カガン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カガン」の意味・わかりやすい解説

カガン(可汗)
カガン
Qaghan; Khaghan

ハガン」とも読む。遊牧国家君主称号通説では,5世紀初頭にモンゴル高原を統一した柔然の君主がこれを称したのが始りであるという。-gh-が前の音に吸収されて qaan,khaan,qān,khān,qan,khan (カーンハーンカンハン,汗) となった。イスラム世界では「ハーン」と称するのが普通。

カガン
Kagan

1935年までノーバヤブハラ Novaya Bukhara。ウズベキスタン中部,ブハラ州の都市。州都ブハラの南東約 10km,ブハラオアシスにある。綿花洗浄,食品 (製粉油脂) ,建設資材などの工場が立地する。サマルカンドトルクメニスタンチャルジョウを結ぶ鉄道が通り,ブハラへの支線が分岐する。人口約3万 5000。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カガン」の意味・わかりやすい解説

カガン
かがん

ハガン

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