改訂新版 世界大百科事典 「ディオドロス」の意味・わかりやすい解説
ディオドロス(タルソスの)
Diodōros
生没年:?-390ころ
ディオドロス
Diodōros
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
古代ローマのギリシア系歴史家。シチリアのアグリウム出身。ストア哲学の影響を受け、ギリシア、ラテンの史籍を読み、ヨーロッパ、小アジアの各地を旅行、30年をかけて40巻に及ぶ『歴史文庫』とよばれる「世界史」を著述した。そこでは、エジプト、メソポタミアからカエサルのガリア征服までが叙述され、独創性に乏しいが、読みあさった文献から史実を忠実に採録している。第1~5巻、第11~20巻は現存しているが、ほかは断片だけである。そのなかに、2回にわたるシチリア奴隷蜂起(ほうき)(前1世紀)、ユートピア的な平等な生活を描いたイアムブロスの「太陽の島」の伝承など貴重な記録が含まれている。
[土井正興]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新