八幡[町](読み)はちまん

百科事典マイペディア 「八幡[町]」の意味・わかりやすい解説

八幡[町]【はちまん】

岐阜県中部,長良川上流の飛騨高地を占める郡上(ぐじょう)郡の旧町。〈郡上八幡〉と通称。主集落は1559年以降郡上藩城下町として発達飛騨美濃を結ぶ交通要地であった。長良川鉄道が通じる。製材畜産米作などを行う。城下町の面影を残し,盆踊郡上踊有名。2004年3月郡上郡大和町,白鳥町,高鷲村美並村,明宝村,和良村と合併し,郡上市となる。242.31km2。1万6632人(2003)。

八幡[町]【やわた】

山形県北西部,飽海(あくみ)郡の旧町。庄内平野東部に位置する。観音寺,一条が主集落で,荒瀬川の渓口集落として発達,観音寺は農具市で有名。東部の山地では製材が行われる。日向(にっこう)川は発電,灌漑(かんがい)に利用。2005年11月飽海郡平田町,松山町と酒田市へ編入。204.76km2。7418人(2003)。

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