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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
中央アメリカ、グアテマラ中南部の古都。正称はアンティグア・グアテマラAntigua Guatemara。人口1万6357(1994)。首都グアテマラ市の南西24キロメートル、アグア火山山麓(さんろく)の標高1500メートルに位置する。1979年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。スペイン植民地時代の首都であったが、1773年の大地震で壊滅したため、1776年グアテマラ市に首都を移した。総督府、大寺院など当時の廃墟(はいきょ)が残っている。現在は周辺のコーヒー栽培地域の中心地となっている。
[栗原尚子]
…正式名称=アンティグア・バーブーダAntigua and Barbuda面積=442km2人口(1996)=6万4400人首都=セント・ジョンズSt.John’s(日本との時差=-13時間)主要言語=英語通貨=東カリブ・ドルEast Caribbean Dollarカリブ海小アンティル諸島のリーワード諸島にある,イギリス連邦に属する独立国。アンティグア島,バーブーダ島,レドンダ島(無人)からなり,総面積は種子島にほぼ等しい。…
…
[歴史]
グアテマラはもともとマヤ系の先住民が多く住んでいた場所で,彼らははじめユカタン半島で優れた文明を築いたが,ついで中部高原に進出し,いくつかの小王国を建設していた。1520年代になると,エルナン・コルテスの部下のペドロ・デ・アルバラドらのスペイン人征服者がメキシコより南下し,1541年にはアンティグア市が建設され,グアテマラ総監領が置かれた。鉱物資源に乏しかったため,主として牧畜と農業を中心に植民地社会が営まれた。…
※「アンティグア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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