ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イギリス領東アフリカ」の意味・わかりやすい解説
イギリス領東アフリカ
イギリスりょうひがしアフリカ
British East Africa
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東アフリカ、現在のケニア、ウガンダ、タンザニアにほぼ相当する地域の独立以前の総称。19世紀なかばより、イギリス、ドイツ両国が東アフリカの植民地争奪戦を繰り広げ、19世紀末の協定で、ケニア、ウガンダ、ザンジバルはイギリスの勢力下に、タンガニーカはドイツの支配下に入った。第一次世界大戦後、ドイツ領東アフリカは国際連盟のイギリス委任統治領になった。イギリスはケニア、ウガンダ、タンガニーカの統治を統合するため、1948年東アフリカ高等弁務官府を設置し、鉄道、郵便、通信、関税などを共通に管轄した。しかし、この3国は1960年代前半に相次いで独立した。東アフリカの高原地帯は、コーヒーやワタなどの商品作物の導入とともに、白人植民者の数も多いのが特徴である。
[赤阪 賢]
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