「書陵部」の検索結果

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しょりょう‐ぶ【書陵部】

デジタル大辞泉
宮内庁の一部局。もとの図書寮ずしょりょうと諸陵寮とが合併したもので、皇統譜・図書の保管や陵墓の管理などをつかさどる。

しょりょうぶ【書陵部】

改訂新版 世界大百科事典

しょりょう‐ぶ【書陵部】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 宮内庁の一部局。皇室の戸籍や皇室典範、詔書および図書などの保管と陵墓の管理などを行なう部局。もと宮内省に属した図書寮(ずしょりょ…

宮内庁書陵部 くないちょうしょりょうぶ

山川 日本史小辞典 改訂新版
内閣府の外局である宮内庁の部局の一つ。1884年(明治17)8月27日の太政官達によって宮内省の一部局として設置された図書寮(ずしょりょう)が前身。図書…

くないちょうしょりょうぶ【宮内庁書陵部】

改訂新版 世界大百科事典

宮内庁書陵部 くないちょうしょりょうぶ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1884年奈良時代以来の図書寮 (ずしょりょう) を復活して宮内省の一部門となったが,第2次世界大戦後諸陵寮と合併して書陵部となった。皇室の蔵書を引…

中原基広

朝日日本歴史人物事典
生年:生没年不詳 平安末期の 明法家。明法博士,左衛門尉,検非違使。出自未詳だが,宮内庁書陵部蔵『諸家系図』では坂上兼成の子。布施弥平治『明法道…

武蔵野地名考むさしのちめいこう

日本歴史地名大系
一冊 むさし野地名考 田沢義章著 法輪画 享保二一年刊 国立国会図書館・国立公文書館内閣文庫・宮内庁書陵部・東京都公文書館ほか 内閣文庫・宮内庁…

おず・く(をづく)【躍】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 カ行四段活用 〙 はねおどる。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

くつ‐お(‥を)【沓緒】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 はきもののひも。くつの飾りひも。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

きゃら‐きゃら

精選版 日本国語大辞典
〘 副詞 〙 かん高く明るい笑い声を表わす語。からから。〔書陵部本宇治拾遺(1221頃)〕

うが・う(うがふ)【嗽】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 うがいをする。口をすすぐ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

皇統譜 こうとうふ

山川 日本史小辞典 改訂新版
歴代の天皇・皇后および皇族の身分・系譜を登録したもの。天皇・皇后に関する事項を記載した大統譜と皇族を登録した皇族譜に区別され,誕生から死没…

おもう‐に(おもふ‥)【思に・惟に】

精選版 日本国語大辞典
〘 副詞 〙 考えてみるに。推察すると。[初出の実例]「九想 朱云於毛布爾」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

うち‐なし【磬】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =うちならし(打鳴)②[初出の実例]「磬 順云和名宇知奈之」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

すめら‐ぎ【天皇】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =すめろき(天皇)[初出の実例]「天皇 スメラギ〔宣〕」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

梅林坂

デジタル大辞泉プラス
東京都千代田区千代田、皇居東御苑内にある坂の名。平川濠と天神濠の間を通り、宮内庁書陵部前に至る。

のとうば‐く(のたうば‥)【宣く】

精選版 日本国語大辞典
( 動詞「のとうぶ(宣)」のク語法 ) =のたまわく(宣━)〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

はらえ‐ごと(はらへ‥)【祓詞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =はらえことば(祓詞)[初出の実例]「祝詞 ノトゴト ハラヘゴト」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

うつくしび【慈】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 動詞「うつくしぶ(慈)」の連用形の名詞化 ) 慈愛。恩沢。いつくしみ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

ひら‐じま【平島】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 平らな小さい島。また、海中から突き出て平たい山をなしている島。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

あし‐わた【葦綿・絮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 葦の穂がのびて、綿のように見えるもの。[初出の実例]「絮 順云阿之和太」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

の‐と・る【則】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「のっとる(則)」の促音「つ」の無表記 ) =のっとる(則)〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

ごしょ‐どころ【御書所】

デジタル大辞泉
平安時代、宮中の書物を管理した役所。別当・預あずかり・開闔かいこう・覆勘ふっかんなどの職員を置いた。今の宮内庁書陵部にあたる。

いつとも‐の‐ふみ【五▽部▽書】

デジタル大辞泉
1 5種の書物を合わせてひと組としたもの。2 五経ごきょうのこと。

ぬ【沼】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ぬま。多く、他の語に付いて複合語を作る。「こもりぬ」「おぬ」など。[初出の実例]「猶し汎べる舟の、東に邁ぐるときに、凝れる沼(ヌ)を…

はる【春】 の 戸((と))

精選版 日本国語大辞典
春をとじ込めている戸。[初出の実例]「はるのとは心つかひを尋ぬれば花のたよりにこてふなりけり」(出典:書陵部本仲文集(992頃))

かん‐とも【神部】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「かむとも」と表記。「かんとものお(神伴男)」の略 ) =かんべ(神部)②〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

うつくしん‐・ず【慈】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「うつくしみす」の変化した語 ) 愛する。かわいがる。いつくしむ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

かじ【梶】 の 七葉((ななは))

精選版 日本国語大辞典
=かじ(梶)の葉①《 季語・秋 》[初出の実例]「かきつくるかぢのななはの思ふことなほあまりある秋の夕暮〈藤原実兼〉」(出典:書陵部本夫木(1310…

みやま‐べ【深山辺】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 山深いあたり。みやまほとり。[初出の実例]「みやまへのしかのたちどをたづぬればみせたるものはなつおちのつの」(出典:書陵部本恵慶集…

のき【軒】 の 雫((しずく))

精選版 日本国語大辞典
軒の端から落ちる雫。雨だれ。軒の玉水。[初出の実例]「ふりにふる宿にもあるかな梅の花のきのしつくも見えぬものから」(出典:書陵部本恵慶集(985‐…

さえ(さへ)【】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 動詞「さえる(障)」の連用形の名詞化 ) 山野に設けた鳥獣を捕えるための囲い。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕 〔司馬相如‐上林賦〕

にわ【庭】 も 狭((せ))に

精選版 日本国語大辞典
庭も狭くなるほどに。庭いっぱいに。[初出の実例]「にはもせにちぎれる松のちとせをもきみがよにこそかぞへつくさめ」(出典:書陵部本出羽弁集(1068…

越前下向記えちぜんげこうき

日本歴史地名大系
宗雅道すがらの記 飛鳥井雅縁著 応永三四年三月 宮内庁書陵部 都から越前敦賀に赴いた紀行。日吉社・真野浦・比良宿・小松・今津・海津・塩津などが…

春のみやまちはるのみやまち

日本歴史地名大系
一冊 飛鳥井雅有著 弘安三年 宮内庁書陵部 弘安三年京より鎌倉に至る仮名日記。打出浜・粟津浜・野路・老蘇森・河瀬・犬上・番場宿・醒井・伊吹山な…

うら‐べ【浦辺】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 入江のほとり。海岸。[初出の実例]「つらかりし人のこころをみくまののうらべにひろふかひのなきかな」(出典:書陵部本恵慶集(985‐987頃…

たち‐ば【太刀場】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 太刀をふるって戦う場所。また、太刀を使うのに有利な位置。[初出の実例]「未だ聞かず、太刀場を去らず、終日戦ひくらして」(出典:書陵…

いとま‐あき【暇明】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ひまになること。自由な時間ができること。多く、「いとまあきあらず」の形で、する暇がない、し終えることができないの意に用いる。〔書…

中右記 (ちゅうゆうき)

改訂新版 世界大百科事典
右大臣藤原宗忠の日記。家名の中御門と官名の右大臣より各1字をとって《中右記》と呼ぶが,宗忠自身は《愚林》と称していたらしい。宗忠は博学をもっ…

のり【法】 の 橋((はし))

精選版 日本国語大辞典
仏法を、人を渡す橋にたとえていう語。法橋(ほうきょう)。[初出の実例]「まことにやのりのはしよりおちにける〈隆源〉」(出典:書陵部本散木奇歌集(…

ふり‐しこ・る【降凝】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 盛んに降り続ける。降りしきる。[初出の実例]「すみよしのきしのむれ松たわむまでふりしこりぬるふるさとの雪」(出典:書…

いし‐つぶて【石礫・礫】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 小石を投げること。また、その石。つぶて。[初出の実例]「谷深く隔れば、下り渡て潜(かづく)処を、石(ツフテ)にてぞうち退けにける」(出…

そよみ

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 わずかばかりの支障。ちょっとしたさしさわり。さわり。[初出の実例]「そよみなく見るきみなれど七夕のあふよのこともおもほゆるかな」(…

はな‐もり【花守】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 桜の花の番人。《 季語・春 》[初出の実例]「すぎねとやあなことごとし花もりのわがまがきにも秋はあるらん〈藤原家隆〉」(出典:書陵部…

かとうらく(クヮトウラク)【裹頭楽】

精選版 日本国語大辞典
裹頭楽〈舞楽図譜 宮内庁書陵部蔵〉雅楽の一つ。唐楽(左方)、平調の新楽で舞は四人で舞う。近代、舞は絶えた。原曲は斉の明帝作とも唐の李徳祐作…

ゆきあい【行合】 の=隙((ひま))[=間((ま))]

精選版 日本国語大辞典
行き合うものの隙間。行き合って接したものの空隙。[初出の実例]「住吉の松のゆきあひのひまよりも月さえぬれば霜は置きけり〈俊恵〉」(出典:書陵部…

え‐ぐそく【得具足】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 上手にあつかえる武具。手なれた甲冑(かっちゅう)や兵器。[初出の実例]「思々の得(エ)具足に混(ひた)甲(きたる)究竟の勇夫八百計」(出典…

つち‐なべ【土鍋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 土焼きの鍋。どなべ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕[初出の実例]「竈に土鍋(ツチナベ)掛て外には器物とても見へず」(出典:浮世草子・近…

海道記かいどうき

日本歴史地名大系
一冊 貞応二年頃か 宮内庁書陵部など 作者は未詳。貞応二年四月京を出て鈴鹿山を越えて鎌倉に赴く紀行。この間に勢多橋・三上嶽・横田山・大岳・白川…

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