オヒキコウモリ(英語表記)Tadarida insignis; Oriental wrinkled-lipped bat

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「オヒキコウモリ」の解説

オヒキコウモリ
学名:Tadarida insignis

種名 / オヒキコウモリ
科名 / オヒキコウモリ科
日本にいる動物 / ◎
解説 / 学校校舎などで見つかる例が増えています。太い尾と大きな耳が特ちょうです。
体長 / 8.4~9.4cm/尾長4.8~5.6cm
体重 / 記録なし
食物 / 昆虫
分布 / 中国台湾朝鮮半島、日本
絶滅危惧種 / ☆

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オヒキコウモリ」の意味・わかりやすい解説

オヒキコウモリ
Tadarida insignis; Oriental wrinkled-lipped bat

翼手目オヒキコウモリ科。前腕長5~6cm,体長 8cm内外。体はこげ茶色。尾が長く,膜外に突き出る。尾を引きずって歩くことがあるのでその名がある。耳介は丸くて大きい。翼は狭長で,高空高速度で飛翔することができる。日本,朝鮮半島,ウスリー地方,中国に分布するが,日本での採集の記録はきわめて少く,漁船の中,人家に積上げられたたきぎの間などで捕えられている。

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