おむつかぶれ

百科事典マイペディアの解説

おむつかぶれ

おむつ皮膚炎ともいう。おむつに接触する部分が赤くただれた状態。尿の分解生成物アンモニアの刺激による。予防には局所を清潔にし,おむつを頻繁(ひんぱん)に交換,通気性のよいおむつやカバーを選ぶ。治療は入浴させてよく洗い,チンク油,副腎皮質ホルモン入り軟膏などを塗る。難治の場合は,皮膚カンジダ症との鑑別が必要である。→皮膚炎

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

おむつかぶれ【napkin eruptions】

おむつを使用している者,おもに乳児のおむつの部位に生じる接触皮膚炎。尿中の尿素が糞便中の細菌の尿素分解酵素によってアンモニアに変化して,かぶれの原因になるといわれる。ただし,その準備状態としておむつ布の繊維による摩擦やおむつカバーによる過度の圧迫などが誘因となり,また頻繁な下痢など,便の性質によっても影響される。症状としては,おむつが直接触れる部位を中心に発赤,丘疹,ときに糜爛びらん)が生じ,かゆみはあってもあまりはなはだしくない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

おむつかぶれの関連情報