《役の行者》(読み)えんのぎょうじゃ

世界大百科事典(旧版)内の《役の行者》の言及

【坪内逍遥】より

…1904年には《新曲浦島》を発表,新舞踊劇を提唱するが,翌々年,島村抱月を支援して文芸協会を興し,シェークスピア,イプセンなどを紹介して新劇運動の基礎を築いた。抱月と松井須磨子の恋愛問題で文芸協会が解散するにいたったいきさつは戯曲《役の行者》(1915)に投影されている。晩年はシェークスピアの翻訳に全力を傾注し,28年全40巻の全集を完成,死の直前までその改修につとめた。…

※「《役の行者》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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