出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ショウガ科(APG分類:ショウガ科)の観葉植物。熱帯地方原産。葉姿はショウガを大きくした形に似る。葉の色彩模様の美しいものを観賞用に2~3種栽培するほか、八丈島ではいけ花用の切り葉栽培も行われる。ゲットウ(月桃)はアルピニア属の代表種で、高さ3メートルに及び、茎の先端に肉厚の白色花が垂れ下がってつく。葉は濃緑色、披針(ひしん)形で光沢があり、ハランなどと同様に食べ物を包むのに用い
る。園芸品種のキフゲットウは葉に黄色の斜線模様が何本も入る。フイリゲットウはニューギニア原産で高さ1.5メートルくらい、細長い葉に乳白色の線状模様が入り美しいが、耐寒性が劣り15℃以上を必要とし、日焼けにも弱い。ほかのものは冬は5~8℃で越冬する。繁殖は株分けにより、5~6月ごろ茎を2本以上つけて分け、排水のよい土で鉢に植える。
[坂梨一郎 2019年6月18日]
…ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属Alpinia)に属する花の美しい多年草。ハナミョウガ属は旧世界の熱帯に150種を産し,このうち日本にもハナミョウガなど数種があり,また観賞用に栽植されるものも20種ほどある。…
※「アルピニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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