【相嫁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 互いに同じ兄弟の嫁である人。兄弟の妻同士。〔十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「相娌(アヒヨメ)やいもうとたちとつれだち」(出典:…
お‐りょがい(‥リョグヮイ)【御慮外】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「慮外」を丁寧にいう語 ) 思いがけないこと。失礼。ぶしつけ。[初出の実例]「お吉さんおりょけへながらと盃をだす」(…
せけん【世間】 の 口((くち))
- 精選版 日本国語大辞典
- =せけんぐち(世間口)①[初出の実例]「娌(あいよめ)の恨、世間の口、夫の慙毀つつむ故」(出典:浄瑠璃・日本振袖始(1718)三)
よめ‐こ【嫁子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接尾語。「よめご」とも ) =よめ(嫁)[初出の実例]「いかなる人の娌子(ヨメゴ)にもはづかしからず」(出典:浮世草子・好色一…
すい【酸】 も 甘((あま))いも噛((か))み分((わ))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 経験をつんで世間の微妙な事情や人情の機微に通じ、分別がある。[初出の実例]「すゐもあまひもかみわけた亭主の詞に」(出典:洒落本・面美知之娌(17…
や‐ぶしん【家普請】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家を建築すること。家を普請すること。いえぶしん。[初出の実例]「娌取時分のむす子ある人はまだしき屋普請(ヤフシン)部屋づくりして」(…
しゃば‐ふさぎ【×娑婆塞ぎ】
- デジタル大辞泉
- 生きているというだけで、なんの役にも立たないこと。また、その人。しゃばふさげ。「娌子よめごにあかるる身となり、一日も―」〈浮・織留・一〉
ぞう‐ながもち(ザフ‥)【雑長持】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろ雑多な品を入れておく長持。[初出の実例]「此木履はわれ十八の時此家に娌(よめ)入せし時雑長持(ザウナガモチ)に入て来て」(出典…
しり【尻】 を 溜((た))める
- 精選版 日本国語大辞典
- =しり(尻)を落ち着ける[初出の実例]「なを又十日も尻をためず追出と京の広きゆへ此男をしらず、娌入して来る女はつきせざりき」(出典:浮世草子・…
そろばん‐しぼり【算盤絞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 そろばんだまを並べたような模様の絞り染め。多く手拭の柄(がら)に用いた。また、その手拭。[初出の実例]「そろばんしぼりの手拭をくびに…
こぐらか・る
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 糸などが入りまじって、もつれからまる。乱れからまる。また、物事が入り組んで複雑になる。紛糾する。こんがらかる。[初…
かっ‐ぽじ・る【掻穿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「かっ」は接頭語 ) つっついて穴をあける。また、つっついて詰まっているものをとり出す。「耳の穴をかっぽじって聞け…
かいおけ‐わたし(かひをけ‥)【貝桶渡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 嫁入りの作法の一つ。嫁入り道貝の貝桶を、嫁側から嫁入り先に受け渡しする作法。また、その人。[初出の実例]「いづれ娌取(よめどり)て〈…
よめいり‐どき【嫁入時】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 嫁入りの時。嫁入りの式の時。また、嫁入りをするのにふさわしい年齢。婚期。[初出の実例]「三十にあまる年も娌(ヨメ)入時のすがたの今に…
あいきょう‐の‐まもり(アイキャウ‥)【愛敬守】
- 精選版 日本国語大辞典
- 愛敬の守り〘 名詞 〙 近世、小笠原流による貴人の婚礼の時、新婦が襟(えり)にかけて夫婦和合の印としたお守り。愛染明王の守護札を雌雄二つに作った…
じゅうぶいち‐ぎん(ジフブイチ‥)【十分一銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、婚姻の仲人や就職の斡旋、また借金などを世話した場合に、手数料として、扱った金額の十分の一を取ること。また、その金。じゅ…
おや‐ぶね【親船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 小船を従えた大船。大船は小型の伝馬船を積んでいるところから、親子になぞらえて生じた俗称。転じて大型廻船をいう。[初出の実例]「あ…
お‐へや【▽御部屋】
- デジタル大辞泉
- 1 「部屋」の尊敬語・美化語。2 宮中で、局つぼねの下に属し雑役をした女。3 貴人の妾めかけ。おへやさま。「たとへ―にもせよ、傾城けいせい遊女…
て【手】 が 届((とど))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 手を伸ばすと、目的物に手が達する。[初出の実例]「手のとどく枝の椿や中二階〈宗房〉」(出典:俳諧・毛吹草追加(1647)上)② 十分にゆきわたる。…
いく‐ひさし・い【幾久】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]いくひさし 〘 形容詞シク活用 〙 いつまでも久しい。行く末長い。近代では、結婚や目見えなどの時の挨拶の中で、…
た‐よ・る【頼・便】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 助けやよすがになるものとしてとりすがる、または心を寄せる。何かを期待して接近する。現在では「…をたよる」の形で他…
お‐へや【御部屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① ある人を敬ってその部屋をいう語。また、部屋を丁寧にいう語。[初出の実例]「御新造の御入なさるる、お部(へ)やの普…
わた‐ぼうし【綿帽子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 真綿を平たくのばして作った防寒のかぶりもの。明治以降、綿花で作ったものもある。形態により丸綿・手ぼそ・古今綿・うなぎ綿などがあ…
しょう‐めん(シャウ‥)【正面】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正しく前に向いていること。また、その方向。真向き。〔温故知新書(1484)〕[初出の実例]「女の方はちっとも見返らないで〈略〉正面ば…
ちゃら‐ちゃら
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 金属やかたい物がふれ合って出す音を表わす語。雪駄(せった)で歩く音、鈴の鳴る音、貨幣の立…
く‐よう(‥エウ)【九曜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日・月・火・水・木・金・土の七曜星に、羅睺(らご)星と計都(けいと)星を加えたもの。本来は、インドの天文学で九惑星として数えあげた…
つま【妻・夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] ( 「つま(端)」と同じく、本体・中心からみて他端のもの、相対する位置のものの意で、人間関係では配偶者をいう )① 夫婦、恋人が…
しち‐よう(‥エウ)【七曜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古代中国の天文学で、歳星(木)・熒惑星(火)・鎮星(土)・太白星(金)・辰星(水)の五星に、日・月を加えていう語。[初出の実例]…
たて‐もの【立物・立者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「はにわ(埴輪)」の異称。〔書紀(720)垂仁三二年七月(北野本訓)〕② 軍陣の標識として兜(かぶと)の頂上や前後・左右につける装飾。…
ほか【外・他】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 空間的・平面的に、ある範囲や区画・限界などのそとがわの部分。そとがわの場所。そと。[初出の実例]「葦垣の保加(ホカ)にも君が…
し‐ぜん【自然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ]① ( 形動 ) 山、川、海、草木、動物、雨、風など、人の作為によらずに存在するものや現象。また、すこしも人為の加わらないこと。ま…